アンソニー賞受賞作

アンソニー賞(The Anthony Awards)は、年に一度開催されるミステリィの世界大会・バウチャーコンで、作家・出版関係者・書店員・読者など参加者の投票で受賞作を決めるミステリィの文学賞です。
長編賞、新人賞、短編賞、評論・ノンフィクション賞、ペーパーバック賞、特別賞の各賞がありますが、以下は長編賞(Best Novel)の受賞作です。

年度 作品名 内容(「BOOK」データベースより)

2019年

11月に去りし者
November Road

ルー・バーニー
Lou Berney

1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた―MWA賞受賞作家が放つ、傑作犯罪小説!ハメット賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2018年

ブルーバード、ブルーバード
Bluebird, Bluebird

アッティカ・ロック
Attica Locke

ハイウェイ沿いの田舎町で白人女性と黒人男性の死体が発見される。人種差別が根深く絡む事件に、黒人のテキサス・レンジャーが捜査に乗り出すが──。その衝撃的な内容が高く評価され、米書評界で絶賛された話題のアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作

(「内容紹介」より)

2017年


A Great Reckoning

ルイーズ・ペニー
Louise Penny

2016年

殺し屋を殺せ
The Killing Kind

クリス・ホルム
Chris Holm

元特殊部隊員のヘンドリクスは自らの過去を消し、殺し屋となった。殺しの技を自在に操り、射撃能力は超人的。報酬も超高額だ。しかもある理由から、彼は標的を同業者、つまり殺し屋に限るのだった。ヘンドリクスは次々と殺しを成功させていくが、全米の犯罪組織を束ねる“評議会”の配下を始末したせいで逆に命を狙われることに。放たれたのはこれもまた最強の殺し屋。究極の対決が始まる―アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作!

(「BOOK」データベースより)

2015年


After I'm Gone

ローラ・リップマン
Laura Lippman

2014年

ありふれた祈り
Ordinary Grace

ウィリアム・K・クルーガー
William Kent Krueger

1961年、ミネソタ州の田舎町。13歳のフランクは、牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉や聡明な弟とともに暮らしていた。ある夏の日、思いがけない悲劇が家族を襲い穏やかだった日々は一転する。悲しみに打ちひしがれるフランクは、平凡な日常の裏に秘められていた事実を知ることになり…エドガー賞をはじめ4大ミステリ賞の最優秀長篇賞を独占し、「ミステリが読みたい!」で第1位に輝いた傑作。

(「BOOK」データベースより)

2013年


The Beautiful Mystery

ルイーズ・ペニー
Louise Penny

2012年


A Trick of the Light

ルイーズ・ペニー
Louise Penny

2011年


Bury your Dead

ルイーズ・ペニー
Louise Penny

2010年


The Brutal Telling

ルイーズ・ペニー
Louise Penny

2009年

真鍮の評決 リンカーン弁護士
The Brass Verdict

マイクル・コナリー
Michael Connelly

丸一年、わたしには一人の依頼人もいなかった。だが妻とその愛人の射殺容疑で逮捕されたハリウッド映画制作会社オーナーは弁護を引き受けてほしいという。証拠は十分、アリバイは不十分。しかも刑事がわたしをつけまわす。コナリー作品屈指の二人の人気者が豪華共演する傑作サスペンス、満を持して登場。

(「BOOK」データベースより)

2008年

女たちの真実
What the Dead Know

ローラ・リップマン
Laura Lippman

それはありふれた自動車事故だった。加害者の中年女がこう言うまでは。「わたしはベサニー姉妹なの」―30年前、15歳の姉と11歳の妹が忽然と消えた。警察の捜査もむなしく姉妹は見つからず、事件は忘れ去られた―この女は主張どおり行方不明の姉妹の一人なのか?だとしたらいま名乗り出た真意は?不可解な証言の中からやがて哀しくも恐ろしい事実が明らかに…華々しい受賞歴を誇る著者による女たちの秘密の物語。

(「BOOK」データベースより)

2007年


No Good Deeds

ローラ・リップマン
Laura Lippman

2006年

闇の記憶
Mercy Falls

ウィリアム・K・クルーガー
William Kent Krueger

シカゴの不動産王ルイス・ジャコビの息子が惨殺死体で発見された。保留地でのカジノ経営権を巡るトラブルか?保安官に復帰したコーク・オコナーは、事件の捜査中に何者かに狙撃される。最愛の妻と子供たちにまで危険が迫り、熱い心を持つ不器用な男・コークは人生最大の窮地に。傑作ハードボイルド第5弾。アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2005年

二度死んだ少女
Blood Hollow

ウィリアム・K・クルーガー
William Kent Krueger

行方不明になった女子高校生の捜索に加わった元保安官コークは、吹雪に行く手を阻まれるが、不思議な影に助けられる。その影こそが彼女の魂なのではないか?ミネソタの大自然と家族を愛する男は、広大な谷がのみ込んでいた真相に驚愕する。アンソニー賞最優秀長編賞を受賞した傑作ハードボイルド第4弾。

(「BOOK」データベースより)

2004年

あの日、少女たちは赤ん坊を殺した
Every Secret Thing

ローラ・リップマン
Laura Lippman

灼熱の太陽の下、放置された赤ん坊に出会った二人の少女。乳母車はしだいに熱を帯びるが、家族の姿はどこにも見あたらない。少女たちは赤ん坊を保護しようとその場から連れ去るのだが…。七年後、施設から出所した少女たちの“あの日”の記憶は曖昧だった。ひとつだけ確かなのは赤ん坊を殺してしまったこと。少女たちはなぜ殺害に至ったのか?そして、二人の身辺で新たに頻発する幼児連れ去り事件の悲しき真相とは?全米読者・作家・評論家が選んだナンバーワン!アンソニー賞受賞。ミステリ専門誌によって与えられるバリー賞も受賞。

(「BOOK」データベースより)

2003年

シティ・オブ・ボーンズ
City of Bones

マイクル・コナリー
Michael Connelly

丘陵地帯の奥深く、犬が咥えてきたのは少年の骨だった―20年前に殺された少年の無念をはらすべく、ハリウッド署の刑事ハリー・ボッシュは調査を始めた。まもなくボッシュは現場付近に住む児童性愛者の男に辿りつくが、男は無実を訴えて自殺を遂げる。手掛かりのない状況にボッシュは窮地にたたされ…深い哀しみを知る刑事ボッシュが、汚れきった街の犯罪に挑む。ハードボイルド界屈指のベストセラー作家が放つ感動作。

(「BOOK」データベースより)

2002年

ミスティック・リバー
Mystic River

デニス・ルヘイン
Dennis Lehane

境遇を越えて友情を育んできた、ショーン、ジミー、デイヴ。だが、十一歳のある日、デイヴが警官らしき男たちにさらわれた時、少年時代は終わりをつげた。四日後、デイヴは戻ってきたが、何をされたのかは誰の目にも明らかだった。それから二十五年後、ジミーの十九歳の娘が惨殺された。事件を担当するのは刑事となったショーン。そして捜査線上にはデイヴの名が…少年時代を懐かしむすべての大人たちに捧げる感動のミステリ。

(「BOOK」データベースより)

2001年

処刑の方程式
A Place of Execution

ヴァル・マクダーミド
Val McDermid

1963年冬、イギリスのダービーシャー州の寒村から、13歳の少女アリスン・カーターが消えた。さっそく警察は捜索を開始するが、少女の行方は不明のまま。住民は無口で、よそ者に心を開かない。若き警部ジョージ・ベネットは殺人事件と考え、ついに被疑者を拘留する。死体なき裁判が始まった…。『殺しの儀式』でCWAゴールド・ダガー賞を受賞した作家の、話題の新作ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

2000年

渇いた季節
In a Dry Season

ピーター・ロビンスン
Peter Robinson

猛暑に焼かれる夏の盛り、干上がった貯水池から、半世紀前に沈められた村があらわれる。村で見つかった白骨死体には惨殺の痕跡があった。このニュースに、人気ミステリ作家のエルムズリーは震え上がり、デビュー前に書いて封印していた原稿を取り出す―。抒情あふれるアンソニー賞、バリー賞同時受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1999年

ベウラの頂
On Beulah Height

レジナルド・ヒル
Reginald Hill

1999年

わが心臓の痛み
Blood Work

マイクル・コナリー
Michael Connelly

連続殺人犯を追い、数々の難事件を解決してきたFBI捜査官テリー・マッケイレブ。長年にわたる激務とストレスがもとで、心筋症の悪化に倒れた彼は、早期引退を余儀なくされた。その後、心臓移植の手術を受けて退院した彼のもとに、美しき女性グラシエラが現われる。彼女は、マッケイレブの胸にある心臓がコンビニ強盗に遭って絶命した妹のものだと語った。悪に対する怒りに駆り立てられたマッケイレブは再び捜査に乗り出す。因縁の糸に繰られ、事件はやがてほつれ目を見せはじめるが…。

(「BOOK」データベースより)

1998年

どこよりも冷たいところ
No Colder Place

S・J・ローザン
S. J. Rozan

マンハッタンの建設現場で工具が頻繁に消え、さらにはクレーンの操作係が失踪する。疑わしい班長の素行調査を請け負った私立探偵ビル・スミスは、レンガ工として覆面捜査を開始したが、すぐに工員が瀕死の重傷を負う。ピアノを愛する中年の白人探偵と相棒のリディアが、こみいった事件の最深部に見たものとは?アンソニー賞最優秀長編賞に輝く、期待の現代私立探偵小説第四弾。

(「BOOK」データベースより)

1997年

ザ・ポエット
The Poet

マイクル・コナリー
Michael Connelly

デンヴァー市警察殺人課の刑事ショーン・マカヴォイが変死した。自殺とされた兄の死に疑問を抱いた双子の弟で新聞記者であるジャックは、最近全米各所で同様に殺人課の刑事が変死していることをつきとめる。FBIは謎の連続殺人犯を「詩人」(ザ・ポエット)と名付けた。犯人は、現場にかならず文豪エドガー・アラン・ポオの詩の一節を書き残していたからだ。FBIに同行を許されたジャックは、捜査官たちとともに正体不明の犯人を追う…。エドガー賞受賞の鬼才、マイクル・コナリーが犯罪小説の極北に挑む野心作。

(「BOOK」データベースより)

1996年

神の名のもとに
Under the Beetle's Cellar

メアリー・ウィリス・ウォーカー
Mary Willis Walker

邪教集団「ジェズリールの家」の近くで、小学生17人を乗せたスクールバスが、AK‐47銃で武装した男たちに取り囲まれ、子供たちは地面に掘った穴の中で人質になった。教団では生後50日めの赤ん坊を、神に返すといってすでに42人も鎌で殺している。女性事件記者のモリー・ケイツは恐るべき陰謀に挑むが…。

(「BOOK」データベースより)

1995年

丘をさまよう女
She Walks These Hills

シャーリン・マクラム
Sharyn McCrumb

年老いた脱獄囚がアパラチア山脈近くの故郷へ向かっていた。保安官のスペンサー、保安官助手志願のマーサらが追い始めるが、その矢先、奇怪な事件が続発する。折りしも、二百年前の事件を調べるため、若い男が山道に踏み入るが…いくつもの運命が絡み合い、やがて緊迫の結末へ。アンソニー賞、アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀長篇賞を受賞した注目作。

(「BOOK」データベースより)

1994年


Wolf in the Shadows

マーシャ・ミュラー
Marcia Muller

1993年

密造人の娘
Bootlegger's Daughter

マーガレット・マロン
Margaret Maron

34歳、独身。わたしデボラ・ノットが持っているのは、熱い正義の心と、酒の密造人の娘という汚名―弁護士のデボラは、迷宮入りとなった殺人事件の調査を知人に依頼された。自身、地方裁判所の判事に立候補し、今は激しい選挙戦の最中だが、必ず犯人を見つけてみせる…“運命は自らの手で切り開く”強く美しい心のヒロインの闘い。アメリカ探偵作家クラブ賞、アンソニー賞、アガサ賞、マカヴィティ賞、4賞独占の名作。

(「BOOK」データベースより)

1992年

最後の刑事
The Last Detective

ピーター・ラヴゼイ
Peter Lovesey

湖に浮かんだ女の全裸死体―手がかりのない難事件にバースきっての頑固刑事、ダイヤモンドは俄然張り切った。やがて大学教授ジャックマンが妻の失踪を届け出たため、死体の身元は判明。だが犯人像はつかめず、焦るダイヤモンドは強引な捜査が原因で辞職に追い込まれてしまう…英国ミステリ界の巨匠が、昔ながらの捜査方法を頑なにまもる、誇り高き無骨な刑事の活躍を情趣豊かに描く新シリーズ。アンソニー賞最優秀長篇賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1991年

探偵のG
"G" Is for Gumshoe

スー・グラフトン
Sue Grafton

わたしは33歳になり、新しくできた住居に引っ越した。そして、モハーヴェ砂漠にいるはずの母親を探し出してほしいとの女性からの依頼を引き受けた。ほどなく今度は、わたしに恨みを抱く男が殺し屋を雇ったとの知らせが入った。わたしは砂漠の中で、殺し屋に命を狙われ、愛車はポンコツとなった。死の恐怖に怯えるまま、わたしはタフガイの私立探偵をボディーガードとして雇う。新展開を迎える全米ベストセラーの最新作。

(「BOOK」データベースより)

1990年

セイレーンは死の歌をうたう
The Sirens Sang of Murder

サラ・コードウェル
Sarah Caudwell

1989年

羊たちの沈黙
The Silence of the Lambs

トマス・ハリス
Thomas Harris

獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが―。1980年代末からサスペンス/スリラーの潮流を支配する“悪の金字塔”。新訳。

(「BOOK」データベースより)

1988年

魔力
Skinwalkers

トニイ・ヒラーマン
Tony Hillerman

インディアン保留地で、3件の殺人と警官殺害未遂事件が連続して起こった。何のつながりも見えない4つの事件を結ぶものはナヴァホ族の呪いなのか?呪術を嫌悪するリープホーン警部補と呪術師をめざすチー巡査―対照的な生き方をする2人のインディアン警官の活躍を描き、全米の熱い注目を集めるベストセラー作家の人気シリーズ。アンソニー賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1987年

死体のC
"C" Is for Corpse

スー・グラフトン
Sue Grafton

ボビーとは週の初めに出会い、週の半ばには彼は死んでいた。「誰かがぼくを殺そうとしている」という彼の言葉どおりになり、誰も犯行をくいとめることができなかった。ボビーは富豪の息子で、ひどい交通事故のあと、わたしと同じヘルスクラブに通っていた。事故を殺人未遂と主張しても、警察にはとりあってもらえず、それでわたしが調査を始めた矢先だったのだが、再び事故に遭うことになろうとは…。好きだったボビーのため、わたしは必死で事件の謎を追った。南カリフォルニアに吹く新しい風、女探偵キンジー・ミルホーン・シリーズ第3弾。

(「BOOK」データベースより)

1986年

泥棒のB
"B" Is for Burglar

スー・グラフトン
Sue Grafton

なんとも奇妙な展開の事件だった。遺産相続のため、居場所のわからぬ姉を探してもらいたいとの依頼。その女性はサンタ・テレサとフロリダにコンドミニアムがあったが、行方は杳として知れなかった。だが、聞き込みの調査を進めるうちに、一方の管理人室に強盗が押し入るという不穏な事態が発生し、また近所でも数カ月前、無残な強盗放火事件が起こっていたことが判明した。さほど複雑とも思わなかった事件は意外な様相を呈してきた。アメリカ私立探偵作家クラブ賞、アンソニー賞両賞受賞作。注目の女流のキンジー・ミルホーン・シリーズ第2弾。

(「BOOK」データベースより)


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