ロバート・A. ハインライン「ヨブ」☆
始めのうちは次元移動を繰り返す男を描いた冒険SF小説だとばかり思っていましたが、読み進んで行くとどうも様子が違ってきます。
終り方も予想外でした。
ハインラインが書いた作品でなかったら、おそらくもっとつまらない作品になった事でしょう。
「ヨブ」というタイトルは伊達じゃありませんが、管理人はそれ程聖書やキリスト教の教義に詳しい訳ではないので、ピンと来ないところも多かったですね。
1985年のローカス賞を受賞したということで期待して読んだだけに、今ひとつ残念だった作品です。