真摯に人生に向き合う作品のリスト
真摯に人生に向き合うような小説・コミックを紹介します。
ミッチ・アルボム:天国の五人
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
人生に何の意義も見出だせずに83歳で死んだ男性が天国で出会う5人の人物により、一生を振り返って人生の意義を知る物語。
五木寛之:青春の門 筑豊篇
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
筑豊に生まれ育った青年の成長を中心にした大河小説。
宇佐美まこと:骨を弔う
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
30年前に小学校の仲間と山中に埋めた人体の骨格標本は、本物の人骨ではなかったか?家具職人の男が昔の友人たちを訪れて徐々に明かされていく謎・・・。
大今良時:聲の形
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
聴覚障害者の転校生の少女に対するいじめを率先した事から、その罪を一身に背負い自分自身がいじめを受けるようになった少年が、少女と再会した後に成長していく姿を描いた奥の深い内容のコミック。
荻原浩:明日の記憶
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
若年性アルツハイマーに罹った男性とその周囲の人々を描いた感動作。
荻原浩:家族写真
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
不惑を過ぎた男性を主人公にした7篇の短篇集。ほぼ同年輩の管理人は共感します。
ディーリア・オーエンズ:ザリガニの鳴くところ
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
1952年代からのアメリカ南部の湿地帯を舞台にして、ただ一人で孤独に耐えて生きていく少女の成長と苦難を、町の人気者の転落死の捜査を交えながら描いた全米ベストセラー小説。
オースン・スコット・カード:死者の代弁者
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
エンダーのゲームの続編。異文化の出会いと家族愛、人間の生き方について深く考察したエンターティメント。
熊谷達也:邂逅の森
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
マタギ(猟師)として生まれ育った男の誇りに満ちた半生を描いた作品。
熊谷達也:調律師
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
天才と呼ばれた若きピアニストが交通事故でピアニストの道を絶たれた後に仕事として選んだのは調律師だった。7篇の短篇を収録した傑作。
ジョン・グリシャム:評決のとき
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
アメリカ南部の町。黒人の少女を強姦した二人の白人青年を射殺した少女の父親。憤る白人社会と父親を弁護する若き弁護士。社会性の高い法廷ミステリィの傑作。
ケン・グリムウッド:リプレイ
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
何度も人生を繰り返す不思議なサイクルに入り込んだ男を描いた1988年の世界幻想文学大賞を受賞した傑作SF。
ロバート・ゴダード:千尋の闇
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
不遇だった20世紀初頭の政治家の回顧録から浮かび上がる人間の運・不運と尊厳を描いた上質のミステリィ。
篠田節子:ゴサインタン―神の座―
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
農家の跡取りが神がかった外国人女性を嫁に迎えてから起こる出来事を描いた山本周五郎賞受賞作。
司馬遼太郎:項羽と劉邦
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
秦の始皇帝亡き後、天下の覇権を争った天才項羽と凡人劉邦の運命の不思議を描いた歴史小説の傑作。
司馬遼太郎:竜馬がいく
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
明治維新を導いた偉人坂本竜馬の生涯を描いた司馬文学の大傑作。
チャールズ・ディケンズ:クリスマス・カロル
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
守銭奴の老人がクリスマス・イヴに現れた3人の精霊の力で不思議な体験をする事により自らの生き方を改めるという心温まる世界的な名作。
帚木蓬生:閉鎖病棟
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
さまざまな理由から精神科の閉鎖病棟で暮らしている患者たちとそこで起こる殺人事件。第8回山本周五郎賞を受賞した感動作。
百田尚樹:海賊とよばれた男
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
出光興産の創業者・出光佐三をモデルにして、戦後日本の復興に力を尽くした男たちの活躍を描く本屋大賞受賞の熱きビジネス小説。
アーネスト・ヘミングウェイ:老人と海
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
老いた漁師と巨大なカジキマグロとの闘いを通して「生きる」ということを見つめたヘミングウェイの代表作。
三浦綾子:氷点
- 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆
3歳の娘を行きずりの男に殺された病院長は、汝の敵を愛せよの言葉を実践したいと男の娘を養女にする事を友人に告げる。原罪、罪と許しをテーマにしたベストセラー。
宮部みゆき:火車
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
突然失踪した知人の婚約者を探す刑事たち。彼女はなぜ姿をくらませたのか・・・。第6回山本周五郎賞受賞作。
武者小路実篤:友情
- 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆
若者の友情と恋愛を描いた永遠の傑作。