世界幻想文学大賞受賞作

世界幻想文学大賞(World Fantasy Award)は、ファンタジー、SF、ホラーなどを対象とした1975年創設の文学賞です。

生涯功労賞(Life Achievement)、長編(Novel)、中編(Novella)、短編(Short Fiction)、アンソロジー(Anthology)、短編集(Collection)、画家(Artist)、特別賞・プロ編集者(Special Award/Professional)、特別賞・ファン活動者(Special Award/Non-professional)などの部門に分かれています。

以下は長編部門の受賞作品になります。

年度 作品名 内容

2019年


Witchmark

C・L・ポーク
C.L. Polk

2018年


The Changeling

ビクター・ラバル
Victor LaValle

2018年

翡翠城市
Jade City

フォンダ・リー
Fonda Lee

ケコン島――それは選ばれし者〈グリーンボーン〉たちの島。彼らは、島の貴重な天然資源である翡翠からエネルギーを引き出すことによって、怪力、敏捷、医療、感知など、人知を超えた能力を手に入れることができた。島の中心地であるジャンルーンを仕切るコール家を中心とした〈無峰会〉は、若き〈柱〉である長男のラン、ランを支える〈角〉の次男ヒロを中心に強く結束し、宿敵〈山岳会〉を相手取って、縄張り争いに日々明け暮れていた。だが、僅かなほころびをきっかけに事態は混沌の様相を呈するように――。"翡翠の街"を舞台に展開するSFアジアン・ノワール。ケン・リュウも激賞した、世界幻想文学大賞受賞作。

(「内容紹介」より)

2017年

ホープは突然現れる
The Sudden Appearance of Hope

クレア・ノース
Claire North

私の名前はホープ、世界に忘れられた女。世界幻想文学大賞受賞の傑作長篇!他人から記憶されない体質を持つホープ、職業は泥棒。ある女性の自殺をきっかけに、流行の自己啓発アプリ「パーフェクション」の開発会社をターゲットにするが、やがて大きな陰謀に巻き込まれることに……。

(「内容紹介」より)

2016年

鐘は歌う
The Chimes

アンナ・スメイル
Anna Smaill

ロンドン塔からレイヴンが消え、橋という橋は落ち、ロンドンは瓦礫の街と化した。文字による記録は失われ、新たな支配者〈オーダー〉は鐘の音で人々を支配している。両親を亡くした少年サイモンは、母が遺したひとつの名前と、ひとつのメロディを胸に、住み慣れた農場を離れ、ロンドンに向かった。そこで彼は、奇妙な白い眼を持つ少年リューシャンに出会う。世界幻想文学賞賞受賞、ブッカー賞候補にも挙がった幻想文学の名作登場!

(「内容紹介」より)

2015年

ボーン・クロックス
The Bone Clocks

デイヴィッド・ミッチェル
David Mitchell

ホリーは、いたって普通の女の子。サイキックな能力を持つことを除けばーー。舞台は、15歳の家出少女だった1984年のイングランドからイラク、アメリカ、ディストピアと化した2043年のアイルランドまで。ホリーの人生を中心に展開される6つの物語からなる大作

(「内容紹介」より)

2014年

図書館島
A Stranger in Olondria

ソフィア・サマター
Sofia Samatar

文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師の導きで書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、死病に冒された娘と出会ったがために、彼の運命は一変する。世界のあらゆる書物を収めた図書館のある島に幽閉された彼は、書かれた言葉を奉じる人々と物語る声を信じる人々の戦いに巻き込まれてゆく……。デビュー長編にして世界幻想文学大賞・英国幻想文学大賞受賞、書物と物語をめぐる傑作本格ファンタジイ。

(「BOOK」データベースより)

2013年

無限の書
Alif the Unseen

G・ウィロー・ウィルソン
G. Willow Wilson

中東の専制国家でハッカーとして生きる青年アリフは、大砂嵐が吹き荒れる日、政府の検閲官〈ハンド〉にハッキングされて追われる身となる。同時期に別れを告げられた恋人に託された謎の古写本――存在するはずのないその本には、人間が知るべきではない知識が隠されているという。政府の手を逃れつつアリフは異界に足を踏み入れ、世界を一変させる本の秘密に近づいてゆく……世界幻想文学大賞受賞の傑作SFファンタジイ!

(「BOOK」データベースより)

2012年


Osama

ラヴィ・ティドハー
Lavie Tidhar

2011年


Who Fears Death


Nnedi Okorafor

2010年

都市と都市
The City & The City

チャイナ・ミエヴィル
China Tom Mieville

ふたつの都市国家“ベジェル”と“ウル・コーマ”は、欧州において地理的にほぼ同じ位置を占めるモザイク状に組み合わさった特殊な領土を有していた。ベジェル警察のティアドール・ボルル警部補は、二国間で起こった不可解な殺人事件を追ううちに、封印された歴史に足を踏み入れていく…。ディック‐カフカ的異世界を構築し、ヒューゴー賞、世界幻想文学大賞をはじめ、SF/ファンタジイ主要各賞を独占した驚愕の小説。

(「BOOK」データベースより)

2009年

The Shadow Year

ジェフリー・フォード
Jeffrey Ford
2008年

Ysabel

ガイ・ゲイブリエル・ケイ
Guy Gavriel Kay
2007年

Soldier of Sidon

ジーン・ウルフ
Gene Wolfe
2006年

海辺のカフカ
Kafka on the Shore

村上春樹
Haruki Murakami

「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

(「BOOK」データベースより)

2005年

ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル
Jonathan Strange and Mr Norrell

スザンナ・クラーク
Susanna Clarke

19世紀、ロンドン―いま一人の紳士が英国魔術を復活させようとしていた。世界幻想文学大賞、ヒューゴー賞、ローカス賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

2004年

ドラゴンがいっぱい
Tooth and Claw

ジョー・ウォルトン
Jo Walton

ドラゴンたちの国、ティアマト国。アゴールニン啖爵の臨終の席は大騒ぎだった。
娘婿のデヴラク士爵が、横暴にも取り決め以上にその遺骸を食べてしまったのだ!そのうえ、いやらしい牧師が次女のセレンドラに言いよって、あろうことか…!?
この一件がきっかけで、アゴールニン家の兄弟姉妹は、遺産相続をめぐる裁判、身分違いの恋愛騒動、洞窟に隠された秘宝の探索などなど、とんでもない事件に巻きこまれることに…。

(「BOOK」データベースより)

2003年

人生の真実
The Facts of Life

グレアム・ジョイス
Graham Joyce

この子はあたしたちみんなで育てる。よそにはやらないよ―千里眼を持つ女家長マーサの決断により、赤ん坊はヴァイン家の8人の女たちに育てられることになった。フランクと名づけられた男の子は、大戦の残した傷跡から立ち上がろうとする町で、風変わりな一族に囲まれて大きくなってゆく。彼だけの秘密の話し相手、“ガラスの中の男”とも一緒に…。現代英国幻想小説界の巨匠が鮮やかに描き上げた、生と死のさまざまなかたちを見つめる家族の物語。世界幻想文学大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2002年

アースシーの風
The Other Wind

アーシュラ・K・ル・グイン
Ursula K. Le Guin

かつての大賢人ゲドは、70歳になった。妻のテナー、醜いやけどの顔をもつ養女テハヌーとともに、故郷の島でひっそりと暮らすゲドのもとへ、ハンノキという壷直しのまじない師が訪れた。
妻を亡くしたばかりのハンノキは悩みを打ち明ける。夜毎の夢で、死の国の境から手を伸ばしてしきりに何かを訴える妻に、ハンノキは言いしれぬ恐れを抱いていた。
一方、テナーとテハヌーは、最近また暴れだした竜をなだめるため、レバンネン王に呼びだされてハブナーの王宮に赴く

(「BOOK」データベースより)

2001年

Declare

ティム・パワーズ
Tim Powers
2000年

魔術探偵スラクサス
Thraxas

マーティン・スコット
Martin Scott

おれの名前はスラクサス。魔法の国トゥライの探偵だ。でぶで大食い、大酒飲み、借金だらけで女房には逃げられた。そんなおれのもとにある日、舞いこんだ依頼は、単純な王室スキャンダルのもみ消しに見えた。だが、次々と襲ってくる謎の集団、あちこちで発見される死体。
どうやら、国じゅうを騒がす魔法の赤布紛失事件に巻きこまれたらしい。けんかと推理力なら自信のあるおれは、相棒の超美人剣士マクリと立ちあがった。世界幻想文学大賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

1999年

The Antelope Wife

ルイーズ・アードリック
Louise Erdrich
1998年

白い果実
The Physiognomy

ジェフリー・フォード
Jeffrey Ford

悪夢のような理想形態都市を支配する独裁者の命令を受け、観相官クレイは盗まれた奇跡の白い果実を捜すため属領アナマソビアへと赴く。待ち受けるものは青い鉱石と化す鉱夫たち、奇怪な神を祀る聖教会、そして僻地の町でただひとり観相学を学ぶ美しい娘…世界幻想文学大賞受賞の話題作を山尾悠子の翻訳でおくる。

(「BOOK」データベースより)

1997年

Godmother Night

レイチェル・ポラック
Rachel Pollack
1996年

奇術師
The Prestige

クリストファー・プリースト
Christopher Priest

北イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの祖先は、それぞれに“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の天才奇術師。そして、生涯ライバル関係にあった二人の確執は子孫のアンドルーにまで影響を与えているというのだが…!?二人の奇術師がのこした手記によって、衝撃の事実が明らかとなる!世界幻想文学大賞受賞の幻想巨篇。

(「BOOK」データベースより)

1995年

Towing Jehovah

ジェイムズ・モロウ
James Morrow
1994年

グリンプス
Glimpses

ルイス・シャイナー
Lewis Shiner

ステレオ修理屋のレイは父親の死を契機に人生の行き詰まりを感じる。そんな時、自らの不思議な力に気づく―思い浮かべた伝説の音楽家たちの録音風景が実際に流れてくる。その力でビートルズ、ドアーズ、ビーチ・ボーイズ、ジミヘンの幻の音源を完成させていく。ロックファンなら必ず夢想した物語を実現させたロックンロール・ファンタジー。

(「BOOK」データベースより)

1993年

Last Call

ティム・パワーズ
Tim Powers
1992年

少年時代
Boy's Life

ロバート・R・マキャモン
Robert R. McCammon

十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた―1964年、アメリカ南部の小さな町。そこで暮らす少年コーリーが、ある朝殺人事件を目撃したことから始まる冒険の数々。誰もが経験しながらも、大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作。日本冒険小説協会大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1991年

吟遊詩人トーマス
Thomas the Rhymer

エレン・カシュナー
Ellen Kushner

その昔、類まれな美貌と比類なき詩歌の才を授かった詩人がいた。その名はトーマス。
ある日、彼は白馬に乗った美しい貴婦人と出会った。その正体は、トーマスに惹かれてやってきた妖精の女王だった。女王は、7年間愛人として仕えることを条件にトーマスをエルフランドルに連れてゆくが…。〈まことのトーマス〉と呼ばれた伝説の吟遊詩人の波乱に富んだ生涯をあざやかに謳いあげ、1991年度世界幻想文学大賞に輝いた珠玉作

(「BOOK」データベースより)

1990年

Lyonesse: Madouc

ジャック・ヴァンス
Jack Vance
1989年

ココ
Koko

ピーター・ストラウブ
Peter Straub

その名はココ。残忍な手口でつぎつぎと人を殺し、知るものの恐怖を呼び覚ます。
ベトナム戦争の戦友四人を狙うココと名乗る連続無差別殺人犯。未曾有の狂気を描き、世界中を騒然とさせた超大作!

(「BOOK」データベースより)

1988年

リプレイ
Replay

ケン・グリムウッド
Ken Grimwood

ニューヨークの小さなラジオ局で、ニュース・ディレクターをしているジェフは、43歳の秋に死亡した。気がつくと学生寮にいて、どうやら18歳に逆戻りしたらしい。
記憶と知識は元のまま、身体は25年前のもの。株も競馬も思いのまま、彼は大金持に。が、再び同日同時刻に死亡。気がつくと、また―。人生をもう一度やり直せたら、という窮極の夢を実現した男の、意外な、意外な人生。

(「BOOK」データベースより)

1987年

香水
Perfume

パトリック・ジュースキント
Patrick Suskind

18世紀のパリ。孤児のグルヌイユは生まれながらに図抜けた嗅覚を与えられていた。真の闇夜でさえ匂いで自在に歩める。異才はやがて香水調合師としてパリ中を陶然とさせる。さらなる芳香を求めた男は、ある日、処女の体臭に我を忘れる。この匂いをわがものに…欲望のほむらが燃えあがる。
稀代の“匂いの魔術師”をめぐる大奇譚。

(「BOOK」データベースより)

1986年

カーリーの歌
Song of Kali

ダン・シモンズ
Dan Simmons

死んだはずのインドの大詩人ダースが生きている!しかも、新作まで書きあげているという。編集者兼詩人のルーザックはダースの新作を入手すべく、妻子を連れてカルカッタへ飛んだ。だが、汚穢と熱気と悪臭に満ちたカルカッタは、米国人ルーザックにとって悪夢の都市だった。
あまつさえ、ダースの行方を調査するルーザックに暗黒神カーリーを崇拝する教団の魔手が迫るにおよぶや、カルカッタはしだいにその黙示録的死と崩壊が支配する魔都の様相を呈し始めるが…。世界幻想文学大賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

1985年

ミサゴの森
Mythago Wood

ロバート・ホールドストック
Robert Holdstock

戦場からイングランドの実家に戻ったスティーブンは、兄の様子がおかしいことに気づいた。考古学者だった父が長年にわたって調査していた森を、兄のクリスチャンは毎日のようにさまよっていた。家の中は荒れ放題で異様な臭いが漂う。兄は森に憑かれていた。森が生みだした少女グゥイネスの幻影に恋していた。少女は神話時代から抜けでてきたようないでたちで古代語を話すという。兄は狂ったのか、父がそうであったように兄は少女を探して森に消えた。父が残したノートによれば、この森には人の思いを実体化させる不思議な力がはたらいている。森はいまだ原生林に覆われ、すでに絶滅したと思われている野生動物が棲息する。いくら歩いても決して中心に辿りつくことができない。そしてある日、スティーブンの前にも森の少女グゥイネスが現れた…。神話の原型に迫る問題作、待望の邦訳。世界幻想文学大賞、英国SF協会賞、英国作家協会賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

1984年

The Dragon Waiting

ジョン・M・フォード
John M. Ford
1983年

魔界の盗賊
Nifft the Lean

マイクル・シェイ
Michael Shea
1982年

リトル、ビッグ
Little, Big

ジョン・クロウリー
John Crowley

大都会の彼方、とある森のはずれに、此岸と彼岸とをつなぐ一軒の広大な屋敷「エッジウッド」が建っていた。そこでは現実と空想の世界が交錯し、一族は妖精の存在を信じていた。19XX年夏のある日、一人の青年スモーキィ、バーナブルが「エッジウッド」邸の主ドリンクウォーター博士の娘と婚礼を挙げるために屋敷を訪れた。「察するところ―君は、どんな世界に飛び込んでゆくのか承知していると思うが…」そこに暮らすことになったスモーキィは、やがて自分がその一族にまつわる謎と神秘の世界にからめとられ、長い長い物語のうちに引きずり込まれていることに気づきはじめた…。SF・ファンタジー界の異才ジョン・クロウリーの名を一躍高からしめた、壮大なスケールで描く現代の叙事詩。世界幻想文学大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1981年

拷問者の影
The Shadow of the Torturer

ジーン・ウルフ
Gene Wolfe

遥か遠未来、老いた惑星ウールスで〈拷問者組合〉の徒弟として働くセヴェリアンは、反逆者に荷担した疑いで捕らえられた貴婦人セクラに恋をする。組合の厳格な掟を破り、セクラに速やかな死を許したセヴェリアンは、〈拷問者組合〉を追われ、死にゆく世界を彷徨することとなる…。巨匠ウルフが持てる技巧の限りを尽くし構築した華麗なる異世界で展開される、SF/ファンタジイ史上最高のシリーズ。新装版でついに開幕。

(「BOOK」データベースより)

1980年

冬の狼
Watchtower

エリザベス・A・リン
Elizabeth Anne Lynn
1979年

グローリアーナ
Gloriana

マイクル・ムアコック
Michael Moorcock

黄金の時代を謳歌するアルビオンの女王グローリアーナ。国民と貴族にあまねく慕われ、この世の女神とうたわれながらも、心満たされることのない孤高の女。だが彼女に婚姻を求める他国との軋轢は、やがて宮廷に不穏な影を落としはじめる。エリザベス朝を彷彿とさせる架空のロンドンを舞台に放つ、英国幻想文学界の巨匠の代表作たる歴史ファンタシイ超大作。世界幻想文学大賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

1978年

闇の聖母
Our Lady of Darkness

フリッツ・ライバー
Fritz Leiber
1977年

Dr. Rat
ウイリアム・コツウィンクル
William Kotzwinkle
1976年

ある日どこかで
Bid Time Return

リチャード・マシスン
Richard Matheson

脳腫瘍であと半年足らずの命と診断された脚本家リチャードは、旅の途中、サンディエゴのホテル・デル・コロナードでひとりの女性を目にする。女優エリーズ・マッケナ。1896年の色あせたポートレイトからほほえみかける彼女に会おうと、彼は時間旅行を試みるが…時を隔てた恋の行方は?映画化され熱狂的な人気を博する傑作ファンタジイ。世界幻想文学大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1975年

妖女サイベルの呼び声
The Forgotten Beasts of Eld

パトリシア・A・マキリップ
Patricia Ann Mckillip

財宝を集めるドラゴン、聡明な猪、黒鳥・・・伝説の魔法の獣たちとともにエルドの山深くに住む女魔法使いサイベルは、ふとしたことから王の血を引く赤児タムを育てることになった。だが彼は成長するにおよんでエルドウォルドの王位をめぐる、愛と憎悪に彩られた争いにまきこまれていく!

([ハヤカワ文庫解説目録]より)


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