江波戸哲夫「小説 起業講座」☆☆

小説 起業講座

日本で初めてインターネット上に連載した小説を書籍化した作品で、読者の投票で小説の展開を決めるなどしているようです。

父が死んだことで後を継いだ今にも倒産しそうな中小企業を立て直そうと奮闘する兄と、独立して会社を興そうとしている弟を並列的に描いた企業小説ですが、何となく散漫なストーリーという印象を受けました。


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