ハラハラする謎解きサスペンスのリスト
ハラハラしたり、ドキドキしたり、謎解きが楽しめたりする小説・コミックなどを紹介します。
アイザック・アシモフ:黒後家蜘蛛の会
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
6人の友人が月に一度集まって開く会合「黒後家蜘蛛の会」で語られる不思議な出来事を給仕ヘンリーが解決するという安楽椅子探偵物のミステリィ。
池井戸潤:果つる底なき
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
左遷されたエリート銀行員が、同期入行の行員の突然死の謎を追う中で、不正融資事件に行き当たるという江戸川乱歩賞受賞の傑作ミステリィ。
伊坂幸太郎:ゴールデンスランバー
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆
首相暗殺犯に仕立て上げられた元宅配便ドライバーの逃走劇を描いたミステリィ。
今村昌弘:屍人荘の殺人
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
第27回鮎川哲也賞受賞の新しいクローズドサークル・ミステリィ。何となくヤングアダルトが対象のような気がする奇想のミステリィ。
コニー・ウィリス:ブラックアウト
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
オックスフォード大学の史学部の学生が第二次世界大戦のイギリスにタイムトラベルするSF。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞。
ドン・ウィンズロウ:フランキー・マシーンの冬
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
生まれ故郷のサンディエゴで、サーフィンと4つの仕事を掛け持ちしながら人生を楽しむ老ギャングを狙うかつての仲間たち。真相を探る彼の回想が見事なサスペンス。
ドン・ウィンズロウ:犬の力
- 再読度 ☆:読後感 ☆☆☆
1974年から30年に及ぶ麻薬戦争を描いた謀略と裏切りに満ちた犯罪サスペンス。冒険小説協会大賞、このミス1位、文春ベスト 2位の作品。
ミネット・ウォルターズ:女彫刻家
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
母と妹を殺害した後でバラバラに切り刻み逮捕された女性。犯行を自白して無期懲役刑となった彼女について執筆しようとするノンフィクション・ライター。果たして彼女は本当に犯人なのか・・・。NWA賞受賞のミステリィ。
歌野晶午:葉桜の季節に君を想うということ
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
悪徳商法を調査する行動的な元私立探偵成瀬将虎。巧みなトリックに見事にダマされるミステリィ。
楳図かずお:ママがこわい
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
母になりすました「へび女」に追われる少女を描いた少女漫画。個人的には世界一怖いマンガです。
楳図かずお:神の左手悪魔の右手
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
不思議な力を宿した少年を主人公にした楳図かずおの集大成とも言えるような不気味で血なまぐさくて想像力に富んだホラーマンガの傑作。
大沢在昌:新宿鮫
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
新宿警察署の一匹狼の刑事鮫島が凶悪犯を追う人気サスペンスのシリーズ第1作目。ただのハードボイルドではないところが素晴らしい。
岡嶋二人:クラインの壷
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
RPGの原作者として全く新しいゲームのモニターをしているはずの青年が、仮想現実の世界に引きずり込まれて行くミステリィ。
海堂尊:チーム・バチスタの栄光
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
大学病院の心臓手術専門チームの連続術中死の謎をユーモラスな掛け合いを交えて描いた医療ミステリー。
北村薫:盤上の敵
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
留守中に自宅に押し入った殺人犯に妻を人質にされた夫が、何とか妻を救おうと考えだした計画。綿密に組み立てられたサスペンス・ミステリィの傑作。
トマス・H・クック:夜の記憶
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
50年前に起きた少女殺害事件の謎ときをするミステリー作家が回想する自身の悲劇。情感が漂いながらも暗く恐ろしい物語。
アガサ・クリスティ:そして誰もいなくなった
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
孤島に閉じ込められた10人の男女が、一人また一人と童謡「10人のインディアン」の歌詞のように殺されていくというクローズド・サークル・テーマの名作ミステリィ。
ディーン・R. クーンツ:ウィスパーズ
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
執拗に襲いかかる男は何者なのか?新進女性脚本家を襲う恐怖を描いたラブ・サスペンス。
ディーン・R. クーンツ:「オッド・トーマス」シリーズ
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
霊感を持つ青年の一人称で書かれた落ち着いた雰囲気のあるサスペンス・シリーズ。
ディーン・R. クーンツ:コールド・ファイア
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
災難に立ち向かう予知能力に目覚めた男性と、彼の抱える問題に共に立ち向かう女性新聞記者を描いたアクション・ホラー。
ジョン・グリシャム:依頼人
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
所持金一ドルで女性弁護士に弁護を依頼したマフィアに追われる少年。素晴らしい出来映えのミステリィ。
ジョン・グリシャム:ペリカン文書
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
判事暗殺事件の調査レポートを提出した法学部の女子学生を執拗に狙う暗殺者。グリシャムらしからぬスピーディーなサスペンス。
デイヴィッド・ゴードン:二流小説家
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
猟奇連続殺人を犯して服役中の男から告白本の共同執筆を依頼された売れない小説家が事件に巻き込まれていくサスペンス・ミステリィ。
三部けい:僕だけがいない街
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
同じ時間を何度も繰り返すという特殊な能力を持つ売れない漫画家の青年が、ある事をきっかけに18年前の小学生だった時代に戻ってしまう。そこは彼のクラスメートが変質者に殺害される直前の日だった。
雫井脩介:犯人に告ぐ
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
捜査が行き詰った連続児童殺害事件の局面打開のために神奈川県警は現役捜査官をTV出演させ史上初の劇場型捜査を開始する。
篠田節子:神鳥-イビス
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
夭折した女性画家が残した「朱鷺飛来図」に隠された謎を解明しようとした女性イラストレーターとバイオレンス小説が経験する怪異現象。想像力に富んだホラー小説。
ダン・シモンズ:殺戮のチェスゲーム
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆
人の心を操る超能力者マインド・ヴァンパイアに対抗する人たちの戦いを描いたブラム・ストーカー賞受賞のホラー・サスペンス。
テス・ジェリッツェン:外科医
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆
猟奇殺人犯と殺人犯に狙われる美貌の医師そして医師と惹かれ合う警察官を描いたRITA賞受賞のサイコ・サスペンス。
ジョン・ダニング:死の蔵書
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
殺人事件の被害者は腕利きの古本掘出し屋、事件を追う刑事の趣味は稀覯本を集めること。アメリカの古書業界事情が散りばめられ、うんちくが語られ、本好きにはたまらないミステリィ。
ジェフリー・ディーヴァー:007 白紙委任状
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆
イアン・フレミングの007シリーズの続編を描いたスパイ・アクション。
ジェフリー・ディーヴァー:ボーン・コレクター
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
四肢が麻痺したニューヨーク市警の元警部補リンカーン・ライムを主人公にした科学的な安楽椅子探偵ミステリィのシリーズ1作目。
ジェフリー・ディーヴァー:コフィン・ダンサー
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
コフィン・ダンサーと呼ばれる正体不明の殺し屋が狙う3人の重要証人。元NY市警の四肢麻痺の警部補リンカーン・ライムを主人公にしたシリーズ第2作目。
ジェフリー・ディーヴァー:エンプティー・チェア
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
リンカーン・ライムが脊髄再生手術のために訪れたノースカロライナ州の田舎町で出会う誘拐事件。未知の土地でNYと同様の活躍をライムは出来るのか、というシリーズ3作目。
ジェフリー・ディーヴァー:石の猿
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆
中国からアメリカへ密航者を運ぶ蛇頭(スネークヘッド)のボス・ゴーストは、沿岸警備隊の追跡を逃れるため密航船を爆破し、自分の正体を隠すため生き残った密航者の殺害を図る。ライムはそれを阻止出来るか?「リンカーン・ライム」シリーズの4作目。
ジェフリー・ディーヴァー:魔術師 (イリュージョニスト)
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
奇妙な手口で行われた連続殺人事件の犯人はマジックの名人だった。リンカーン・ライム・シリーズの第5作目。
リチャード・ドイッチ:13時間前の未来
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆
妻を何者かに殺害された男性が、1時間ずつ時間を遡って事件を未然に防ごうとする姿を描いたSFサスペンス。
花沢健吾:アイアムアヒーロー
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
人々がゾンビ化していく中で、35歳の臆病なオタク漫画家が生き延びようとあがく姿から崩壊した世界を描いた作品。
スティーヴン・ハンター:極大射程
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
伝説の名スナイパーを罠にかけて仕組まれた陰謀。骨太のサスペンス。
ベリンダ・バウアー:ダークサイド
- 再読度 ☆:読後感 ☆☆☆
イギリスの国立公園にある寒村で発生した連続殺人事件。それぞれの思惑で行動する警官と犯人を描いたサイコ・サスペンス。
東野圭吾:祈りの幕が下りる時
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
滋賀から中学時代の親友を訪ねてきた女性が縁もゆかりもない小菅のアパートで腐乱した状態で発見される。第48回吉川英治文学賞を受賞した加賀恭一郎シリーズ10作目となるミステリィ。
東野圭吾:容疑者Xの献身
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
思慕を寄せる隣人親子が犯した殺人事件の後始末に手を貸す中年高校教師石神。彼の完全犯罪に石神の友人だった天才物理学者湯川学が挑む。
フレデリック・フォーサイス:戦争の犬たち
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
鉱山採掘権を独占すべく、アフリカ新興国に送り込まれる元外人部隊の「戦争の犬たち」の矜持を描いたサスペンス。
フレデリック・フォーサイス:ネゴシエイター
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
大統領の息子誘拐事件に複雑に絡み合う陰謀。プロの交渉人の活躍がすごい。
船戸与一:砂のクロニクル
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
中東を舞台にした骨太の冒険サスペンス。
マリオ・プーヅォ:ゴッドファーザー
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
ニューヨク・マフィアの厳しい掟とその中で暮らす男達を描いた名作。
アンソニー・ホロヴィッツ:カササギ殺人事件
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
昔ながらの探偵小説と作者である作家の死の謎を入れ子構造にして描いた傑作ミステリィ。近年読んだミステリィの中では最高傑作。
米澤穂信:折れた竜骨
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
12世紀のイングランドの離島を舞台にしたファンタジィ・ミステリィ。日本人が書いたにしては違和感を感じさせない世界が秀悦です。
スティーグ・ラーソン:ミレニアム
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストとコンピューターの天才リスベット・サランデルを主人公にしたスウェーデンのミステリィ3部作。すごい。
ジェイムズ・リーズナー:聞いてないとは言わせない
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
一気呵成に展開する驚きのクライム・ストーリー。
ピエール・ルメートル:悲しみのイレーヌ
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
売春婦を惨殺する猟奇連続殺人犯を追うパリ警察のヴェルーヴェン警部のチーム。2部構成で作られた見事なサスペンス。
ピエール・ルメートル:その女アレックス
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
若い女性の誘拐事件から始まるサスペンス・ミステリィ。何を説明してもネタバレになりそうな物語。