ネビュラ賞(The Nebula Awards)受賞作

ネビュラ賞(The Nebula Awards)はアメリカSFファンタジー作家協会が前年(2009年度以前は過去2年間)に出版・発表されたSF作品を対象に選ぶ文学賞です。
長編小説部門ほか幾つかの賞がありますが、以下は2006年以降の長編部門の受賞作品です。尚、年度は受賞作が発表された年を記載しています。

1966年~1985年 ネビュラ賞受賞作へ
1986年~2005年 ネビュラ賞受賞作へ

年度 作品名 内容

2020年


A Song for a New Day


Sarah Pinsker

2019年

宇宙【そら】へ
The Calculating Stars

メアリ・ロビネット・コワル
Mary Robinette Kowal

ヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞 アメリカ主要SF3賞を制覇した話題作。巨大隕石落下により人類は生き残りをかけて宇宙開発に乗り出すことに。星々を目指す女性パイロットを描く改変歴史/宇宙開発SF。

(「内容紹介」より)

2018年


The Stone Sky

N・K・ジェミシン
N. K. Jemisin

2017年


All the Birds in the Sky

チャーリー・ジェーン・アンダーズ
Charlie Jane Anders

2016年

ドラゴンの塔
Uprooted

ナオミ・ノヴィク
Naomi Novik

東欧のとある谷間の村には、奇妙な風習があった。100年以上生きていると言われる魔法使い“ドラゴン”によって、10年に一度、17歳になる娘がひとり選ばれる。その娘は、谷はずれの塔に連れていかれ、“ドラゴン”とともに暮らさなければならない。10年経って塔から出てきた娘は、まるで別人のようになり、村に戻ってくることはないという。アグニシュカは17歳。そして今年は“ドラゴン”がやってくる年。平凡で何の取り柄もない自分が選ばれることはない、と思っていたが…。ネビュラ賞受賞のノヴィク最新話題作!

(「BOOK」データベースより)

2015年

全滅領域
Annihilation

ジェフ・ヴァンダミア
Jeff VanderMeer

突如として世界に出現した謎の領域“エリアX”。そこでは生態系が異様な変化を遂げ、拡大を続けていた。監視機構“サザーン・リーチ”に派遣された、生物学者をはじめ女性4名からなる調査隊は領域奥深く侵入し、地図にない構造物を発見、そしてそこに棲む未知の存在を感知する。さらに進むべきか、引き返すべきか?無事に帰還できた隊は過去に存在しない…。大型エンタテインメント“サザーン・リーチ”三部作開幕。

(「BOOK」データベースより)

2014年

叛逆航路
Ancillary Justice

アン・レッキー
Ann Leckie

ブレクは宇宙戦艦のAIであり、その人格を4000人の肉体に転写して共有する生体兵器“属躰”を操る存在だった。だが最後の任務で裏切りに遭い、艦も大切な人も失ってしまう。ただひとりの属躰となって生き延びたブレクは復讐を誓う…。デビュー長編にしてヒューゴー賞、ネビュラ賞など『ニューロマンサー』を超える英米7冠制覇、本格宇宙SFのニュー・スタンダード登場!

(「BOOK」データベースより)

2013年

2312 太陽系動乱
2312

キム・スタンリー・ロビンスン
Kim Stanley Robinson

西暦2312年、人類は太陽系各地で繁栄しつつも、資源格差や環境問題をめぐり対立を深めていた。そんななか、諸勢力共存の要だった水星の大政治家アレックスが急死。彼女の孫スワンは、祖母の極秘の遺言を届けに木星の衛星イオに赴く。地球を訪れたのち水星に戻ったスワンは、移動都市を襲う隕石衝突に巻きこまれる!『レッド・マーズ』の著者による3度目のネビュラ賞受賞宇宙SF。

(「BOOK」データベースより)

2012年

図書室の魔法
Among Others

ジョー・ウォルトン
Jo Walton

15歳の少女モリは精神を病んだ母親から逃れ、一度も会ったことのない実父に引き取られたが、親族の意向で女子寄宿学校に入れられてしまう。周囲になじめないモリは大好きなSFと、自分だけが知る魔法やフェアリーの秘密を支えに生きてゆこうとする。1979‐80年の英国を舞台に、読書好きの繊細な少女が日記に綴る青春の日々。ヒューゴー賞・ネビュラ賞・英国幻想文学大賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2011年

ブラックアウト/
オールクリア
Blackout/All Clear

コニー・ウィリス
Connie Willis

2060年、オックスフォード大学の史学生三人は、第二次大戦下のイギリスでの現地調査に送りだされた。メロピーは郊外の屋敷のメイドとして疎開児童を観察し、ポリーはデパートの売り子としてロンドン大空襲で灯火管制(ブラックアウト)のもとにある市民生活を体験し、マイクルはアメリカ人記者としてダンケルク撤退における民間人の英雄を探そうとしていた。ところが、現地に到着した三人はそれぞれ思いもよらぬ事態にまきこまれてしまう…続篇『オール・クリア』とともにヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の三賞を受賞した、人気作家ウィリスの大作。

(「BOOK」データベースより)

2010年

ねじまき少女
The Windup Girl

パオロ・バチガルピ
Paolo Bacigalupi

石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞など主要SF賞を総なめにした鮮烈作。

2009年

パワー
Powers

アーシュラ・K.ル・グィン
Ursula K. Le Guin

“西のはて”の都市国家エトラは、周囲の諸都市と戦を繰り返していた。幼い頃に姉と共に生まれた土地からさらわれ、エトラの館で奴隷として育った少年ガヴィアには、たぐいまれな記憶力と、不思議な幻を見る力が備わっていた。主人の息子たちと共に教育を受けながら、一家に忠誠心を抱いて成長したガヴィアであったが、ある日を境に、すべてが変わっていく―。“西のはて”の壮大な物語、ついに完結。

(「BOOK」データベースより)

2008年

ユダヤ警官同盟
The Yiddish Policemen's Union

マイケル・シェイボン
Michael Chabon

安ホテルでヤク中が殺された。傍らにチェス盤。後頭部に一発。プロか。時は2007年、アラスカ・シトカ特別区。流浪のユダヤ人が築いたその地は2ヶ月後に米国への返還を控え、警察もやる気がない。だが、酒浸りの日々を送る殺人課刑事ランツマンはチェス盤の謎に興味を引かれ、捜査を開始する―。ピューリッツァー賞受賞作家による刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド、開幕。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞三冠制覇。

(「BOOK」データベースより)

2007年

探索者
Seeker

ジャック・マクデヴィット
Jack McDevitt

すべては、若き古美術商アレックス・ベネディクトと、その相棒の美人宇宙船パイロット、チェイス・コルパスのところに持ちこまれた、ひとつのカップから始まった。一見したところありふれたカップだったが、コンピュータの解析によれば、およそ9000年前に造られたものと判明したのだ。しかもそこに描かれている古代文字から、抑圧的だった当時の地球を脱出してユートピアを築くべく出発したものの、その後消息を絶ち、いまでは伝説と化している宇宙船“探索者”の備品であることが確定したのである!もし、いまも銀河のどこかを漂っているこの宇宙船を発見できれば、巨万の富は約束されたようなものだ。しかも“探索者”が見つかれば、彼らが移住したといわれる植民星マーゴリアも発見できる可能性はきわめて高い。そうなれば、史上空前の大発見だ!かくて調査を開始したアレックスは、かすかな手掛かりから次々に新事実を手繰りだしてゆく。そしてアレックスの指示のもと、チェイスは愛機“ベルマリー”を駆ってリムウェイを飛び出し、テレパシー能力を持つアシユール人の惑星や、人類の故郷である地球にまで赴いて調査を続けるが…!?2007年ネビュラ賞最優秀長篇部門受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2006年

擬態―カムフラージュ
Camouflage

ジョー・ホールドマン
Joe Haldeman

2019年、海洋工学の専門家ラッセルは、海軍提督ハリバートンから奇妙な仕事を依頼された。太平洋の深海で発見された謎の人工物を、軍や政府と関わることなく密かに調査したいというのだ。ラッセルは百万年以上も海底にあったと推測される卵形の物体を、サモア島に引き上げることに成功する。だがそれは、これまでに発見されたどんな物質よりも重い謎の金属でできており、いかなるドリルやレーザーを使っても、構造を調べるどころか、傷ひとつつけることができなかった…。やがて、謎の人工物発見のニュースは、ある人物をサモア島へと引き寄せることになった―どんなものにも自在にその姿を変えることができる異星人「変わり子」を。百万年前、ただひとりM22星団から地球へとやってきた「変わり子」は、これまでさまざまな海洋生物に変身して過ごしてきたが、1931年、はじめて陸にあがり、人間として生活を始めていたのだ。この物体が、曖昧になっている記憶を呼び覚まし、自らの出自を知る手がかりになると直感した「変わり子」は、若い女性に変身し、ラッセルの調査チームに入りこむ。だが地球にはもう一体、異星生命体―「カメレオン」が存在した。「彼」もまた、この人工物を自らのものにすべく…。2006年ネビュラ賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞に輝く、ノンストップSFアドヴェンチャー。

(「BOOK」データベースより)

1966年~1985年 ネビュラ賞受賞作へ
1986年~2005年 ネビュラ賞受賞作へ


このページの先頭へ