このミステリーがすごい!の国内部門作品

「このミステリーがすごい」は別冊宝島で発行されているミステリー小説のブック・ランキングのガイドブックで、編集部が読書の達人だと認定した読者による投票によってランキングを決めています。
国内部門と海外部門に分かれていますが、以下は国内部門でランキングされた作品です。

年度 作品名
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2019年

medium 霊媒探偵城塚翡翠

相沢沙呼

1位 medium 霊媒探偵城塚翡翠(相沢沙呼)

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、心に傷を負った女性、城塚翡翠と出逢う。彼女は霊媒であり、死者の言葉を伝えることができる。しかし、そこに証拠能力はなく、香月は霊視と論理の力を組み合わせながら、事件に立ち向かわなくてはならない。一方、巷では姿なき連続殺人鬼が人々を脅かしていた。一切の証拠を残さない殺人鬼を追い詰めることができるとすれば、それは翡翠の力のみ。だが、殺人鬼の魔手は密かに彼女へと迫っていた―。(「BOOK」データベースより)

2位 ノースライト(横山秀夫 )
3位 魔眼の匣の殺人(今村昌弘 )
4位 罪の轍(奥田英朗)
5位 刀と傘 明治京洛推理帖(伊吹亜門)
6位 紅蓮館の殺人(阿津川辰海)
7位 欺す衆生(月村了衛)
8位 昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)
9位 本と鍵の季節(米澤穂信)
10位 潮首岬に郭公の鳴く(平石貴樹)

2018年

それまでの明日

原尞

1位 それまでの明日(原尞)

11月初旬のある日、渡辺探偵事務所の沢崎のもとを望月皓一と名乗る紳士が訪れた。消費者金融で支店長を務める彼は、融資が内定している赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼し、内々のことなのでけっして会社や自宅へは連絡しないようにと言い残し去っていった。沢崎が調べると女将は六月に癌で亡くなっていた。顔立ちのよく似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か?しかし、当の依頼人が忽然と姿を消し、いつしか沢崎は金融絡みの事件の渦中に。切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月を費やして遂に完成した、チャンドラーの『長いお別れ』に比肩する渾身の一作。(「BOOK」データベースより)

2位 ベルリンは晴れているか(深緑野分)
3位 錆びた滑車(若竹七海)
4位 沈黙のパレード(東野圭吾)
5位 宝島(真藤順丈
6位 碆霊の如き祀るもの(三津田信三)
7位 雪の階(奥泉光)
8位 東京輪舞(月村了衛)
9位 凍てつく太陽(葉真中顕)
10位 火のないところに煙は(芦沢央)
10位 グラスバードは還らない(市川憂人)

2017年

屍人荘の殺人

今村昌弘

1位 屍人荘の殺人(今村昌弘)

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。緊張と混乱の一夜が明け―。部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった…!!究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!奇想と本格ミステリが見事に融合する選考委員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!(「BOOK」データベースより)

2位 ホワイトラビット(伊坂幸太郎)
3位 機龍警察 狼眼殺手(月村了衛)
4位 ミステリークロック(貴志祐介)
5位 いくさの底(古処誠二)
6位 狩人の悪夢(有栖川有栖)
7位 遠縁の女(青山文平)
8位 かがみの孤城(辻村深月)
9位 盤上の向日葵(柚月裕子)
10位 開化鐵道探偵(山本巧次)

2016年

涙香迷宮

竹本健治

1位 涙香迷宮(竹本健治)

明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのはIQ208の天才囲碁棋士・牧場智久!いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作る日本語の技巧と遊戯性を極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。(「BOOK」データベースより)

2位 静かな炎天(若竹七海)
3位 真実の10メートル手前(米澤穂信)
4位 半席(青山文平)
5位 許されようとは思いません(芦沢央)
6位 リボルバー・リリー(長浦京)
7位 罪の声(塩田武士)
8位 おやすみ人面瘡(白井智之)
9位 希望荘(宮部みゆき)
10位 ジェリーフィッシュは凍らない(市川憂人)

2015年

王とサーカス

米澤穂信

1位 王とサーカス(米澤穂信)

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいは―」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。二〇〇一年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!(「BOOK」データベースより)

2位 戦場のコックたち(深緑野分)
3位 孤狼の血(柚月裕子)
4位 さよならの手口(若竹七海)
5位 流(東山彰良)
6位 ミステリー・アリーナ(深水黎一郎)
7位 片桐大三郎とXYZの悲劇(倉知淳)
8位 鍵の掛かった男(有栖川有栖)
9位 血の弔旗(藤田宜永)
10位 オルゴーリェンヌ(北山猛邦)

2014年

満願

米澤穂信

1位 満願(米澤穂信)

人を殺め、静かに刑期を終えた妻の本当の動機とは―。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなどが遭遇する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、ミステリ短篇集の新たな傑作誕生。(「BOOK」データベースより)

2位 さよなら神様(麻耶雄嵩)
3位 闇に香る嘘(下村敦史)
4位 小さな異邦人(連城三紀彦)
5位 機龍警察 未亡旅団 (月村了衛)
6位 土漠の花(月村了衛)
7位 ペテロの葬列(宮部みゆき)
8位 破門 (黒川博行)
9位 女王(連城三紀彦)
10位 異次元の館の殺人(芦辺拓)

2013年

ノックス・マシン

法月綸太郎

1位 ノックス・マシン(法月綸太郎)

上海大学のユアンは国家科学技術局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容について確認したいというのだ。その論文のテーマとは、イギリスの作家ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール、「ノックスの十戒」だった。科学技術局に出頭したユアンは、想像を絶する任務を投げかけられる…。発表直後からSF&ミステリ界で絶賛された表題作「ノックス・マシン」、空前絶後の脱獄小説「バベルの牢獄」を含む、珠玉の中篇集。(「BOOK」データベースより)

2位 教場(長岡弘樹)
3位 ブラックライダー(東山彰良)
4位 アリス殺し(小林泰三)
5位 死神の浮力(伊坂幸太郎)
6位 リバーサイド・チルドレン(梓崎優)
7位 リカーシブル(米澤穂信)
8位 検察側の罪人(雫井脩介)
9位 星籠の海(島田荘司)
10位 ロスト・ケア(葉真中顕)

2012年

64

横山秀夫

1位 64(ロクヨン) (横山秀夫)

警察職員二十六万人、それぞれに持ち場があります。刑事など一握り。大半は光の当たらない縁の下の仕事です。神の手は持っていない。それでも誇りは持っている。一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。D県警は最大の危機に瀕する。警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。(「BOOK」データベースより)

2位 ソロモンの偽証(宮部みゆき)
3位 機龍警察 暗黒市場(月村了衛)
4位 幽女の如き怨むもの(三津田信三)
5位 地の底のヤマ(西村健)
6位 楽園のカンヴァス(原田マハ)
7位 カラマーゾフの妹(高野史緒)
8位 キングを探せ(法月綸太郎)
9位 奇面館の殺人(綾辻行人)
10位 盤上の夜(宮内悠介)

2011年

ジェノサイド

高野和明

1位 ジェノサイド(高野和明)

急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争状態にあるコンゴのジャングル地帯に潜入するが…。(「BOOK」データベースより)

2位 折れた竜骨(米澤穂信)
3位 開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―(皆川博子)
4位 絆回廊 新宿鮫Ⅹ(大沢在昌)
5位 ユリゴコロ(沼田まほかる)
6位 消失グラデーション(長沢樹)
7位 メルカトルかく語りき(麻耶雄嵩)
8位 警官の条件(佐々木譲)
9位 心に雹の降りしきる(香納諒一)
9位 機龍警察(月村了衛)

2010年

悪の教典

貴志祐介

1位 悪の教典(貴志祐介)

学校という閉鎖空間に放たれた殺人鬼は高いIQと好青年の貌を持っていた。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー。(「BOOK」データベースより)

2位 写楽 閉じた国の幻(島田荘司)
3位 叫びと祈り(梓崎優)
4位 隻眼の少女(麻耶雄嵩)
5位 シューマンの指(奥泉光)
6位 マリアビートル(伊坂幸太郎)
7位 水魑の如き沈むもの(三津田信三)
8位 小暮写真館(宮部みゆき)
9位 アルバトロスは羽ばたかない(七河迦南)
10位 綺想宮殺人事件(芦辺拓)

2009年

新参者

東野圭吾

1位 新参者(東野圭吾)

日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。(「BOOK」データベースより)

2位 ダブル・ジョーカー(柳広司)
3位 Another(綾辻行人)
4位 追想五断章(米澤穂信)
5位 犬なら普通のこと(矢作俊彦、司城志朗)
6位 粘膜蜥蜴(飴村行)
7位 仮想儀礼(篠田節子)
8位 暴雪圏(佐々木譲)
9位 龍神の雨(道尾秀介)
10位 秋季限定栗きんとん事件(米澤穂信)

2008年

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎

1位 ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)

仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。(「BOOK」データベースより)

2位 ジョーカー・ゲーム(柳広司)
3位 完全恋愛(牧薩次)
4位 告白(湊かなえ)
5位 新世界より(貴志祐介)
6位 カラスの親指(道尾秀介)
7位 黒百合(多島斗志之)
8位 山魔の如き嗤うもの(三津田信三)
9位 ディスコ探偵水曜日(舞城王太郎)
10位 ラットマン(道尾秀介)

2007年

警官の血

佐々木譲

1位 警官の血(佐々木譲)

昭和二十三年、警察官として歩みはじめた安城清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。大学生として新左翼運動に潜りこめ、というのだ。三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。(「BOOK」データベースより)

2位 赤朽葉家の伝説(桜庭一樹)
3位 女王国の城(有栖川有栖)
4位 果断 隠蔽捜査2(今野敏)
5位 首無の如き祟るもの(三津田信三)
6位 離れた家(山沢晴雄)
7位 サクリファイス(近藤史恵)
8位 楽園(宮部みゆき)
9位 夕陽はかえる(霞流一)
10位 インシテミル(米澤穂信)
10位 X橋付近(高城高)
2006年

独白するユニバーサル横メルカトル

平山夢明

1位 独白するユニバーサル横メルカトル(平山夢明)

タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。(「BOOK」データベースより)

2位 制服捜査(佐々木譲)
3位 シャドウ(道尾秀介)
4位 狼花 新宿鮫IX(大沢在昌)
5位 銃とチョコレート(乙一)
6位 名もなき毒(宮部みゆき)
7位 贄の夜会(香納諒一)
8位 怪盗グリフィン、絶体絶命(法月綸太郎)
9位 赤い指(東野圭吾)
10位 夏期限定トロピカルパフェ事件(米澤穂信)
10位 デッドライン(建倉圭介)

2005年

容疑者Xの献身

東野圭吾

1位 容疑者Xの献身(東野圭吾)

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

2位 扉は閉ざされたまま(石持浅海)
3位 震度0(横山秀夫)
4位 愚か者死すべし(原 尞)
5位 神様ゲーム(麻耶雄嵩)
6位 シリウスの道(藤原伊織)
7位 ベルカ、吠えないのか?(古川日出男)
8位 犬はどこだ(米澤穂信)
9位 島崎警部のアリバイ事件簿(天城一)
10位 うたう警官(佐々木譲)
10位 最後の願い(光原百合)

2004年

生首に聞いてみろ

法月綸太郎

1位 生首に聞いてみろ(法月綸太郎)

首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。(「BOOK」データベースより)

2位 アヒルと鴨のコインロッカー(伊坂幸太郎)
3位 天城一の密室犯罪学教程(天城一)
4位 THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ(矢作俊彦)
5位 銀輪の覇者(斎藤純)
6位 硝子のハンマー(貴志祐介)
7位 暗黒館の殺人(綾辻行人)
8位 犯人に告ぐ(雫井脩介)
9位 臨場(横山秀夫)
10位 紅楼夢の殺人(芦辺拓)

2003年

葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午

1位 葉桜の季節に君を想うということ(歌野晶午)

「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。(「BOOK」データベースより)

2位 終戦のローレライ(福井晴敏)
3位 重力ピエロ(伊坂幸太郎)
4位 第三の時効(横山秀夫)
5位 グロテスク(桐野夏生)
6位 陽気なギャングが地球を回す(伊坂幸太郎)
7位 クライマーズ・ハイ(横山秀夫)
8位 月の扉(石持浅海)
9位 流れ星と遊んだころ(連城三紀彦)
10位 ワイルド・ソウル(垣根涼介)

2002年

半落ち

横山秀夫

1位 半落ち(横山秀夫)

「妻を殺しました」。現職警察官・梶聡一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。動機も経過も素直に明かす梶だが、殺害から自首までの二日間の行動だけは頑として語ろうとしない。梶が完全に“落ち”ないのはなぜなのか、その胸に秘めている想いとは―。日本中が震えた、ベストセラー作家の代表作。(「BOOK」データベースより)

2位 GOTH(夜の章・僕の章)(乙一)
3位 奇遇(山口雅也)
4位 砂の狩人(大沢在昌)
5位 ハルビン・カフェ(打海文三)
6位 十八の夏(光原百合)
7位 人間動物園(連城三紀彦)
8位 ロンド(柄澤齊)
9位 グラン・ギニョール城(芦辺拓)
10位 オイディプス症候群(笠井潔)

2001年

模倣犯

宮部みゆき

1位 模倣犯(宮部みゆき)

墨田区・大川公園で若い女性の右腕とハンドバッグが発見された。やがてバッグの持主は、三ヵ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、「犯人」は「右腕は鞠子のものじゃない」という電話をテレビ局にかけたうえ、鞠子の祖父・有馬義男にも接触をはかった。ほどなく鞠子は白骨死体となって見つかった―。未曾有の連続誘拐殺人事件を重層的に描いた現代ミステリの金字塔、いよいよ開幕。(「BOOK」データベースより)

2位 邪魔(奥田英朗)
3位 ミステリ・オペラ(山田正紀)
4位 スティームタイガーの死走(霞流一)
5位 超・殺人事件(東野圭吾)
6位 闇先案内人(大沢在昌)
7位 天狗岬殺人事件(山田風太郎)
8位 13階段(高野和明)
9位 煙か土か食い物(舞城王太郎)
10位 相棒に気をつけろ(逢坂剛)

2000年

奇術探偵曾我佳城全集

泡坂妻夫

1位 奇術探偵曾我佳城全集(泡坂妻夫)

祝魔術城完成。奇術ミステリの歴史的大作堂々刊行。 伝説の女流奇術師・曾我佳城の凄艶に冴える奇跡的推理。奇術&トリックの名手が、20年の時をかけて結実させた珠玉短編の完全版。 「わたしの先生は奇術の神様みたいな人でしたが、少しおっちょこちょいでしてね。ろくに調べもしないでわたしに佳城などという名を付けて得意になっていました。でも、佳城という意味を調べたら、墓場のことだったんです。けれどわたしはそれを知っても、一度もその名が嫌いになったことはありませんでしたわ」──20年の時を経て明かされる曾我佳城の秘密。情熱の焔は激しく、静かに燃えさかる。

2位 動機(横山秀夫)
3位 禿鷹の夜(逢坂剛)
4位 オルファクトグラム(井上夢人)
5位 始祖鳥記(飯嶋和一)
6位 象と耳鳴り(恩田陸)
7位 虹の谷の五月(船戸与一)
8位 依存(西澤保彦)
9位 症例A(多島斗志之)
10位 川の深さは(福井晴敏)

1999年

永遠の仔

天童荒太

1位 永遠の仔(天童荒太)

再会は地獄への扉だった。十七年前、霧の霊峰で少年たちが起こした聖なる事件が、今鮮やかに蘇る―。山本周五郎賞受賞作から三年余。沈黙を破って放つ最高傑作ミステリー。(「BOOK」データベースより)

2位 白夜行(東野圭吾)
3位 亡国のイージス(福井晴敏)
4位 バトル・ロワイアル(高見広春)
5位 柔らかな頬(桐野夏生)
6位 ボーダーライン(真保裕一)
7位 最悪(奥田英朗)
8位 盤上の敵(北村薫)
9位 ハサミ男(殊能将之)
10位 MISSING(本多孝好)

1998年

レディ・ジョーカー

髙村薫

1位 レディ・ジョーカー(髙村薫)

人質は350万キロリットルのビールだ―業界のガリバー・日之出麦酒を狙った未曾有の企業テロは、なぜ起こったか。男たちを呑み込む闇社会の凄絶な営みと暴力を描いて、いま、人間存在の深淵を覗く、前人未到の物語が始まる。(「BOOK」データベースより)

2位 燃える地の果てに(逢坂剛)
3位 理由(宮部みゆき)
4位 屍鬼(小野不由美)
5位 天使の囀り(貴志祐介)
6位 幻の女(香納諒一)
7位 グランド・ミステリー(奥泉光)
8位 邪馬台国はどこですか?(鯨統一郎)
9位 秘密(東野圭吾)
10位 人狼城の恐怖 第四部 完結編(二階堂黎人)

1997年

OUT

桐野夏生

1位 OUT(桐野夏生)

深夜の弁当工場で働く主婦たちは、それぞれの胸の内に得体の知れない不安と失望を抱えていた。「こんな暮らしから脱け出したい」そう心中で叫ぶ彼女たちの生活を外へと導いたのは、思いもよらぬ事件だった。なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?犯罪小説の到達点。’98年日本推理作家協会賞受賞。(「BOOK」データベースより)

2位 黒い家(貴志祐介)
3位 死の泉(皆川博子)
4位 絡新婦の理(京極夏彦)
5位 鎮魂歌 不夜城II(馳星周)
6位 神々の山嶺(夢枕獏)
7位 嗤う伊右衛門(京極夏彦)
8位 逃亡(帚木蓬生)
9位 三月は深き紅の淵を(恩田陸)
10位 氷舞 新宿鮫VI(大沢在昌)

1996年

不夜城

馳星周

1位 不夜城(馳星周)

新宿・アンダーグラウンドを克明に描いた気鋭のデビュー作!おれは誰も信じない。女も、同胞も、親さえも…。バンコク・マニラ、香港、そして新宿―。アジアの大歓楽街に成長した歌舞伎町で、迎合と裏切りを繰り返す男と女。見えない派閥と差別のなかで、アンダーグラウンドでしか生きられない人間たちを綴った衝撃のクライム・ノベル。(「BOOK」データベースより)

2位 奪取(真保裕一)
3位 名探偵の掟(東野圭吾)
4位 蒲生邸事件(宮部みゆき)
5位 海は涸いていた(白川道)
6位 蒼穹の昴(浅田次郎)
7位 鉄鼠の檻(京極夏彦)
8位 家族狩り(天童荒太)
9位 雪蛍(大沢在昌)
10位 人格転移の殺人(西澤保彦)

1995年

ホワイトアウト

真保裕一

1位 ホワイトアウト(真保裕一)

日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失で亡くした友の婚約者を救うために―。圧倒的な描写力、緊迫感あふれるストーリー展開で話題をさらった、アクション・サスペンスの最高峰。吉川英治文学新人賞受賞。(「BOOK」データベースより)

2位 鋼鉄の騎士(藤田宜永)
3位 蝦夷地別件(船戸与一)
4位 魍魎の匣(京極夏彦)
5位 さらば長き眠り(原尞)
6位 テロリストのパラソル(藤原伊織)
7位 スキップ(北村薫)
8位 ソリトンの悪魔(梅原克文)
9位 狂骨の夢(京極夏彦)
10位 パラサイト・イヴ(瀬名秀明)
10位 天使の牙(大沢在昌)

1994年

ミステリーズ

山口雅也

1位 ミステリーズ(山口雅也)

密室殺人にとりつかれた男の心の闇、一場面に盛り込まれた連続どんでん返し、不思議な公開捜査番組、姿を見せない最後の客。人気の本格推理作家が明確な意図を持ってみずからの手で精密に組み上げた短編集。謎とトリックと推理の巧みな組み合わせが、人間の深奥にひそむ「ミステリー」を鮮やかに描き出す。(「BOOK」データベースより)

2位 ストックホルムの密使(佐々木譲)
3位 照柿(髙村薫)
4位 笑う山崎(花村萬月)
5位 猟犬探偵(稲見一良)
6位 男は旗(稲見一良)
7位 プリズンホテル 秋(浅田次郎)
8位 姑獲鳥の夏(京極夏彦)
9位 流星たちの宴(白川道)
10位 二の悲劇(法月綸太郎)

1993年

マークスの山

髙村薫

1位 マークスの山(髙村薫)

昭和51年南アルプスで播かれた犯罪の種は16年後、東京で連続殺人として開花した―精神に〈暗い山〉を抱える殺人者マークスが跳ぶ。元組員、高級官僚、そしてまた…。謎の凶器で惨殺される被害者。バラバラの被害者を結ぶ糸は?マークスが握る秘密とは?捜査妨害の圧力に抗しながら、冷血の殺人者を追いつめる警視庁捜査第一課七係合田刑事らの活躍を圧倒的にリアルに描き切る本格的警察小説の誕生。(「BOOK」データベースより)

2位 キッド・ピストルズの妄想(山口雅也)
3位 セント・メリーのリボン(稲見一良)
4位 B・D・T 掟の街(大沢在昌)
5位 ガダラの豚(中島らも)
6位 魔法飛行(加納朋子)
7位 冬のオペラ(北村薫)
8位 幻の祭典(逢坂剛)
9位 異人たちの館(折原一)
10位 震源(真保裕一)

1992年

砂のクロニクル

船戸与一

1位 砂のクロニクル(船戸与一)

民族の悲願、独立国家の樹立を求めて暗躍する中東の少数民族クルド。かつて共和国が成立した聖地マハバードに集結して武装蜂起を企む彼らだったが、直面する問題は武器の決定的な欠乏だった。クルドがその命運を託したのは謎の日本人“ハジ”。武器の密輪を生業とする男だ。“ハジ”は2万梃のカラシニコフAKMをホメイニ体制下のイランに無事運び込むことができるのか。山本周五郎賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

2位 火車(宮部みゆき)
3位 哲学者の密室(笠井潔)
4位 ブルース(花村萬月)
5位 リヴィエラを撃て(髙村薫)
6位 双頭の悪魔(有栖川有栖)
7位 ダレカガナカニイル…(井上夢人)
8位 キッド・ピストルズの冒涜(山口雅也)
9位 三たびの海峡(帚木蓬生)
10位 わが手に拳銃を(サ・コ薫)

1991年

行きずりの街

志水辰夫

1位 行きずりの街(志水辰夫)

女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。退職後、郷里で塾講師をしていた彼は、失踪した教え子を捜しに、再び東京へ足を踏み入れた。そこで彼は失踪に自分を追放した学園が関係しているという、意外な事実を知った。十数年前の悪夢が蘇る。過去を清算すべき時が来たことを悟った男は、孤独な闘いに挑んでいった…。日本冒険小説協会大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

2位 毒猿―新宿鮫II(大沢在昌)
3位 ダック・コール(稲見一良)
4位 龍は眠る(宮部みゆき)
5位 水晶のピラミッド(島田荘司)
6位 ぼくのミステリな日常(若竹七海)
7位 斜影はるかな国(逢坂剛)
8位 神の火(髙村薫)
9位 黄金を抱いて翔べ(髙村薫)
10位 ウロボロスの偽書(竹本健治)

1990年

新宿鮫

大沢在昌

1位 新宿鮫(大沢在昌)

ただ独りで音もなく犯罪者に食いつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。待ち受ける巧妙な罠!絶体絶命の鮫島…。登場人物の圧倒的な個性と最後まで息をつかせぬ緊迫感!超人気シリーズの輝ける第1作。(「BOOK」データベースより)

2位 夜の蝉(北村薫)
3位 炎 流れる彼方(船戸与一)
4位 遥かなり神々の座(谷甲州)
5位 天使たちの探偵(原 尞)
6位 帰りなん、いざ(志水辰夫)
7位 霧越邸殺人事件(綾辻行人)
8位 還らざるサハラ(藤田宜永)
9位 魔術はささやく(宮部みゆき)
10位 暗闇坂の人喰いの木(島田荘司)

1989年

私が殺した少女

原 尞

1位 私が殺した少女(原 尞)

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…緻密なストーリー展開と強烈なサスペンスで独自のハードボイルド世界を確立し、日本の読書界を瞠目させた直木賞・ファルコン賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

2位 空飛ぶ馬(北村薫)
3位 奇想、天を動かす(島田荘司)
4位 エトロフ発緊急電(佐々木譲)
5位 クラインの壺(岡嶋二人)
6位 男たちは北へ(風間一輝)
7位 深夜ふたたび(志水辰夫)
8位 生ける屍の死(山口雅也)
9位 影武者徳川家康(隆慶一郎)
10位 倒錯のロンド(折原一)

1988年

伝説なき地

船戸与一

1位 伝説なき地(船戸与一)

伝説も生まれぬベネズエラの涸れた油田地帯には多数の難民が住みつき、マリアという聖女が人々の団結の象徴となる。その中の鍛治と丹波という屈強な日本人が地主の攻勢に備えた。その土地から希土類という超伝導素材が大量に発見され、巨億の利権に目が眩んだ男たちの殺戮劇が始まる。南米三部作第三弾。(「BOOK」データベースより)

2位 そして夜は甦る(原 尞)
3位 黄昏のベルリン(連城三紀彦)
4位 ベルリン飛行指令(佐々木譲)
5位 異邦の騎士(島田荘司)
6位 そして扉が閉ざされた(岡嶋二人)
7位 迷路館の殺人(綾辻行人)
8位 密閉教室(法月綸太郎)
9位 さまよえる脳髄(逢坂剛)
10位 ダブル・スチール(藤田宜永)


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