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ローカス賞 ファンタジィ部門を受賞した作品の一覧です。

ローカス賞(Locus Award)ファンタジィ長篇部門受賞作

ローカス賞(Locus Award)はアメリカのSF情報誌「ローカス(Locus)」の読者投票で選ばれるSF・ファンタジィ作品を対象とした文学賞で、SF長編・ファンタジィ長編・中長編・中編・短編・ヤングアダルト・新人賞・雑誌・ノンフィクション等々、10以上の部門賞があります。
現在のSF長編部門とファンタジィ長編部門は1980年に長編部門(Best Novel)を分けて設立されました。
以下はファンタジィ長篇部門(Best Fantasy Novel)の受賞作の一覧です。

2025年

T・キングフィッシャー(T. Kingfisher)

(A Sorceress Comes to Call)

    2024年

    マーサ・ウェルズ(Martha Wells)

    (Witch King)

      2022年

      フォンダ・リー(Fonda Lee)

      (Jade Legacy)

        2021年

        N・K・ジェミシン(N.K.Jemisin)

        (The City We Became)

          2020年

          ショーニン・マグワイア(Seanan McGuire)

          (Middlegame)

            2019年

            ナオミ・ノヴィク(Naomi Novik)

            銀をつむぐ者(Spinning Silver)

              舞台は東欧のどこかにある小さな国。ここでは時折、スターリクという氷の妖精たちが棲む異世界への道が開かれる。 ミリエムは16歳、金貸し業を営むユダヤ人の娘。気弱な父親に代わって、ミリエムが村の家々を回って借金を取り立てると、少しずつ金が貯まるようになってきた。「魔法のように金を生み出す娘」という評判が広がる。そんなミリエムの前に、ある日、スターリクの国王が訪ねてきて「この銀を金に変えろ、そしたら王妃にしてやる」と、無理難題を押し付けてきた。 ワンダは貧しい一家の娘。母を亡くし、大酒飲みの父親と、二人の弟とともに暮らしていた。借金の返済ができなので、ミリエムの家で働きながら、少しずつ金を貯めていた。ある日、姉弟は酔っ払った父の暴力を避けようとして、謝って殺してしまう。そして、姉弟たちの逃亡生活が始まった。
              (「内容紹介」より)

              2018年

              N・K・ジェミシン(N.K.Jemisin)

              輝石の空(The Stone Sky)

                古代絶滅文明が遺した巨大な力を用い、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた〈第五の季節〉を永久に終わらせ世界を救おうとする母。同じ力を用いて、憎しみに満ちた世界を破壊しようとする娘。地球の裏側にある古代文明の遺跡都市をめぐり、それぞれの最後の旅がはじまる。前人未踏、3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞の三部作完結編! ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作。
                (「内容紹介」より)

                2017年

                チャーリー・ジェーン・アンダーズ(Charlie Jane Anders)

                空のあらゆる鳥を(All the Birds in the Sky)

                  魔法使いの少女パトリシアと天才科学少年ローレンス。特別な才能を持つがゆえに周囲に疎まれるもの同士として友情を育んだ二人は、やがて人類の行く末を左右する運命にあった。しかし未来を予知した暗殺者によって二人は引き裂かれてしまう。そして成長した二人は、人類滅亡の危機を前にして、魔術師と科学者という対立する組織の一員として再会を果たす……ネビュラ賞・ローカス賞・クロフォード賞受賞の傑作SFファンタジイ。
                  (「内容紹介」より)

                  2016年

                  ナオミ・ノヴィク(Naomi Novik)

                  ドラゴンの塔(Uprooted)

                    東欧のとある谷間の村には、奇妙な風習があった。100年以上生きていると言われる魔法使い<ドラゴン>によって、10年に一度、17歳になる娘が一人選ばれる。その娘は、谷はずれの塔に連れていかれ、ドラゴンとともに暮らさなければならない。10年経って塔から出てきた娘は、まるで別人のようになり、村に戻ってくることはないという。アグニシュカは17歳。そして今年はドラゴンがやってくる年。平凡でなんの取り柄もない自分が選ばれることはない、と思っていた。しかし、ドラゴンに指名されたのは、アグニシェカだった。
                    (「内容紹介」より)

                    2015年

                    キャサリン・アディスン(Katherine Addison)

                    エルフ皇帝の後継者(The Goblin Emperor)

                    • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                    2014年

                    ニール・ゲイマン(Neil Gaiman)

                    (The Ocean at the End of the Lane)

                      2013年

                      チャールズ・ストロス(Charles Stross)

                      (The Apocalypse Codex)

                        2012年

                        ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)

                        竜との舞踏(A Dance with Dragons)

                          2011年

                          チャイナ・ミエヴィル(China Mieville)

                          クラーケン(Kraken)

                            2010年

                            チャイナ・ミエヴィル(China Mieville)

                            都市と都市(The City and the City)

                            • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                            ふたつの都市国家〈ベジェル〉と〈ウル・コーマ〉は、欧州において地理的にほぼ同じ位置を占めるモザイク状に組み合わさった特殊な領土を有していた。ベジェル警察のティアドール・ボルル警部補は、二国間で起こった不可解な殺人事件を追ううちに、封印された歴史に足を踏み入れていく……。ディック-カフカ的異世界を構築し、SF/ファンタジイ主要各賞を独占した驚愕の小説
                            (「内容紹介」より)

                            2009年

                            アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)

                            ラウィーニア(Lavinia)

                              2008年

                              テリー・プラチェット(Terry Pratchett)

                              (Making Money)

                                2007年

                                エレン・カシュナー(Ellen Kushner)

                                剣の名誉(The Privilege of the Sword)

                                  2006年

                                  ニール・ゲイマン(Neil Gaiman)

                                  アナンシの血脈(Anansi Boys)

                                  • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                  冴えない人生を送るチャーリーは父の葬儀で驚天動地の事実を知らされる。父は神だったというのだ!? その神の血を色濃く受け継ぐ双子のきょうだいが現れて……。 スティーヴン・キング太鼓判を押す究極エンタ小説!
                                  (「内容紹介」より)

                                  2005年

                                  チャイナ・ミエヴィル(China Mieville)

                                  (Iron Council)

                                    2004年

                                    ロイス・マクマスター・ビジョルド(Lois McMaster Bujold)

                                    影の棲む城(Paladin of Souls)

                                    • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                    チャリオンの国太后イスタは神に宿られ大いなる存在に触れた経験から、人には感知できないモノを感じられる力を持ってしまった。成人した娘がチャリオンの国主となったが、不可思議な力を持つイスタは精神が不安定で、故郷の城の中で隠者のように暮らしている。 幽閉されているかのような日常にうんざりしたイスタは、ある日数少ないお供を連れて巡礼の旅に出るが、その行き先でチャリオンの命運をかけた大きな事件に巻き込まれてしまう。

                                    2003年

                                    チャイナ・ミエヴィル(China Mieville)

                                    (The Scar)

                                      2002年

                                      ニール・ゲイマン(Neil Gaiman)

                                      アメリカン・ゴッズ(American Gods)

                                      • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                      暴行罪で服役中のシャドウは、妻ローラの死で予定より早く出所することに。葬儀に向かう途中、老紳士ウェンズデイに出会い、風変わりな仕事を依頼される。妻の死が不倫中の事故と知り自暴自棄になるシャドウのもとに、死んだはずのローラが現れる。一方、詐欺師のウェンズデイは、アメリカを旅し「仲間」を集めていた。約束の地ハウス・オン・ザ・ロックに辿り着いた二人が対面したのは、社会の隅で生きる古の神々だった! 2018年ニュー・アカデミー賞候補作(ノーベル文学賞の見送りを受け創設された新文学賞)。
                                      (「内容紹介」より)

                                      2001年

                                      ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)

                                      剣嵐の大地(A Storm of Swords)

                                        2000年

                                        J・K・ローリング(J.K. Rowling)

                                        ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(Harry Potter and the Prisoner of Azkaban)

                                        • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                        1999年

                                        ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)

                                        王狼たちの戦旗(A Clash of Kings)

                                          1998年

                                          ティム・パワーズ(Tim Powers)

                                          (Earthquake Weather)

                                            1997年

                                            ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)

                                            七王国の玉座(A Game of Thrones)

                                              ウェスタロス大陸の七王国は、長い夏が終わり、冬を迎えようとしていた。狂王エイリスを倒し、ターガリエン家から〈鉄の玉座〉を奪って以来、バラシオン家、ラニスター家、スターク家ら王国の貴族は、不安定な休戦状態を保ってきた。だが、ロバート王がエダード・スタークを強大な権力を持つ〈王の手〉に任命してから、状況は一変する。それぞれの家の覇権をめぐり様々な陰謀が渦巻き……。ローカス賞に輝く歴史絵巻開幕!
                                              (「内容紹介」より)

                                              1996年

                                              オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)

                                              (Alvin Journeyman)

                                                1995年

                                                マイクル・ビショップ(Michael Bishop)

                                                (Brittle Innings)

                                                  1994年

                                                  ピーター・S・ビーグル(Peter S. Beagle)

                                                  (The Innkeeper's Song)

                                                    1993年

                                                    ティム・パワーズ(Tim Powers)

                                                    (Last Call)

                                                      1992年

                                                      シェリ・S・テッパー(Sheri S. Teppe)

                                                      (Beauty)

                                                        1991年

                                                        アーシュラ・K・ル・グィン(Ursula K. Le Guin)

                                                        帰還―ゲド戦記最後の書(Tehanu: The Last Book of Earthsea)

                                                          平和と秩序を回復するために全力をだしきった大賢人ゲド.久々に故郷の島に帰った彼は,心身ともに衰えた一人の初老の男になっていた.彼が受け継いだ太古の魔法はどうなるのか.ゲドのその後は…….
                                                          (「内容紹介」より)

                                                          1990年

                                                          オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)

                                                          (Prentice Alvin)

                                                            1989年

                                                            オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)

                                                            赤い予言者(Red Prophet)

                                                            • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                            1988年

                                                            オースン・スコット・カード(Orson Scott Card)

                                                            奇跡の少年(Seventh Son)

                                                            • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                            1987年

                                                            ジーン・ウルフ(Gene Wolfe)

                                                            (Soldier of the Mist)

                                                              1986年

                                                              ロジャー・ゼラズニイ(Roger Zelazny)

                                                              (Trumps of Doom)

                                                                1985年

                                                                ロバート・A・ハインライン(Robert A. Heinlein)

                                                                ヨブ(JOB:A COMEDY OF JUSTICE (1984))

                                                                • 再読度 ☆:読後感 ☆

                                                                1984年

                                                                マリオン・ブラッドリー(Marion Bradley)

                                                                アヴァロンの霧(The Mists of Avalon)

                                                                  1983年

                                                                  ジーン・ウルフ(Gene Wolfe)

                                                                  警士の剣 新しい太陽の書3(The Sword of the Lictor)

                                                                  • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                                  流刑の地スラックスで警士の任に就いていたセヴェリアンは、かつてネッソスを追放されたように、ある女性との問題から、ふたたびこの山岳都市を追われる身となってしまう。魔石〈調停者の鉤爪〉を主であるペルリーヌ尼僧団へと返す旅に出た彼は、道中、自らと同じ名を持つ少年セヴェリアンと出会い、ウールスの地をともに往くこととなった。名剣テルミヌス・エストをその護りとして……。巨匠が紡ぐ傑作シリーズ、第三弾
                                                                  (「内容紹介」より)

                                                                  1982年

                                                                  ジーン・ウルフ(Gene Wolfe)

                                                                  調停者の鉤爪 新しい太陽の書2(The Claw of the Conciliator)

                                                                  • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                                                  拷問者組合〉の掟に背いて〈城塞〉を追われたセヴェリアンは、新たな任地へ向かう途上、拉致され、深い森の奥へと連れていかれる。そこに設えられた玉座で待っていたのは、反逆者ヴォダルスだった! 謎の宮殿〈絶対の家〉で果たすべき密命を受けて、セヴェリアンは斜陽の惑星を旅しつづける。人知を超えた魔石〈調停者の鉤爪〉を携えて……。若き拷問者の魂の遍歴を綴るSF/ファンタジイ史上最高のシリーズ、第二弾
                                                                  (「内容紹介」より)

                                                                  1981年

                                                                  ロバート・シルヴァーバーグ(Robert Silverberg)

                                                                  ヴァレンタイン卿の城(Lord Valentine's Castle)

                                                                    1980年

                                                                    パトリシア・A・マキリップ(Patricia A. McKillip)

                                                                    風の竪琴弾き (イルスの竪琴3) (Harpist in the Wind)

                                                                    • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                                    イムリスの戦は拡大を続け、アン、ヘルン、アイシグ、オスターランド、そしてモルゴンの故郷ヘドでさえものみこもうとしていた。なぜ自分は命を狙われるのか、偉大なる者はどこにいってしまったのか、変身術者とはいったい何者なのか。答えを求めて、モルゴンはレーデルルとともに、生き残った魔法使いがいるランゴルドへ向かう。ファンタジー史に燦然と輝く、稀代の三部作完結。

                                                                    1978年

                                                                    J・R・R・トールキン(J.R.R. Tolkien)

                                                                    シルマリルの物語(The Silmarillion)