英国幻想文学大賞受賞作

英国幻想文学大賞(British Fantasy Awards)は、英国幻想文学協会が主催するファンタジー・ホラー・SFなどを対象としたイギリスの文学賞です。
前年度にイギリスで発刊された作品の中からファン投票により候補作を選出し、現在14ある部門ごとに選考委員会が受賞作を決定します。
長編小説に関しては、2011年まで長編部門となっていましたが、2012年以降はファンタジー長編部門とホラー長編部門に分かれています。
以下は2011年までの長編部門受賞作と2012年以降のファンタジー長編部門の受賞作です。

年度 作品名 内容

2019年


The Bitter Twins

ジェン・ウィリアムズ
Jen Williams

2018年


The Ninth Rain

ジェン・ウィリアムズ
Jen Williams

2017年


The Tiger and the Wolf

エイドリアン・チャイコフスキー
Adrian Tchaikovsky

2016年

ドラゴンの塔
Uprooted

ナオミ・ノヴィク
Naomi Novik

東欧のとある谷間の村には、奇妙な風習があった。100年以上生きていると言われる魔法使い“ドラゴン”によって、10年に一度、17歳になる娘がひとり選ばれる。その娘は、谷はずれの塔に連れていかれ、“ドラゴン”とともに暮らさなければならない。10年経って塔から出てきた娘は、まるで別人のようになり、村に戻ってくることはないという。アグニシュカは17歳。そして今年は“ドラゴン”がやってくる年。平凡で何の取り柄もない自分が選ばれることはない、と思っていたが…。ネビュラ賞受賞のノヴィク最新話題作!

(「BOOK」データベースより)

2015年

カッコーの歌
Cuckoo Song

フランシス・ハーディング
Frances Hardinge

「あと七日」笑い声と共に言葉が聞こえる。 わたしは……わたしはトリス。池に落ちて記憶を失ったらしい。母、父、そして妹ペン。ペンはわたしをきらっている、わたしが偽者だと言う。破りとられた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。そして耳もとでささやく声。「あと六日」。わたしに何が起きているの? 大評判となった『嘘の木』の著者が放つ、ファンタジーの傑作。英国幻想文学大賞受賞、カーネギー賞最終候補作。

(「内容紹介」より)

2014年

図書館島
A Stranger in Olondria

ソフィア・サマター
Sofia Samatar

文字を持たぬ辺境の島に生まれ、異国の師の導きで書物に耽溺して育った青年は、長じて憧れの帝都に旅立つ。だが航海中、不治の病の娘と出会ったがために、彼の運命は一変する。世界じゅうの書物を収めた王立図書館のある島で幽閉された彼は、書き記された“文字”を奉じる人々と語り伝える“声”を信じる人々の戦いに巻き込まれてゆく…。デビュー長篇にして世界幻想文学大賞・英国幻想文学大賞など四冠制覇、書物と物語をめぐる傑作本格ファンタジイ。

(「BOOK」データベースより)

2013年


Some Kind of Fairy Tale

グレアム・ジョイス
Graham Joyce

2012年

図書室の魔法
Among Others

ジョー・ウォルトン
Jo Walton

15歳の少女モリは精神を病んだ母親から逃れ、一度も会ったことのない実父に引き取られたが、親族の意向で女子寄宿学校に入れられてしまう。周囲になじめないモリは大好きなSFと、自分だけが知る魔法やフェアリーの秘密を支えに生きてゆこうとする。1979‐80年の英国を舞台に、読書好きの繊細な少女が日記に綴る青春の日々。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・英国幻想文学大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2011年

受賞作なし


2010年


One


Conrad Williams

2009年


Memoirs of a Master Forger

グレアム・ジョイス
(ウィリアム・ヒーニイ名義)
Graham Joyce
(William Heaney)

2008年


The Grin of the Dark

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

2007年


Dusk

ティム・レボン
Tim Lebbon

2006年

アナンシの血脈
Anansi Boys

ニール・ゲイマン
Neil Gaiman

何をやっても冴えないチャーリーは、父親の葬儀の日に衝撃の事実を告げられる。「あんたの父さんは神だったからね―」そしてある日、神の血を色濃く受け継ぐ、スパイダーという名のきょうだいが現れて、平凡だったチャーリーの人生は音を立てて崩れはじめた。アフリカ神話の神の血脈に連なる二人の青年。その正反対の生き方がぶつかって巻き起こるとんでもない事件とは…?!ありえない現実と真に迫る幻想が交錯する、ジェットコースター・ストーリー。

(「BOOK」データベースより)

2005年

ダーク・タワー(7)暗黒の塔
Dark Tower VII: The Dark Tower

スティーヴン・キング
Stephen King

「父殺し」の宿命を背負った妖魔の子モルドレッドの誕生は間近に迫っていた。囚われたスザンナ。1977年のメイン州に転移し、未来を変えようとあがくローランドとエディ。スザンナを救うべく、いままさに吸血鬼たちの巣窟へと突入した少年ジェイクとキャラハン神父(とオイ)。悲劇がすぐに、訪れるとも知らず…。圧倒的スケールで探求の旅と人の絆を描き出す超巨篇の最終部、ついに開幕。

(「BOOK」データベースより)

2004年


Full Dark House

クリストファー・ファウラー
Christopher Fowler

2003年


The Scar

チャイナ・ミエヴィル
China Mieville

2002年


The Night of the Triffids

サイモン・クラーク
Simon Clark

2001年

ペルディード・ストリート・ステーション
Perdido Street Station

チャイナ・ミエヴィル
China Mieville

蒸気機関と魔術学が統べる都市国家ニュー・クロブゾン。中心に巨大駅ペルディード・ストリート・ステーションが聳えるこの暗黒都市で、統一場理論の研究を続ける異端の科学者アイザックは、ある日奇妙な客の訪問を受ける。自ら犯した大罪のため、翼を奪われた「鳥人」ヤガレクは、命にも等しい翼の復活をアイザックに依頼するのだった…。現代SF界の旗手が、SF/ファンタジイ・ジャンルの新たな可能性を示した巨篇。クラーク賞/英国幻想文学賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

2000年


Indigo

グレアム・ジョイス
Graham Joyce

1999年

骨の袋
Bag of Bones

スティーヴン・キング
Stephen King

最愛の妻に先立たれたベストセラー作家マイク・ヌーナン。彼はその後毎夜の悪夢に悩まされる。夢の舞台は決まって妻との思い出が宿る湖畔の別荘。ヌーナンは吸い寄せられるように別荘へと向かった。そこで彼を待ち受けていたのは、彼の運命を激変させる一人の少女。怪奇現象が多発し、過去の忌まわしい犯罪に対して死者がヌーナンにつきまとう。絶叫ゴースト・ストーリーの開幕。

(「BOOK」データベースより)

1998年


Light Errant

チャズ・ブレンチリー
Chaz Brenchley

1997年


The Tooth Fairy

グレアム・ジョイス
Graham Joyce

1996年

鎮魂歌
Requiem

グレアム・ジョイス
Graham Joyce

ここ、聖都エルサレムは亡き妻が参詣を切望しながら果たせなかった街。そして、昔の恋人が暮らす街でもある。英国から彼女に会いに来たはずが、ぼくが出会うのは尋常じゃない人間ばかりだ。未発見の死海文書を秘匿し、数十年も宿屋から一歩も出ていないユダヤ人。暗号を残しては消える老婆、精霊に取り憑かれた学者…。ぼくは正気を失ってしまったのか!?現実と幻想の狭間で苦悩する主人公を描く、英国幻想文学賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1995年

オンリー・フォワード
Only Forward

マイケル・マーシャル・スミス
Michael Marshall Smith

スタークは、未来都市のトラブルシューター。彼だけが、ある特殊な能力を備えていた。あるとき彼は、誘拐された重要人物を探し出すよう依頼される。しかし、事件は単なる捜索だけでは終わらず、スタークは次々と新たなトラブルに巻き込まれていく。だが、スタークにもうあと戻りは許されない。オンリー・フォワード―すべてを終結させるために、ただ前進するしかないのだ。2001年フィリップ・K・ディック賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1994年


The Long Lost

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

1993年


Dark Sister

グレアム・ジョイス
Graham Joyce

1992年

犬博物館の外で
Outside the Dog Museum

ジョナサン・キャロル
Jonathan Carroll

おれはハリー・ラドクリフ、天才建築家だ。天才だから何をやっても許される。そう、おれはとっても嫌なやつらしい。それでも、ふたりの女と適当によろしくやってる。ある日、中東の偉いスルタンから仕事の依頼が来た。犬の博物館を建てろだと。はじめは断ってたんだが、だんだんその気になって…。ひとりの男の歴史を超えた壮大な使命を描き、キャロルの新境地を示す問題作。英国幻想文学大賞最優秀長編賞受賞。

(「BOOK」データベースより)

1991年


Midnight Sun

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

1990年

殺戮のチェスゲーム
Carrion Comfort

ダン・シモンズ
Dan Simmons

アメリカ南部の都市チャールストンで、戦慄すべき連続殺人事件が発生した。一見何のつながりもない九人の老若男女が殺し合いを繰り広げたのだ。捜査を担当するジェントリー保安官と被害者の娘ナタリーは、訪れた精神科医のソールから驚くべき事実を打ち明けられる。事件には、人の心を自由に操る能力者、マインド・ヴァンパイアが深く関与しているというのだ。ブラム・ストーカー賞をはじめ数々の賞に輝くホラー超大作。

(「BOOK」データベースより)

1989年


The Influence

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

1988年


The Hungry Moon

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

1987年

IT
It

スティーヴン・キング
Stephen King

少年の日に体験した恐怖の正体は。二十七年後、故郷の町でIT(それ)と対決する七人。

(「BOOK」データベースより)

1986年

復活の儀式
The Ceremonies

T・E・D・クライン
T. E. D. Klein

ニューヨークの学校で講座を持つジェラミイは、田舎町の貸家で、休みのあいだゴティック・ロマンスの研究にいそしむことにした。バスに揺られて着いた先は、古くからの信仰を守る、小さな共同体だった。そこで彼は墓地を見つけた。百年も前の同じ年、子供たちを含む一家8人が没していた。ひとりの男の子が火をつけて大火事を起こしたという。いっぽうニューヨークでは、謎めいた“老いた者”が「儀式」の準備をととのえていた。彼は独白する。既に男は選んである。女を見つけなければならない…。英国幻想文学大賞を受賞した、ホラー巨編登場。

(「BOOK」データベースより)

1985年


Incarnate

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

1984年


Floating Dragon

ピーター・ストラウブ
Peter Straub

1983年

警士の剣(新しい太陽の書3)
The Sword of the Lictor

ジーン・ウルフ
Gene Wolfe

流刑の地スラックスで警士の任に就いていたセヴェリアンは、かつてネッソスを追放されたように、ある女性との問題から、ふたたびこの山岳都市を追われる身となってしまう。魔石“調停者の鉤爪”を主であるペルリーヌ尼僧団へと返す旅に出た彼は、道中、自らと同じ名を持つ少年セヴェリアンと出会い、ウールスの地をともに往くこととなった。名剣テルミヌス・エストをその護りとして…。巨匠が紡ぐ傑作シリーズ、第三弾。

(「BOOK」データベースより)

1982年

クージョ
Cujo

スティーヴン・キング
Stephen King

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1981年


To Wake the Dead

ラムジー・キャンベル
Ramsey Campbell

1980年

死の王
Death's Master

タニス・リー
Tanith Lee

かつてこの世が平らかだった頃、冷酷無残な女王と死者との交わりに両性具有の子が生まれ、シミュと名づけられた。シミュは長ずるに及んで、我が身の秘密を知る―汚穢と禁忌に彩られた出生に死の王ウールムが一役買っていたのだ!死の王に仇をなすため、シミュは闇の王アズュラーンの助けを得て〈不死の都〉を築きあげた。これを知った死の王は、シミュのかつての恋人にして不死身の魔術師ジレクを〈不死の都〉に差し向けるが…。2人の美青年の倒錯した愛と退廃の美を軸に、死の王と闇の王との権謀術数を描いた、タニス・リーの最高傑作

(「BOOK」データベースより)

1979年

信ぜざる者コブナント
The Chronicles of Thomas Covenant the Unbeliever

ステファン・ドナルドソン
Stephen R. Donaldson

1978年

カメレオンの呪文
A Spell for Chameleon

ピアズ・アンソニィ
Piers Anthony

魔法がすべてを支配している別世界ザンス。この世界では誰もがひとつは魔法の力をもっている。だが、ビンクだけは例外だった-25歳になってもいまだに魔法をかけることができないのだ!ビンクは己の内に潜む魔法の力を見極めるため、試練の旅に出るのだが・・・!?

(「BOOK」データベースより)

1977年

ドラゴンになった青年
The Dragon and the George

ゴードン・R・ディクスン
Gordon R. Dickson

「アンジーを返せ!」ジム・エッカートは激怒した。最愛の人アンジーが、霊体プロジェクションの実験中、誤って異次元へ転送されてしまったのだ。呆然とする科学者に業を煮やしたジムは、アンジーを追い自ら異次元へ-だが、着いたところは、ドラゴンが排掴し魔法が幅を効かす中世さながらの暗黒世界。気がつけば、巨大なドラゴンが彼に親しげに話しかけている。それもそのはず、ジムは醜悪なドラゴンに変身していたのだ! しかも、アンジーは<暗黒の力ある者たち>に囚われていた・・・!?SF界のヴェテランが描く英国幻想文学賞受賞作!

(「BOOK」データベースより)

1976年


The Hollow Lands

マイケル・ムアコック
Michael Moorcock

1975年

雄馬と剣 紅衣の公子コルム6
The Sword and the Stallion

マイケル・ムアコック
Michael Moorcock

宿敵<フォイ・ミューア>との最後の決戦を前に、コルム公子は地精の若者イルブレックと<影の島>へ同盟者を募りに赴いた。だが、そこの支配者マリバンは、生ある者すべてを憎悪する邪悪の種族。はたして取引に応じるだろうか・・・。コルム公子の華麗なる冒険は遂にここに幕を閉じる!

(「ハヤカワ文庫解説目録」より)

1974年


Hrolf Kraki's Saga

ポール・アンダースン
Poul Anderson

1973年

剣の王 紅衣の公子コルム3
The King of the Swords

マイケル・ムアコック
Michael Moorcock

突如、プロ・アン・ヴァドハー大陸全土に、恐るべき怪病が蔓延した。取り憑かれると、やみくもに人を殺したくなる狂気の発作は、コルムらにも容赦なく襲いかかった。このままでは、同士討ちの末に、自滅してしまう。アーキン神の助言を請うべく、空中船で急行するコルム一行。だが・・・。

(「ハヤカワ文庫解説目録」より)

1972年

剣の騎士 紅衣の公子コルム1
The Knight of the Swords

マイケル・ムアコック
Michael Moorcock

五つの次元界を移動できるナドラー族とヴァドハー族はかれらを憎悪する人類に滅ぼされようとしていた。偶然、その攻撃を逃れたヴァドハーの貴公子コルムは復讐を誓うが、人類の大軍が行く手に立ちはだかる・・・。<紅衣の公子>コルムの辿る数奇な運命を描くヒロイック・ファンタジィ登場!

(「ハヤカワ文庫解説目録」より)


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