面白い本を探す

ネビュラ賞(長編小説部門)を受賞した作品の一覧です。

ネビュラ賞(The Nebula Awards)受賞作

ネビュラ賞(The Nebula Awards)はアメリカSFファンタジー作家協会(Science Fiction and Fantasy Writers of America : SFWA)が前年(2009年度以前は過去2年間)に出版・発表されたSF作品を対象に選ぶ文学賞です。
長編小説部門、ゲームライティング部門など幾つかの賞がありますが、以下は長編小説部門 (Best Novel)の受賞作品です。
尚、年度は受賞作が発表された年を記載しています。

2024年

(Vajra Chandrasekera)

(The Saint of Bright Doors)

    2022年

    (P. Djèlí Clark)

    (A Master of Djinn)

      2021年

      マーサ・ウェルズ(Martha Wells)

      ネットワーク・エフェクト(Network Effect)

        かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されていた人型警備ユニットの“弊機”。プリザベーション連合に落ち着いた弊機は警備役として惑星調査任務に赴くが、絶体絶命の危機に。はたして弊機は人間たちを守り抜き、大好きな連続ドラマ鑑賞への耽溺に戻れるのか? ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞・日本翻訳大賞受賞『マーダーボット・ダイアリー』、待望の続編!
        (「内容紹介」より)

        2020年

        サラ・ピンスカー(Sarah Pinsker)

        新しい時代への歌(A Song for a New Day)

          テロと感染病の影響で、ひとびとが直接会う機会は激減した。観客を入れたライブなどは参集規制法によって禁じられている――。 ローズマリーは超巨大企業スーパーウォリーに勤め、自宅からアバターで顧客に対応する、単調な日々を過ごしていた。だがある日、顧客から仮想空間で行われるライブのチケットをもらったことで彼女の人生は変わる。音楽の新たな魅力を知ったローズマリーは、転職し、密かに行われているライブから新たなミュージシャンを発掘するスカウトになることを決意するのだが――。 他人と接触することがなくなった時代、禁止されてもなおライブの熱狂を求めるひとびとを描いた音楽SFの傑作。2020年度ネビュラ賞長篇部門受賞作。
          (「内容紹介」より)

          2019年

          メアリ・ロビネット・コワル(Mary Robinette Kowal)

          宇宙【そら】へ(The Calculating Stars)

            1952年、巨大隕石が突如、ワシントンD.C.近海に落下した。衝撃波と津波によりアメリカ東海岸は壊滅する。第二次大戦に従軍した元パイロットで数学の博士号を持つエルマは、夫ナサニエルとともにこの厄災を生き延びた。だが、エルマの計算により、隕石落下に起因して、環境の激変が起こると判明する。人類が生き残るためには宇宙開発に乗りださなければならないが……。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞受賞の傑作!
            (「内容紹介」より)

            2018年

            N・K・ジェミシン(N.K.Jemisin)

            輝石の空(The Stone Sky)

              古代絶滅文明が遺した巨大な力を用い、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた〈第五の季節〉を永久に終わらせ世界を救おうとする母。同じ力を用いて、憎しみに満ちた世界を破壊しようとする娘。地球の裏側にある古代文明の遺跡都市をめぐり、それぞれの最後の旅がはじまる。前人未踏、3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞の三部作完結編! ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作。
              (「内容紹介」より)

              2017年

              チャーリー・ジェーン・アンダーズ(Charlie Jane Anders)

              空のあらゆる鳥を(All the Birds in the Sky)

                魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特別な才能を持つがゆえに周囲に疎まれるもの同士として友情を育んだ二人は、やがて人類の行く末を左右する運命にあった。しかし未来を予知した暗殺者によって二人は引き裂かれてしまう。そして成長した二人は、人類滅亡の危機を前にして、魔術師と科学者という対立する組織の一員として再会を果たす……ネビュラ賞・ローカス賞・クロフォード賞受賞の傑作SFファンタジイ。
                (「内容紹介」より)

                2016年

                ナオミ・ノヴィク(Naomi Novik)

                ドラゴンの塔(Uprooted)

                  東欧のとある谷間の村には、奇妙な風習があった。100年以上生きていると言われる魔法使い<ドラゴン>によって、10年に一度、17歳になる娘が一人選ばれる。その娘は、谷はずれの塔に連れていかれ、ドラゴンとともに暮らさなければならない。10年経って塔から出てきた娘は、まるで別人のようになり、村に戻ってくることはないという。アグニシュカは17歳。そして今年はドラゴンがやってくる年。平凡でなんの取り柄もない自分が選ばれることはない、と思っていた。しかし、ドラゴンに指名されたのは、アグニシェカだった。
                  (「内容紹介」より)

                  2015年

                  ジェフ・ヴァンダミア(Jeff VanderMeer)

                  全滅領域(Annihilation)

                    突如として世界に出現した謎の領域〈エリアX〉。そこでは生態系 が異様な変化を遂げ、拡大を続けていた。監視機構〈サザーン・リーチ〉に派遣された、生物学者をはじめ女性4名からなる調査隊は領域奥深く侵入し、地図にない構造物を発見、そしてそこに棲む未知の存在を感知する。さらに進むべきか、引き返すべきか? 無事に帰還できた隊は過去に存在しない……。大型エンタテインメント〈サザーン・リーチ〉三部作開幕!
                    (「内容紹介」より)

                    2014年

                    アン・レッキー(Ann Leckie)

                    叛逆航路(Ancillary Justice)

                      二千年にわたり宇宙戦艦のAIだったブレクは、自らの人格を四千人の人体に転写した生体兵器〈属躰〉を操り、諸惑星の侵略に携わってきた。だが最後の任務中、陰謀により艦も大切な人も失う。ただ一人の属躰となって生き延びたブレクは復讐を誓い、極寒の辺境惑星に降り立つ……デビュー長編にしてヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞など『ニューロマンサー』を超える英米7冠、本格宇宙SFのニュー・スタンダード登場!
                      (「内容紹介」より)

                      2013年

                      キム・スタンリー・ロビンスン(Kim Stanley Robinson)

                      2312 太陽系動乱(2312)

                        西暦2312年、太陽系に進出した人類は繁栄しつつも、各地で深刻な対立が。そんななか重大事件が……『レッド・マーズ』の著者が放つ、ネビュラ賞受賞の本格宇宙SF!
                        (「内容紹介」より)

                        2012年

                        ジョー・ウォルトン(Jo Walton)

                        図書室の魔法(Among Others)

                        • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                        喪失と孤独を抱えた聡明すぎる少女を救ったのは、本との出会い。秘密の日記に綴られた青春を静かな筆致で描く、ヒューゴー賞・ネビュラ賞・英国幻想文学賞受賞作。
                        (「内容紹介」より)

                        2011年

                        コニー・ウィリス(Connie Willis)

                        ブラックアウト(Blackout)

                        • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                        時間遡行技術が確立されて以来、オックスフォード大学史学部では学生たちが研究対象の時代に赴いて現地調査を行なってきた。そして2060年、第二次大戦中のイギリスへ史学生三人が送りだされる。だが、ロンドン大空襲で灯火管制(ブラックアウト)下にある市民生活を体験するポリーをはじめ、三人は現地で思わぬ事態に巻き込まれ……続篇『オール・クリア』とともにヒューゴー賞/ネビュラ賞/ローカス賞の三冠に輝く傑作。
                        (「内容紹介」より)

                        2010年

                        パオロ・バチガルピ(Paolo Bacigalupi)

                        ねじまき少女(The Windup Girl)

                        • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                        石油が枯渇し、エネルギー構造が激変した近未来のバンコク。遺伝子組替動物を使役させエネルギーを取り出す工場を経営するアンダースン・レイクは、ある日、市場で奇妙な外見と芳醇な味を持つ果物ンガウを手にする。ンガウの調査を始めたアンダースンは、ある夜、クラブで踊る少女型アンドロイドのエミコに出会う。彼とねじまき少女エミコとの出会いは、世界の運命を大きく変えていった。主要SF賞を総なめにした鮮烈作。
                        (「内容紹介」より)

                        2009年

                        アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)

                        パワー(Powers)

                          ル=グウィンの<西のはて>の物語、ついに完結! 都市国家エトラで奴隷として育った少年ガヴィアには、幻(ビジョン)を見る力があった。その多くが現実となるなか、悲惨な事件が起こり、ガヴィアの放浪が始まる――。
                          (「内容紹介」より)

                          2008年

                          マイケル・シェイボン(Michael Chabon)

                          ユダヤ警官同盟(The Yiddish Policemen's Union)

                          • 再読度 ☆:読後感 ☆

                          安ホテルでヤク中が殺された。傍らにチェス盤。後頭部に一発。プロか。時は2007年、アラスカ・シトカ特別区。流浪のユダヤ人が築いたその地は2ヶ月後に米国への返還を控え、警察もやる気がない。だが、酒浸りの日々を送る殺人課刑事ランツマンはチェス盤の謎に興味を引かれ、捜査を開始する――。ピューリッツァー賞受賞作家による刑事たちのハードボイルド・ワンダーランド、開幕!
                          (「内容紹介」より)

                          2007年

                          ジャック・マクデヴィット(Jack McDevitt)

                          探索者(Seeker)

                            すべては、若き古美術商アレックス・ベネディクトと、その相棒の美人宇宙船パイロット、チェイス・コルパスのところに持ちこまれた、ひとつのカップから始まった。一見したところありふれたカップだったが、コンピュータの解析によれば、およそ9000年前に造られたものと判明したのだ。しかもそこに描かれている古代文字から、抑圧的だった当時の地球を脱出してユートピアを築くべく出発したものの、その後消息を絶ちいまでは伝説と化している宇宙船〈探索者〉の備品であることが確定したのである! もし、いまも銀河のどこかを漂っているこの宇宙船を発見できれば、巨万の富は約束されたようなものだ。しかも〈探索者〉が見つかれば、彼らが移住したといわれる植民星マーゴリアも発見できる可能性はきわめて高い。そうなれば、史上空前の大発見だ! かくて調査を開始したアレックスは、かすかな手掛かりから次々に新事実を手繰りだしてゆく。そしてアレックスの指示のもと、チェイスは愛機〈ベルマリー〉を駆ってリムウェイを飛び出し、テレパシー能力を持つアシユール人の惑星や、人類の故郷である地球にまで赴いて調査を続けるが……!?
                            (「内容紹介」より)

                            2006年

                            ジョー・ホールドマン(Joe Haldeman)

                            擬態―カムフラージュ(Camouflage)

                            • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                            2019年、太平洋の海溝で謎の人工物が発見されたが……不死の異星生命体〈変わり子〉と人類との出会いをスリリングに描く話題作!
                            (「内容紹介」より)

                            2005年

                            ロイス・マクマスター・ビジョルド(Lois McMaster Bujold)

                            影の棲む城(Paladin of Souls)

                            • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                            チャリオンの国太后イスタは神に宿られ大いなる存在に触れた経験から、人には感知できないモノを感じられる力を持ってしまった。成人した娘がチャリオンの国主となったが、不可思議な力を持つイスタは精神が不安定で、故郷の城の中で隠者のように暮らしている。 幽閉されているかのような日常にうんざりしたイスタは、ある日数少ないお供を連れて巡礼の旅に出るが、その行き先でチャリオンの命運をかけた大きな事件に巻き込まれてしまう。

                            2004年

                            エリザベス・ムーン(Elizabeth Moon)

                            くらやみの速さはどれくらい(The Speed of Dark)

                            • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                            自閉症が治療可能になった近未来。自閉症者最後の世代であるルウは、製薬会社の仕事とフェンシングの趣味をもち、困難はありつつも自分なりに充実した日々を送っていた……ある日上司から、新しい治療法の実験台になることを迫られるまでは。“光の前にはいつも闇がある。だから暗闇のほうが光よりも速く進むはず” そう問いかける自閉症者ルウのこまやかな感性で語られる、感動の“21世紀版『アルジャーノンに花束を』”。
                            (「内容紹介」より)

                            2003年

                            ニール・ゲイマン(Neil Gaiman)

                            アメリカン・ゴッズ(American Gods)

                            • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                            暴行罪で服役中のシャドウは、妻ローラの死で予定より早く出所することに。葬儀に向かう途中、老紳士ウェンズデイに出会い、風変わりな仕事を依頼される。妻の死が不倫中の事故と知り自暴自棄になるシャドウのもとに、死んだはずのローラが現れる。一方、詐欺師のウェンズデイは、アメリカを旅し「仲間」を集めていた。約束の地ハウス・オン・ザ・ロックに辿り着いた二人が対面したのは、社会の隅で生きる古の神々だった! 2018年ニュー・アカデミー賞候補作(ノーベル文学賞の見送りを受け創設された新文学賞)。
                            (「内容紹介」より)

                            2002年

                            キャサリン・アサロ(Catherine Asaro)

                            薔薇の共鳴(The Quantum Rose)

                              2001年

                              グレッグ・ベア(Greg Bear)

                              ダーウィンの使者(Darwin's Radio)

                                2000年

                                オクティヴィア・E・バトラー(Octavia E. Butler)

                                (Parable of the Talents)

                                  1999年

                                  ジョー・ホールドマン(Joe Haldeman)

                                  終わりなき平和(Forever Peace)

                                    神経接続による遠隔歩兵戦闘体での戦いが実現した近未来。連合国は中米の地域紛争に対し、十人の兵士が繋がりあって操作するこの兵器を投入し絶大な戦果をあげていた。一方このとき人類は、木星上空に想像を絶する規模の粒子加速機を建造し、宇宙の始まりを再現する実験に乗り出していた。
                                    (「内容紹介」より)

                                    1998年

                                    ヴォンダ・N・マッキンタイア(Vonda N.Mcintyre)

                                    太陽の王と月の妖獣(The Moon and the Sun)

                                      1997年

                                      ニコラ・グリフィス(Nicola Griffith)

                                      スロー・リバー(Slow River)

                                      • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                      1996年

                                      ロバート・J・ソウヤー(Robert J. Sawyer)

                                      ターミナル・エクスペリメント(The Terminal Experiment)

                                        1995年

                                        グレッグ・ベア(Greg Bear)

                                        火星転移(Moving Mars)

                                          1994年

                                          キム・スタンリー・ロビンスン(Kim Stanley Robinson)

                                          レッド・マーズ(Red Mars)

                                          • 再読度 ☆:読後感 ☆

                                          人類は火星への初の有人飛行を成功させ、その後、無人輸送船で夥しい機材を送り出した。そしてついに2026年、厳選された百人の科学者を乗せ、最初の火星植民船が船出する。果てしなく広がる赤い大地に、彼らは人の住む街を創りあげるのだ。そして大気と水を。惑星開発に向けて前人未到の闘いが始まる。NASAの最新情報に基づく最高にリアルな火星SF。A・C・クラークが激賞!ネビュラ賞/英国SF協会賞受賞。
                                          (「内容紹介」より)

                                          1993年

                                          コニー・ウィリス(Connie Willis)

                                          ドゥームズデイ・ブック(Doomsday Book)

                                          • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                          歴史研究者の長年の夢がついに実現した。過去への時間旅行が可能となり、研究者は専門とする時代をじかに観察することができるようになったのだ。オックスフォード大学史学部の史学生キヴリンは実習の一環として前人未踏の14世紀に送られた。だが、彼女は中世に到着すると同時に病に倒れてしまった……はたして彼女は未来に無事に帰還できるのか? ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞を受賞した、タイムトラベルSF
                                          (「内容紹介」より)

                                          1992年

                                          マイクル・スワンウィック(Michael Swanwick)

                                          大潮の道(Stations of the Tide)

                                          • 再読度 ☆:読後感 ☆

                                          1991年

                                          アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)

                                          帰還―ゲド戦記最後の書(Tehanu: The Last Book of Earthsea)

                                            平和と秩序を回復するために全力をだしきった大賢人ゲド.久々に故郷の島に帰った彼は,心身ともに衰えた一人の初老の男になっていた.彼が受け継いだ太古の魔法はどうなるのか.ゲドのその後は…….
                                            (「内容紹介」より)

                                            1990年

                                            エリザベス・アン・スカボロー(Elizabeth Ann Scarborough)

                                            治療者の戦争(The Healer's War)

                                              1989年

                                              ロイス・マクマスター・ビジョルド(Lois McMaster Bujold)

                                              自由軌道(Falling Free)

                                              • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                              1988年

                                              パット・マーフィー(Pat Murphy)

                                              落ちゆく女(The Falling Woman)

                                              • 再読度 ☆:読後感 ☆

                                              1987年

                                              オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)

                                              死者の代弁者(Speaker for the Dead)

                                              • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                              エンダーによる異星種族バガー皆殺しから3000年後、銀河各地へと植民地を広げていた人類は、ついに第二の知的異星種族と遭遇した。新たに入植したルシタニア星に棲むピギー族が、高い知性を持つことが発見されたのだ。バガーのときと同じ過ちを繰り返さないため、人類は慎重にピギー族と接する。そのころエンダーは、姉ヴァレンタインとともにトロンヘイム星を訪れていたが……ヒューゴー/ネビュラ両賞に輝く続篇登場!
                                              (「内容紹介」より)

                                              1986年

                                              オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)

                                              エンダーのゲーム(Ender's Game)

                                              • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                              地球は恐るべきバガーの二度にわたる侵攻をかろうじて撃退した。容赦なく人々を殺戮し、地球人の呼びかけにまったく答えようとしない昆虫型異星人バガー。その第三次攻撃に備え、優秀な艦隊指揮官を育成すべく、バトル・スクールは設立された。そこで、コンピュータ・ゲームから無重力訓練エリアでの模擬戦闘まで、あらゆる訓練で最高の成績をおさめた天才少年エンダーの成長を描いた、ヒューゴー賞/ネビュラ賞受賞作!
                                              (「内容紹介」より)

                                              1985年

                                              ウィリアム・ギブスン(William Gibson)

                                              ニューロマンサー(Neuromancer)

                                              • 再読度 ☆:読後感 ☆

                                              ハイテクと汚濁の都、千葉シティの空の下、コンピュータ・ネットワークの織りなす電脳空間を飛翔できた頃に思いを馳せ、ケイスは空虚な日々を送っていた。今のケイスはコンピュータ・カウボーイ能力を奪われた飢えた狼。だがその能力再生を代償に、ヤバい仕事の話が舞いこんできた。依頼を受けたケイスは、電脳未来の暗黒面へと引きこまれていくが……新鋭が華麗かつ電撃的文体を駆使して放つ衝撃のサイバーパンクSF!
                                              (「内容紹介」より)

                                              1984年

                                              ディヴィッド・ブリン(David Brin)

                                              スタータイド・ライジング(Startide Rising)

                                              • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                              人類に知性化され類属となったイルカと彼らを指導する人類が乗った宇宙探検船ストリーカーは銀河辺境を航行中に巨大宇宙船団の遺跡を発見した。これは謎多き伝説の’始祖'の船団ではないか。銀河史の謎を解明する貴重な遺跡発見したストリーカーに対して、その情報を奪わんとする銀河列強諸属はそれぞれが強大な宇宙艦隊を出動させた。

                                              1983年

                                              マイクル・ビショップ(Michael Bishop)

                                              時の他に敵なし(No Enemy But Time)

                                                ジョシュアには子供の頃から不思議な力があった。太古の時代を繰り返し夢に見るのだ。それは夢と呼ぶには、あまりにリアルだった。彼は夢のことを“魂遊旅行”と呼んでいた。成長したジョシュアは、夢に出てくるのが石器時代だと知り、古人類学者のブレアに夢について話す。ブレアは“魂遊旅行”が本物だと認め、ジョシュアを国家的なタイムトラベルプロジェクトへ誘う。それは黒人であるだけで、あらゆる場面で差別されてきたジョシュアにとって、自分を自由に解き放つ唯一のチャンスでもあった。ジョシュアを過去へと送る実験はアフリカで行われた。奇妙な装置に固定された彼がまどろみ目を開けると――石器時代だった。そこでジョシュアは、ホモ・ハビリスと呼ばれる現生人類の集団と出逢う。彼らと行動を共にするうち、やがてジョシュアは、ヘレンと名づけたひとりのホモ・ハビリスと恋に落ちる――。異色のタイムトラベルロマンスであり、ひとりの黒人青年の魂の戦いを描いたネビュラ賞受賞作。
                                                (「内容紹介」より)

                                                1982年

                                                ジーン・ウルフ(Gene Wolfe)

                                                調停者の鉤爪 新しい太陽の書2(The Claw of the Conciliator)

                                                • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                                拷問者組合〉の掟に背いて〈城塞〉を追われたセヴェリアンは、新たな任地へ向かう途上、拉致され、深い森の奥へと連れていかれる。そこに設えられた玉座で待っていたのは、反逆者ヴォダルスだった! 謎の宮殿〈絶対の家〉で果たすべき密命を受けて、セヴェリアンは斜陽の惑星を旅しつづける。人知を超えた魔石〈調停者の鉤爪〉を携えて……。若き拷問者の魂の遍歴を綴るSF/ファンタジイ史上最高のシリーズ、第二弾
                                                (「内容紹介」より)

                                                1981年

                                                グレゴリイ・ベンフォード(Gregory Benford)

                                                タイムスケープ(Timescape)

                                                  1998年、世界は破滅に瀕していた。異常気象、食糧難、エネルギー危機-すべては1960年代に始まる環境汚染が原因なのだ。そこで地球を救うべく、物理学者たちはタキオンにより30年前の過去へ通信を送ろうとするが・・・タイム・パラドックスに挑む科学者たちを描く傑作ハードSF。
                                                  (「出版社の解説目録」より)

                                                  1980年

                                                  アーサー・C・クラーク(Arthur Charles Clarke)

                                                  楽園の泉(The Fountains of Paradise)

                                                    1979年

                                                    ヴォンダ・N・マッキンタイア(Vonda N.Mcintyre)

                                                    夢の蛇(Dreamsnake)

                                                    • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                    1978年

                                                    フレデリック・ポール(Frederik Pohl)

                                                    ゲイトウエイ(Gateway)

                                                    • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                                    1977年

                                                    フレデリック・ポール(Frederik Pohl)

                                                    マン・プラス(Mars Plus)

                                                      1976年

                                                      ジョー・ホールドマン(Joe Haldeman)

                                                      終りなき戦い(The Forever War)

                                                        1975年

                                                        アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)

                                                        所有せざる人々(The Dispossessed: An Ambiguous Utopia)

                                                          1974年

                                                          アーサー・C・クラーク(Arthur Charles Clarke)

                                                          宇宙のランデヴー(Rendezvous With Rama)

                                                            深宇宙より太陽系に飛来した謎の巨大物体。その内部で探査隊が見た、驚異の数々とは!?
                                                            (「内容紹介」より)

                                                            1973年

                                                            アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)

                                                            神々自身(The Gods Themselves)

                                                              1972年

                                                              ロバート・シルヴァーバーグ(Robert Silverberg)

                                                              禁じられた惑星(Time of Changes)

                                                                1971年

                                                                ラリイ・ニーヴン(Larry Niven)

                                                                リングワールド(Ringworld)

                                                                  パペッティア人のネサスから見せられた一枚のホロに、ルイス・ウーは目をむいた - 恒星のまわりをとりまく、薄いリボン状の構築物が写っていたのだ。このリングワールドの謎を解くべくルイスらは勇躍旅立った!シリーズの華麗なるクライマックス
                                                                  (「出版社の解説目録」より)

                                                                  1970年

                                                                  アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)

                                                                  闇の左手(The Left Hand of Darkness)

                                                                  • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                                                  両性具有人の惑星、雪と氷に閉ざされたゲセンとの外交関係を結ぶべく派遣されたゲンリー・アイは、理解を絶する住民の心理、風俗、習慣等様々な困難にぶつかる。やがて彼は奇怪な陰謀の渦中へと……エキゾチックで豊かなイメージを秀抜なストーリイテリングで展開する傑作長篇
                                                                  (「内容紹介」より)

                                                                  1969年

                                                                  アレクセイ・パンシン(Alexei Panshin)

                                                                  成長の儀式(Rite of Passage)

                                                                    1968年

                                                                    サミュエル・R・ディレーニィ(Samuel R. Delany)

                                                                    バベル-17(Babel-17: Including Empire Star)

                                                                    • 再読度 ☆:読後感 ☆

                                                                    1968年

                                                                    サミュエル・R・ディレーニィ(Samuel R. Delany)

                                                                    アインシュタイン交点(The Einstein Intersection Flowers for Algernon)

                                                                      1967年

                                                                      ダニエル・キイス(Daniel Keyes)

                                                                      アルジャーノンに花束を(Flowers for Algernon)

                                                                        32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリイ・ゴードン。そんな彼に夢のような話が舞いこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリイの知能は向上していく……天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは? 全世界が涙した不朽の名作。
                                                                        (「内容紹介」より)

                                                                        1966年

                                                                        フランク・ハーバート(Frank Herbert)

                                                                        デューン砂の惑星(Dune)

                                                                        • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆