面白い本を探す

アメリカ探偵作家クラブが選出した史上最高のミステリィ小説100の一覧です。

史上最高のミステリィ小説100

1995年にアメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America:MWA)が史上最高のミステリィ小説を選ぶ会員アンケートを集計して、「The Crown Crime Companion: The Top 100 Mystery Novels of All Time」として書籍化したブック・ランキングです。
日本でも「アメリカ探偵作家クラブが選んだミステリBEST100」として出版されています。
1990年に公表された英国推理作家協会選出のベストもそうですが、古典と呼ばれるミステリィ小説が多く選ばれ、ランキングはあってないようなものだと思います。尚、100位が2作品選出されていますので、作品数としては101冊になります。

  • 1位

    コナン・ドイル(Arthur Conan Doyle)

    シャーロック・ホームズ・シリーズ全作品(The Complete Sherlock Holmes)

      新潮文庫の「シャーロック・ホームズシリーズ」全10巻をまとめた合本版!
      (「内容紹介」より)

    • 2位

      ダシール・ハメット(Dashiell Hammett)

      マルタの鷹(The Maltese Falcon)

        誘拐された妹を取り戻してほしいと一人の女から依頼を受けたサム・スペードは、女の希望どおりに相棒のマイルズに一人の男の跡をつけさせる。だが、マイルズは射殺され、肝心の男も死体となって発見される。嫌疑をかけられたスペードは依頼主の女を追う…やがて明らかになる「マルタの鷹」と呼ばれる謎の彫像をめぐる血で血を洗う争奪戦…ハードボイルドの金字塔!
        (「内容紹介」より)

      • 3位

        エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)

        エドガー・アラン・ポー作品集(Tales of Mystery & Imagination)

          推理小説における”探偵”の原型をつくったエドガー・アラン・ポーの代表作「アッシャー家の崩壊」「モルグ街の殺人」「黄金虫」「黒猫」を含む16作品を一冊に収録。
          (「内容紹介」より)

        • 4位

          ジョセフィン・テイ(Josephine Tey)

          時の娘(The Daughter of Time)

            英国史上最も悪名高い王、リチャード三世??彼は本当に残虐非道を尽した悪人だったのか? 退屈な入院生活を送るグラント警部はつれづれなるままに歴史書をひもとき、純粋に文献のみからリチャード王の素顔を推理する。安楽椅子探偵ならぬベッド探偵登場。探偵小説史上に燦然と輝く歴史ミステリ不朽の名作。
            (「内容紹介」より)

          • 5位

            スコット・トゥロー(Scott Turow)

            推定無罪(Presumed Innocent)

              地方検事選挙が白熱する街で起きた女性検事補殺し。逮捕されたのは、被害者と不倫関係にあった敏腕検事──果たして彼は有罪か無罪か? 白熱の法廷戦、豊穣な人間ドラマ、最後に待つ驚愕の真相。これぞ不朽の名作!
              (「内容紹介」より)

            • 6位

              ジョン・ル・カレ(John le Carre)

              寒い国から帰ってきたスパイ(The Spy Who Came In From the Cold)

              • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

              ベルリンの壁を境に展開される英独諜報部の熾烈な暗闘を息づまる筆致で描破!作者自身諜報部員ではないかと疑われたほどのリアルな描写と、結末の見事などんでん返しとによってグレアム・グリーンに絶賛され、英国推理作家協会賞、アメリカ探偵作家クラブ賞両賞を獲得したスパイ小説の金字塔!
              (「出版社の解説目録」より)

            • 7位

              ウィルキー・コリンズ(Wilkie Collins)

              月長石(The Moonstone)

                インド寺院の宝〈月長石〉は数奇な運命の果て、イギリスに渡ってきた。しかし、その行くところ、常に無気味なインド人の影がつきまとう。そしてある晩、秘宝は持ち主の家から忽然と消失してしまった。警視庁のけんめいの捜査もむなしく、〈月長石〉のゆくえは杳として知れない。「最大にして最良の推理小説」といわれる古典的名作の完訳。
                (「内容紹介」より)

              • 8位

                レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)

                大いなる眠り(The Big Sleep)

                  私立探偵フィリップ・マーロウ。三十三歳。独身。命令への不服従にはいささか実績のある男。ある午後、彼は資産家の将軍に呼び出された。将軍は娘が賭場で作った借金をネタに強請られているという。解決を約束したマーロウは、犯人らしき男が経営する古書店を調べ始めた。表看板とは別にいかがわしい商売が営まれているようだ。やがて男の住処を突き止めるが、周辺を探るうちに三発の銃声が……。シリーズ第一作の新訳版
                  (「内容紹介」より)

                • 9位

                  ダフニ・デュ・モーリエ(Daphne du Maurier)

                  レベッカ(Rebecca)

                    ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た――この文学史に残る神秘的な一文で始まる、ゴシックロマンの金字塔、待望の新訳。海難事故で妻を亡くした貴族のマキシムに出会い、後妻に迎えられたわたし。だが彼の優雅な邸宅マンダレーには、美貌の先妻レベッカの存在感が色濃く遺されていた。彼女を慕う家政婦頭には敵意の視線を向けられ、わたしは不安と嫉妬に苛まれるようになり……。
                    (「内容紹介」より)

                  • 10位

                    アガサ・クリスティ(Agatha Christie)

                    そして誰もいなくなった(And Then There Were None)

                    • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                    とある孤島の一軒家に招待された10人の男女。性別も年齢も職業も異なり、お互いに面識もない招待客は、招待主が姿を現さない晩餐会で過去に犯した罪を断罪され殺人予告がされた。悪い冗談かと思った矢先、自動車事故で2人の子供を死なせたと非難された青年が毒物入りのウィスキーを飲んで殺害される。外部に連絡する手段も脱出する手段もない完全なる孤島で、島内にいるのは招待を受けた彼らだけ。そうした中で、マザーグ-スの童謡「10人のインディアン」に合わせたかのような方法で、客たちは一人また一人と殺されていく。永遠の名作ミステリィ。

                  • 11位

                    ロバート・トレイヴァー(Robert Traver)

                    裁判(Anatomy of a Murder)

                      ある地方都市で殺人事件が起きた。美貌の妻を凌辱された陸軍中尉が、その犯人を射殺したのだ。第一級殺人罪として告発された彼の弁護を元検事のビーグラー弁護士が引き受けることになった。計画殺人という検察側の弾劾。それに対して弁護側は、一時的な精神錯乱を主張する。微妙にからみあった、強姦事件と殺人事件をめぐる、虚々実々の駆けひきと反対訊問の応酬。強姦か和姦か?殺人罪か無罪か?法廷を舞台に展開される一大攻防戦。ドキュメンタリー風に再現された事件と裁判の経過が生む強烈なスリルとサスペンス。その迫真性は州最高裁判事である作者トレイヴァーの真骨頂を示すものといえよう。全米ベストセラー連続三十八週第一位を占めた問題作。
                      (「出版社の解説目録」より)

                    • 12位

                      アガサ・クリスティ(Agatha Christie)

                      アクロイド殺し(The Murder of Roger Ackroyd)

                      • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                      名士アクロイドが刺殺されているのが発見された。シェパード医師は警察の調査を克明に記録しようとしたが、事件は迷宮入りの様相を呈しはじめた。しかし、村に住む風変わりな男が名探偵ポアロであることが判明し、局面は新たな展開を見せる。ミステリ界に大きな波紋を投じた名作。
                      (「内容紹介」より)

                    • 13位

                      レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)

                      長いお別れ(The Long Goodbye)

                      • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                      私立探偵フィリップ・マーロウは、ふとした友情から見も知らぬ酔漢テリーを二度も救ってやった。そして彼はテリーの殺害容疑を晴らす為に三たび立ち上るのだった! ハードボイルド派の王座を占めるチャンドラーが五年間の沈黙を破り発表した畢生の傑作、一九五四年アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作
                      (「内容紹介」より)

                    • 14位

                      ジェームズ・M・ケイン(James M. Cain)

                      郵便配達は二度ベルを鳴らす(The Postman Always Rings Twice)

                        何度も警察のお世話になっている風来坊フランク。そんな彼がふらりと飛び込んだ道路脇の安食堂は、ギリシャ人のオヤジと豊満な人妻が経営していた。ひょんなことから、そこで働くことになった彼は、人妻といい仲になる。やがて二人は結託して亭主を殺害する完全犯罪を計画。一度は失敗するものの、二度目には見事に成功するが……。
                        (「内容紹介」より)

                      • 15位

                        マリオ・プーヅォ(Mario Puzo)

                        ゴッドファーザー(The Godfather)

                        • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                        アメリカで最大のマフィア「コルレオーネ一家」のドン、ヴィトー・コルレオーネは麻薬取引における思惑からライバル組織に襲われ瀕死の重傷を負う。入院したヴィトーにとどめを刺そうとする敵対勢力。家業とは距離をおいていたヴィトーの三男マイケルは、父と家族を守るため暗殺者となり、そしてファミリー・ビジネスに関与していく。世界的な名作映画の原作小説。

                      • 16位

                        トマス・ハリス(Thomas Harris)

                        羊たちの沈黙(The Silence of the Lambs)

                        • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                        FBIアカデミイの訓練生スターリングは、9人の患者を殺害して収監されている精神科医レクター博士から〈バッファロゥ・ビル事件〉に関する示唆を与えられた。バッファロゥ・ビルとは、これまでに5人の若い女性を殺して皮膚を剥ぎ取った犯人のあだ名である。「こんどは頭皮を剥ぐだろう」レクター博士はそう予言した…。不気味な連続殺人事件を追う出色のハード・サスペンス。
                        (「BOOK」データベースより)

                      • 17位

                        エリック・アンブラー(Eric Ambler)

                        ディミトリオスの棺(The Mask of Dimitrios)

                        • 18位

                          ドロシー・L・セイヤーズ(Dorothy L. Sayers)

                          学寮祭の夜(Gaudy Night)

                            探偵作家ハリエットは醜聞の年月を経て、母校オクスフォードの学寮祭に出席した。するとその夜、けがらわしい落書きを中庭で拾い、翌日には嫌がらせの紙片を学衣の袖に見つける。幻滅の一幕。だが数ヶ月後恩師から、匿名の手紙と悪戯が学内に横行していると訴える便りが…。学問の街を騒がせる悪意の主は誰か。ピーター卿の推理は?英国黄金時代有数の大長編。
                            (「BOOK」データベースより)

                          • 19位

                            アガサ・クリスティ(Agatha Christie)

                            検察側の証人(Witness for the Prosecution)

                              街中で知り合い、親しくなってゆく金持ちのオールドミスと青年レナード。ある夜そのオールドミスが撲殺された。状況証拠は容疑者の青年に不利なものばかり。金が目当てだとすれば動機も充分。しかも、彼を救えるはずの妻が、あろうことか夫の犯行を裏付ける証言を…展開の見事さと驚愕の結末。法廷劇の代表作。
                              (「BOOK」データベースより)

                            • 20位

                              フレデリック・フォーサイス(Frederick Forsyth)

                              ジャッカルの日(The Day of the Jackal)

                              • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                              暗号名ジャッカル‐ブロンド、長身、ひきしまった体躯のイギリス人。プロの暗殺屋であること以外、本名も年齢も不明。警戒網を破りパリへ…標的はドゴール。計画実行日“ジャッカルの日”は刻々と迫る!
                              (「内容紹介」より)

                            • 21位

                              レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)

                              さらば愛しき女よ(Farewell,My Lovely)

                                前科者大鹿マロイは、出所したその足で以前別れた女を捜し始めたが、またもや殺人を犯してしまった。たまたま居合せた私立探偵マーロウは、警察に調べられる。その後彼はある事件を依頼された……。全篇に流れるリリシズムとスリルと非情な眼は、既に探偵小説の域を超え独自の世界を創り上げている。
                                (「内容紹介」より)

                              • 22位

                                ジョン・バカン(John Buchan)

                                三十九階段(The Thirty-Nine Steps)

                                  アフリカからロンドンに帰って来たリチャード・ハネーは退屈しきっていた。しかしふと知り合った男が殺されるにおよんで、ハネーはおそるべきスパイ団の大陰謀にまきこまれてしまった。世界大戦の一大危機を阻止する手がかりは、〈三十九階段〉ということばだけ……ハガード、ドイルとならぶイギリス冒険小説の雄、バカン不朽の代表作!
                                  (「内容紹介」より)

                                • 23位

                                  ウンベルト・エーコ(Umberto Eco)

                                  薔薇の名前(The Name of the Rose)

                                    迷宮構造をもつ文書館を備えた、中世北イタリアの僧院で「ヨハネの黙示録」に従った連続殺人事件が。バスカヴィルのウィリアム修道士が事件の陰には一冊の書物の存在があることを探り出したが…。精緻な推理小説の中に碩学エーコがしかけた知のたくらみ。
                                    (「BOOK」データベースより)

                                  • 24位

                                    フョードル・ドストエフスキー(Fyodor Dostoyevsky)

                                    罪と罰(Crime and Punishment)

                                      鋭敏な頭脳をもつ貧しい大学生ラスコーリニコフは、一つの微細な罪悪は百の善行に償われるという理論のもとに、強欲非道な高利貸の老婆を殺害し、その財産を有効に転用しようと企てるが、偶然その場に来合せたその妹まで殺してしまう。この予期しなかった第二の殺人が、ラスコーリニコフの心に重くのしかかり、彼は罪の意識におびえるみじめな自分を発見しなければならなかった。
                                      (「BOOK」データベースより)

                                    • 25位

                                      ケン・フォレット(Ken Follett)

                                      針の眼(Eye of the Needle)

                                        1944年春、英国内で活動をつづけるドイツ屈指のスパイ、暗号名「針」は重大機密を入手した。大戦の帰趨を左右する証拠フィルムを携えた彼は、自らヒトラーに情報を届ける決意を固め、盗んだ漁船で単身、祖国に向かう。だが、船は嵐のなかで難破。漂着した北海の孤島に暮らす夫婦が、「針」の運命を塗り替えてゆく―。鬼才が弱冠29歳で打ち立てたスパイ小説の金字塔、新訳で登場。
                                        (「BOOK」データベースより)

                                      • 26位

                                        ジョン・モーティマー(John Mortimer)

                                        ランポール弁護に立つ(Rumpole of the Bailey)

                                          世に犯罪の種は尽きまじ。三文弁護士、奮戦す。刑事法廷で展開される様々な「人間喜劇」を描いて、大人の味わいの英国ユーモアミステリ連作。
                                          (「BOOK」データベースより)

                                        • 27位

                                          トマス・ハリス(Thomas Harris)

                                          レッド・ドラゴン(Red Dragon)

                                          • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                          満月の夜に連続して起きた一家惨殺事件は全米を震撼させた。次の満月までに犯人を逮捕すべく、元FBIアカデミー教官のグレアムは捜査を開始する。彼は犯人像の手がかりを得ようと、以前連続殺人事件で逮捕した精神科医のレクター博士を、収容先の異常犯罪者専用の医療施設に訪ねた。犯人は次の殺害計画を練る一方でこうした動きを新聞で知り、グレアムをつけ狙い始める―究極の悪ハンニバル・レクター衝撃の初登場作。
                                          (「BOOK」データベースより)

                                        • 28位

                                          ドロシー・L・セイヤーズ(Dorothy L. Sayers)

                                          ナイン・テイラーズ(The Nine Tailors)

                                            年の瀬、ピーター卿は沼沢地方の雪深い小村に迷い込んだ。蔓延する流感に転座鳴鐘の人員を欠いた村の急場を救うため、久々に鐘綱を握った一夜。豊かな時間を胸に出立する折には、再訪することなど考えてもいなかった。だが春がめぐる頃、教区教会の墓地に見知らぬ死骸が埋葬されていたことを告げる便りが舞い込む。…堅牢無比な物語に探偵小説の醍醐味が横溢する、不朽の名編。
                                            (「BOOK」データベースより)

                                          • 29位

                                            グレゴリー・マクドナルド(Gregory Mcdonald)

                                            フレッチ 殺人方程式(Fletch)

                                            • 30位

                                              ジョン・ル・カレ(John le Carre)

                                              ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ(Tinker, Tailor, Soldier, Spy)

                                                英国情報部“サーカス”の中枢に潜むソ連の二重スパイを探せ。引退生活から呼び戻された元情報部員スマイリーは、困難な任務を託された。二重スパイはかつての仇敵、ソ連情報部のカーラが操っているという。スマイリーは膨大な記録を調べ、関係者の証言を集めて核心に迫る。やがて明かされる裏切者の正体は?スマイリーとカーラの宿命の対決を描き、スパイ小説の頂点を極めた三部作の第一弾。著者の序文を付した新訳版。
                                                (「BOOK」データベースより)

                                              • 31位

                                                ダシール・ハメット(Dashiell Hammett)

                                                影なき男(The Thin Man)

                                                  ニック・チャールズね、といってもぐり酒場のカウンターに近寄ってきたのは、昔なじみの若い娘だった。母と離婚してそれきりになっている発明家の父に会いたいので探してほしいという。私は顧問弁護士に頼むよう勧めたが、数日後その発明家の秘書が死体で見つかった。だが、依然として発明家の消息は知れない。ハードボイルド小説の始祖がおしどり探偵ニックとノラの活躍を都会小説風に描く異色作。40年ぶりの新訳決定版。
                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                • 32位

                                                  ウィルキー・コリンズ(Wilkie Collins)

                                                  白衣の女(The Woman in White)

                                                    暑熱去らぬ夏の夜道、「ロンドンに行きたい」と声をかけてきた白ずくめの女。絵画教師ハートライトは奇妙な予感に震えたー。発表と同時に一大ブームを巻き起こし社会現象にまでなったこの作品により、豊饒な英国ミステリの伝統が第一歩を踏み出した。ウィルキー・コリンズ(1824-89)の名を不朽のものにした傑作。
                                                    (「内容紹介」より)

                                                  • 33位

                                                    E・C・ベントリー(E. C. Bentley)

                                                    トレント最後の事件(Trent's Last Case)

                                                      アメリカ実業界の巨人マンダースンが、イギリスにある別邸で撃たれ殺害された。画家にして名探偵のトレントは、懇意の新聞社主に依頼され、事件記者として現地に赴く。そこで彼は最重要容疑者である、被害者の美しき妻メイベルと出会うのだった…。独創的な大トリックを有し、恋愛の要素をミステリに持ちこんで成功した本書は、現代推理小説の黎明を告げる記念碑的名作である。
                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                    • 34位

                                                      ジェームズ・M・ケイン(James M. Cain)

                                                      殺人保険(Double Indemnity)

                                                      • 35位

                                                        マーティン・クルーズ・スミス(Martin Cruz Smith)

                                                        ゴーリキー・パーク(Gorky Park)

                                                          モスクワのゴーリキー公園で雪の下から男女三人の射殺体が発見された。いずれも顔面を刃物で削ぎ落とされ、指先も切断されていた。捜査を命じられた民警の主任捜査官レンコは、人類学研究所に被害者の顔の復元を依頼する一方、被害者の遺留品から運命の女性イリーナと出会う。反体制派の彼女に次第に魅かれていくレンコ。そして捜査線上に浮かぶアメリカ人の毛皮商…ソ連社会の暗部をかつてないリアリティで描いた問題作。英国推理作家協会賞受賞作。
                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                        • 36位

                                                          ドロシー・L・セイヤーズ(Dorothy L. Sayers)

                                                          毒を食らわば(Strong Poison)

                                                            裁判官による説示。被告人ハリエット・ヴェインは恋人の態度に激昂、袂を分かった。最後の会見も不調に終わったが、直後、恋人が激しい嘔吐に見舞われ、帰らぬ人となる。医師の見立ては急性胃炎。だが解剖の結果、遺体からは砒素が検出された。被告人は偽名で砒素を購入しており、動機と機会の両面から起訴されるに至る…。ピーター卿が圧倒的な不利を覆さんと立ち上がる第五弾。
                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                          • 37位

                                                            トニイ・ヒラーマン(Tony Hillerman)

                                                            死者の舞踏場(Dance Hall of the Dead)

                                                              ズニ族の少年と、その友人であるナヴァホ族の少年が行方不明になった。ナヴァホ族警察のリープホーン警部補は、ズニ族警察と共同で二人の捜索を始めた。が、ズニ族の少年は遺体で発見され、さらに新たな殺人事件が、やがてFBI、麻薬取締官も介入し、事態は複雑な様相を呈してくるが…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞した傑作。
                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                            • 38位

                                                              ドナルド・E.ウエストレーク(Donald E. Westlake)

                                                              ホット・ロック(The Hot Rock)

                                                                長い刑期を終えて出所したばかりの盗みの天才ドートマンダーに、とてつもない仕事が舞い込んだ。それはアフリカの某国の国連大使の依頼で、コロシアムに展示されている大エメラルドを盗み出すというもの。報酬は15万ドル。彼は4人の仲間を使って、意表をつく数々の犯罪アイディアを練るが…。不運な泥棒ドートマンダーの奇怪で珍妙なスラプスティック・ミステリー。
                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                              • 39位

                                                                ダシール・ハメット(Dashiell Hammett)

                                                                血の収穫(Red Harvest)

                                                                  コンティネンタル探偵社調査員の私が、ある町の新聞社社長の依頼を受け現地に飛ぶと、当の社長が殺害されてしまった。ポイズンヴィル(毒の市)と呼ばれる町の浄化を望んだ息子の死に怒る、有力者である父親。彼が労働争議対策にギャングを雇ったことで、町に悪がはびこったのだが、今度は彼が私に悪の一掃を依頼する。ハードボイルドの始祖ハメットの長編第一作、新訳決定版!
                                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                                • 40位

                                                                  M・R・ラインハート(Mary Roberts Rinehart)

                                                                  螺旋階段(The Circular Staircase)

                                                                    亡き兄の二人の遺児をひきとって育て上げ、肩の荷をおろしたレイチェルは、郊外の別荘でひと夏を過ごすことにする。だが、静かな田舎に安らぎを求めた彼女を待っていたのは恐ろしい事件の連鎖であった。到着早々、不気味な物音や奇怪な人影に心を騒がされ、子供達の到着にほっとしたのも束の間、別荘の持ち主の息子が螺旋階段の下に射殺体で発見される!
                                                                    (「内容紹介」より)

                                                                  • 41位

                                                                    アガサ・クリスティ(Agatha Christie)

                                                                    オリエント急行の殺人 (Murder on the Orient Express)

                                                                    • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                                    数日がかりでヨーロッパを走り抜ける豪華寝台列車、オリエント急行。さまざまな国の客が乗り合わせたその日の列車は、雪の中で立ち往生してしまう。しかも車内で殺人事件まで起こった。殺されたのは、金持ちのアメリカ人男性。たまたまこの列車に乗っていた名探偵エルキュール・ポアロは、事件を調査することになる。犯人は乗客の誰かにまちがいない。ところが全員にアリバイがあるのだ。はたして、ポアロの推理は…。
                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                  • 42位

                                                                    ジョン・グリシャム(John Grisham)

                                                                    法律事務所(The Firm)

                                                                    • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                                    ハーヴァードを優秀な成績で卒業した苦学生ミッチは、メンフィスの小さな法律事務所から高額の年俸、BMWの新車つき一軒家という破格の待遇で迎えられた。この事務所、新人弁護士にも苛酷な仕事を要求するが、10年もすれば億万長者であとはバラ色の人生が待っている。彼は愛妻アビーの不平にも耳を貸さず、一日20時間働いた。だが、こんなうまい話、この世の中にあるわけない…。
                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                  • 43位

                                                                    レン・デイトン(Len Deighton)

                                                                    イプクレス・ファイル(The Ipcress File)

                                                                      英国で最も重要な情報機関WOOC(P)。新たにその一員となったわたしは、失踪した化学者をジェイなる人物の手から取り戻す任務を与えられた。ジェイは一連の要人失踪事件を操る黒幕らしい。問題の化学者は、東側に拉致される途中、レバノン山中で奪回。だが依然として、ジェイと彼の組織の動向はつかめなかった。謎を追い、ロンドンの不気味な家、南太平洋の原爆実験島と動き回るわたしは、やがて自分が東側の二重スパイとして追われていることを知る!巨匠が斬新な文体と卓抜なストーリー展開で、スパイ小説の新世紀を拓いた鮮烈なデビュー作。
                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                    • 44位

                                                                      ヴェラ・キャスパリ(Vera Caspary)

                                                                      ローラ殺人事件(Laura)

                                                                        広告会社の美人文案家ローラ・ハントが殺された。世間はこのセンセーショナルな事件に騒然となったが、捜査部長マーク・マックファーソンにしてみれば、それはこれまで解決してきた幾十もの類似の事件の繰り返しにすぎなかった。しかし、ひとたび彼女の私生活を調査しはじめた彼は、ローラの魅力に、いつしかとらわれてしまった自分を知ったのだった。死んだ女性に恋してしまったマックファーソンは、懸命に捜査をすすめるうちに、主人のいなくなった彼女のアパートで意外な事実に直面する―本書は発表された二年後に、オットー・プレミンガー監督によって映画化され、小説界のみならず、映画界からも絶大な喝采を博した。心理描写の巧みさ、意外性とサスペンス、本格的な謎、そして形式の面白さに満ちた、米国女流作家キャスパリが贈る第一級の探偵小説。
                                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                                      • 45位

                                                                        ミッキー・スピレイン(Mickey Spillane)

                                                                        裁くのは俺だ(I, the Jury)

                                                                          復讐はこの手で-マイク・ハマーは心に誓った。ともに戦火の下をくぐり、右腕を失ってまで彼を救ってくれた戦友ジャックが、下腹部に銃弾をぶちこまれて見るも無残な死体となっていたのだ。犯人は俺が裁く、この45口径が!全世界にセンセーションを起こした問題作。私立探偵マイク・ハマー、衝撃のデビュー!
                                                                          (「出版社の解説目録」より)

                                                                        • 46位

                                                                          マイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー(Maj Sjowall & Per Wahloo)

                                                                          笑う警官(The Laughing Policeman)

                                                                            ベトナム反戦デモが荒れた夜、放置された一台のバスに現職刑事八人を含む死体が! 史上初の大量殺人事件に警視庁の殺人課は色めき立つ。アメリカ推理作家クラブ最優秀長編賞受賞の傑作。
                                                                            (「内容紹介」より)

                                                                          • 47位

                                                                            ドナルド・E.ウエストレーク(Donald E. Westlake)

                                                                            強盗プロフェッショナル(Bank Shot)

                                                                              天才的犯罪プランナー、ドートマンダーも、近頃ではその仕事に少々嫌気がさしていた。ところがそこへ親友ケルプがでっかい話を持ち込んできた。銀行強盗だ。しかもただの銀行強盗ではない。その銀行はトレーラーを使って目下仮営業中。そこでそのトレーラー、すなわち銀行をそっくりそのまま盗もうというのだ。ドートマンダーのプロ根性がむらむらと頭をもたげるが…。タフでクールな泥棒ドートマンダー・シリーズの第二作。
                                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                                            • 48位

                                                                              グレアム・グリーン(Graham Greene)

                                                                              第三の男(The Third Man)

                                                                                作家のロロ・マーティンズは、友人のハリー・ライムに招かれて、第二次大戦終結直後のウィーンにやってきた。だが、彼が到着したその日に、ハリーの葬儀が行なわれていた。交通事故で死亡したというのだ。ハリーは悪辣な闇商人で、警察が追っていたという話も聞かされた。納得のいかないマーティンズは、独自に調査を開始するが、やがて驚くべき事実が浮かび上がる。20世紀文学の巨匠が人間の暗部を描く名作映画の原作。
                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                              • 49位

                                                                                ジム・トンプスン(Jim Thompson)

                                                                                内なる殺人者(The Killer Inside Me)

                                                                                  銃も棍棒もなしで、丸腰のまま保安官補をつとめる、一見物静かな男ルー・フォード。ウェスト・テキサスの小さな田舎町を牛耳る建設業者コンウェイを義兄の仇とねらう彼は、売春婦を利用し復讐をとげるが、そのために殺人をくり返すこととなり、心に巣食った病的な暴力癖をあらわにしていく…。たしかな人間観察眼によって描かれる「現実味のある異常者」の物語。“安物雑貨店のドストエフスキー”と称され、再評価の声の高いジム・トンプスンの幻の代表作、ついに登場!
                                                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                                                • 50位

                                                                                  メアリ・H. クラーク(Mary Higgins Clark)

                                                                                  子供たちはどこにいる(Where Are the Children?)

                                                                                  • 51位

                                                                                    スー・グラフトン(Sue Grafton)

                                                                                    アリバイのA("A" is for Alibi)

                                                                                      わたしのオフィスを訪ねてきたのは、8年間の刑務所暮らしを終えたばかりの女だった。彼女ニッキは有能な弁護士である夫を毒殺した科で有罪を宣告されたのだが、わが身の潔白をなんとしても証明したいというのだ。興味をおぼえ、いま一度当時の事件の洗い直しを始めたわたしは、そこで意外な事実に気づいた。事件に関連のある事務所で働いていた若い女性会計士が同時期に同じ毒薬を飲んで死亡していたのだ―年齢32歳、離婚歴2回、南カリフォルニアのサンタ・テレサに事務所をかまえる女探偵キンジー・ミルホーン登場!新シリーズ第1弾!
                                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                                    • 52位

                                                                                      ローレンス・サンダーズ(Lawrence Sanders)

                                                                                      魔性の殺人(The First Deadly Sin)

                                                                                        真冬のニューヨークを恐怖で覆う連続通り魔殺人!その凶行の裏に隠された恐るべき動機とは?鉄の意志を秘めたディレイニー署長は、凶器の割出しを通じて犯人を糾明すべく、綿密な捜査を開始する・・・。「盗聴」でMWA新人賞を受賞した著者が、該博な知識を駆使して描く衝撃の大ベストセラー
                                                                                        (「出版社の解説目録」より)

                                                                                      • 53位

                                                                                        トニイ・ヒラーマン(Tony Hillerman)

                                                                                        時を盗む者(A Thief of Time)

                                                                                          インディアン遺跡の発掘現場から突然姿を消した女性人類学者はいったいどこへ?妻を亡くし傷心のリープホーン警部補が追う失踪事件は、やがてチー巡査が捜査中の掘削機盗難と結びつき、思いがけない殺人事件へと発展した…。全米ベストセラー作家が西部の雄大な大自然をバックにインディアン警官コンビの活躍を描く、シリーズ最高作との呼び声高い最新作。
                                                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                                                        • 54位

                                                                                          トルーマン・カポーティ(Truman Capote)

                                                                                          冷血(In Cold Blood)

                                                                                            カンザス州の片田舎で起きた一家4人惨殺事件。被害者は皆ロープで縛られ、至近距離から散弾銃で射殺されていた。このあまりにも惨い犯行に、著者は5年余りの歳月を費やして綿密な取材を遂行。そして犯人2名が絞首刑に処せられるまでを見届けた。捜査の手法、犯罪者の心理、死刑制度の是非、そして取材者のモラル―。様々な物議をかもした、衝撃のノンフィクション・ノヴェル。
                                                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                                                          • 55位

                                                                                            ジェフリー・ハウスホールド(Geoffrey Household)

                                                                                            追われる男(Rogue Male)

                                                                                              要人暗殺未遂の廉で逮捕され、苛酷な拷問を受けたわたしは、九死に一生を得て、からくも帰国する。だが執拗な追及の手は故国イギリスにまで及び、イングランド南部の丘陵へと逃亡する羽目となったわたしは、徐々に逃れることのできない窮地へと追い込まれていく…!本書は、『サンデー・タイムズ』のミステリ・ベスト99にも選ばれた英国冒険小説の傑作である。新訳決定版。
                                                                                              (「内容紹介」より)

                                                                                            • 56位

                                                                                              ドロシー・L・セイヤーズ(Dorothy L. Sayers)

                                                                                              殺人は広告する(Murder Must Advertise)

                                                                                                広告主が訪れる火曜日のピム広報社は賑わしい。特に厄介なのが金曜掲載の定期広告。こればかりは猛者揃いの文案部も鼻面を引き回される。変わり者の新人が入社してきたのは、その火曜日のことだった。前任者の不審死について穿鑿を始めた彼は社内を混乱の巷に導くが…。広告代理店の内実を闊達に描く本書は、真相に至るや見事な探偵小説へと変貌する。
                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                              • 57位

                                                                                                G・K・チェスタトン(Gilbert Keith Chesterton)

                                                                                                ブラウン神父の童心(The Innocence of Father Brown)

                                                                                                • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                                                                奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモア、独特の逆説と警句、全五冊におよぶ色彩ゆたかなブラウン神父譚は、シャーロック・ホームズものと双璧をなす短編推理小説の宝庫で、作者チェスタトンのトリック創案率は古今随一だ。まんまるい顔、不格好で小柄なからだ、大きな黒い帽子とこうもり傘の神父探偵の推理は常に読者の意表をつく。
                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                              • 58位

                                                                                                ジョン・ル・カレ(John le Carre)

                                                                                                スマイリーと仲間たち(Smiley's People)

                                                                                                  将軍と呼ばれる老亡命者が殺された。将軍は英国情報部の工作員だった。醜聞を恐れる情報部は、彼の工作指揮官だったスマイリーを引退生活から呼び戻し、後始末を依頼する。将軍は死の直前に、ある重要なことをスマイリーに伝えようとしていた。彼の足どりをたどるスマイリーは、やがて事件の背後に潜むカーラの驚くべき秘密を知る! 英ソ情報部の両雄が、積年の対決に決着をつける。三部作の掉尾を飾る本格スパイ小説。
                                                                                                  (「内容紹介」より)

                                                                                                • 59位

                                                                                                  レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)

                                                                                                  湖中の女(The Lady in the Lake)

                                                                                                    別荘の管理人ビルが大声を上げて指さしたものは、深い緑色の水の底でゆらめく人間の腕だった。目もなく、口もなく、ただ灰色のかたまりと化した女の死体がやがて水面に浮かび上がってきた―フィリップ・マーロウは化粧品会社社長の依頼で、1カ月前に姿を消したその妻の行方を追っていた。メキシコで結婚するという電報が来ていたが、情夫はその事実を否定した。そこで、湖のほとりにある夫人の別荘へ足を運んだのだが……ハードボイルド派の巨匠チャンドラーが名作『長いお別れ』に先駆けて発表した、独自の抒情と乾いた文体で描く異色大作
                                                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                                                  • 60位

                                                                                                    ハーパー・リー(Harper Lee)

                                                                                                    アラバマ物語(To Kill a Mockingbird)

                                                                                                    • 61位

                                                                                                      グレアム・グリーン(Graham Greene)

                                                                                                      ハバナの男(Our Man in Havana)

                                                                                                        1958年、独裁者バティスタ治下のキューバ――冷戦下の諜報網が幾重にも交錯する中で、スパイに仕立てあげられた平凡なイギリス人ワーモルドの行く手には? 痛快無比の傑作スパイ・パロディ
                                                                                                        (「内容紹介」より)

                                                                                                      • 62位

                                                                                                        チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens)

                                                                                                        エドウィン・ドルードの謎(The Mystery of Edwin Drood)

                                                                                                          嵐が過ぎ去ったクリスマスの朝、大聖堂の町から忽然と姿を消したエドウィン・ドルード。河の堰で彼の懐中時計が発見され、以前よりエドウィンと反目していた青年ネヴィルに殺人の嫌疑がかかるが、事件の背後にはある人物の暗い影が…。英国の文豪ディケンズが初めて本格的に探偵小説に取り組み、その突然の死によって未完となった最後の長篇。原書挿絵を全点収録。残された手掛りからドルード事件の真相を推理する訳者解説を付す。
                                                                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                                                                        • 63位

                                                                                                          ピーター・ラヴゼイ(Peter Lovesey)

                                                                                                          死の競歩(Wobble to Death)

                                                                                                          • 64位

                                                                                                            サマセット・モーム(W. Somerset Maugham)

                                                                                                            英国諜報員アシェンデン(Ashenden)

                                                                                                              時はロシア革命と第一次大戦の最中。英国のスパイであるアシェンデンは上司Rからの密命を帯び、中立国スイスを拠点としてヨーロッパ各国を渡り歩いている。一癖も二癖もあるメキシコやギリシア、インドなどの諜報員や工作員と接触しつつアシェンデンが目撃した、愛と裏切りと革命の日々。そしてその果てにある人間の真実―。諜報員として活躍したモームによるスパイ小説の先駆にして金字塔。Star Classics名作新訳コレクション。
                                                                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                                                                            • 65位

                                                                                                              ニコラス・メイヤー(Nicholas Meyer)

                                                                                                              シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険(The Seven-Per-Cent Solution)

                                                                                                                重症のコカイン中毒におかされたホームズを救うため、僚友ワトスン博士は一計を案じた。犬にバニラ・エッセンスの匂いをかがせて、ロンドンからウィーンまでモリアーティ教授のあとを追うホームズとワトスン。そこで暴かれたモリアーティ教授の正体とは…?治療のために訪れたフロイト博士の家でホームズとワトスンは、意外な事件に巻きこまれてしまう。日に日に回復の気配を見せているホームズは、ワトスンとフロイト博士の力を借り、その犯罪の解決に乗りだした。ワトスン博士による、ホームズ外伝。
                                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                                              • 66位

                                                                                                                レックス・スタウト(Rex Stout)

                                                                                                                ネロ・ウルフ対FBI(The Doorbell Rang)

                                                                                                                  蘭を愛する美食家で巨漢の探偵ネロ・ウルフの許へ、富豪の未亡人が訪れた。FBIによる絶えざる監視、尾行をやめさせれば好きなだけ報酬を支払うという。助手のアーチーが調査に乗りだすと、FBIの内幕を探っていたルポライターの、迷宮入り殺人事件が浮かびあがった!―シャーロック・ホームズ以来、もっとも実在感のある探偵といわれるネロ・ウルフ・シリーズ登場!
                                                                                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                • 67位

                                                                                                                  エルモア・レナード(Elmore Leonard)

                                                                                                                  スティック(Stick)

                                                                                                                    刑務所を出たスティックはムショ仲間の誘いでマイアミにやってきた。札束の運搬を請負うが、いきなりピストルの弾がとんでくる。それからひょんなことがきっかけで、お抱え運転手に身をやつしたスティックは…ギャング、映画プロデューサー、美人投資カウンセラー、色とりどりの人物が織りなす〈レナード・タッチ〉の傑作。
                                                                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                  • 68位

                                                                                                                    ジョン・ル・カレ(John le Carre)

                                                                                                                    リトル・ドラマー・ガール(The Little Drummer Girl)

                                                                                                                      ヨーロッパ各地で頻発する、ユダヤ人を標的としたアラブの爆弾テロ。その黒幕を追及するイスラエル情報機関は、イギリスの女優チャーリィに接触し、ある秘密作戦への協力を依頼する。その作戦とは―。イスラエル側が拉致したアラブ人テロリストの恋人になりすまし、テロ組織に潜入して情報を入手するというものだった。架空の人格を緻密につくりあげたチャーリィは、女優としての全才能を賭けて危険な演技に挑んでゆく。
                                                                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                    • 69位

                                                                                                                      グレアム・グリーン(Graham Greene)

                                                                                                                      ブライトン・ロック(Brighton Rock)

                                                                                                                        海辺の行楽地ブライトンに巣喰う十七歳の不良少年ピンキー。つねに硫酸と剃刀を持ち歩き、どんな暴力をも厭わない少年はまさしく悪の化身だった。彼はある時、仲間とともに殺人を犯す。完璧なアリバイを偽装したつもりだったが、ある純朴なウェートレスだけが少年たちの怪しい行動を目撃していた。口を封じるため、ピンキーは同い年の彼女に近づくが…名訳で贈る、善と悪、永遠とは何かを問うグリーン初期の代表的長篇。
                                                                                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                      • 70位

                                                                                                                        ブラム・ストーカー(Bram Stoker)

                                                                                                                        吸血鬼ドラキュラ(Dracula)

                                                                                                                        • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                                                                                        トランシルヴァニアの山中、星明かりを封じた暗雲をいただいて黒々と聳える荒れ果てた城。その城の主ドラキュラ伯爵こそは、昼は眠り夜は目覚め、狼やコウモリに姿を変じ、人々の生き血を求めて闇を徘徊する吸血鬼であった。ヨーロッパの辺境から帝都ロンドンへ、不死者と人間の果てしのない闘いが始まろうとしている…時代を越えて読み継がれる吸血鬼小説。
                                                                                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                      • 71位

                                                                                                                        パトリシア・ハイスミス(Patricia Highsmith)

                                                                                                                        太陽がいっぱい(The Talented Mr. Ripley)

                                                                                                                          イタリアに行ったまま帰らない息子ディッキーを連れ戻してほしいと富豪に頼まれ、トム・リプリーは旅立つ。その地でディッキーは、絵を描きながら女友達マージとともに自由な生活をおくっていた。ディッキーに心惹かれたトムは、そのすべてを手に入れることを求め、殺人を犯す…巨匠ハイスミスの代表作。
                                                                                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                        • 72位

                                                                                                                          エドマンド・クリスピン(Edmund Crispin)

                                                                                                                          消えた玩具屋(The Moving Toyshop)

                                                                                                                          • 73位

                                                                                                                            ジョン・グリシャム(John Grisham)

                                                                                                                            評決のとき(A Time to Kill)

                                                                                                                            • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                                                                                            いまなお人種差別の色濃く残るアメリカ南部の街クラントン。ある日この街で、二人の白人青年が十歳の黒人少女を強姦するという事件が起きた。少女は一命をとりとめ、犯人の二人もすぐに逮補されたが、強いショックを受けた少女の父親カール・リーは、裁判所で犯人たちを射殺してしまう。若いけれど凄腕のジェイクが彼の弁護を引受けたのだが…。全米ベストセラー作家の処女長編。
                                                                                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                          • 74位

                                                                                                                            ヒラリー・ウォー(Hillary Waugh)

                                                                                                                            失踪当時の服装は(Last Seen Wearing …)

                                                                                                                              1950年3月。カレッジの一年生、ローウェルが失踪した。彼女は成績優秀な学生でうわついた噂もなかった。地元の警察署長フォードが捜索にあたるが、姿を消さねばならない理由もわからない。事故か?他殺か?自殺か?雲をつかむような事件を、地道な聞き込みと推理・尋問で見事に解き明かしていく。巨匠が捜査の実態をこの上なくリアルに描いた警察小説の里程標的傑作!
                                                                                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                            • 75位

                                                                                                                              W・R. バーネット(W. R. Burnett)

                                                                                                                              リトル・シーザー(Little Caesar)

                                                                                                                                不良少年のグループからやくざの使い走りになった貧しいイタリア移民の末裔、リコ。彼はギャングの一人として現金強奪で名をあげ、暗黒社会の中で知られた顔になる。力と策謀で仲間を出し抜き、追い落とし、ついには縄張りを握ってその頂点に立つが…。無名だったエドワード・G・ロビンソンを一躍大スターにした映画『犯罪王リコ』の原作であり、ジェイムズ・エルロイやジム・トンプソンに大きな影響を与えたクライム・ノヴェルの古典的名作。
                                                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                              • 76位

                                                                                                                                ジョージ・V. ヒギンズ(George V. Higgins)

                                                                                                                                エディ・コイルの友人たち(The Friends of Eddie Coyle)

                                                                                                                                • 77位

                                                                                                                                  ドロシー・L・セイヤーズ(Dorothy L. Sayers)

                                                                                                                                  雲なす証言(Clouds of Witness)

                                                                                                                                    ピーター・ウィムジイ卿の兄ジェラルドが殺人容疑で逮捕された。しかも、被害者は妹メアリの婚約者だという。お家の大事にピーター卿は悲劇の舞台へと駆けつけたが、待っていたのは、家族の証言すら信じることができない雲を掴むような事件の状況だった。兄の無実を証明すべく東奔西走するピーター卿の名推理と、思いがけない冒険の数々。活気に満ちた物語が展開する第二長編。
                                                                                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                  • 78位

                                                                                                                                    イアン・フレミング(Ian Fleming)

                                                                                                                                    007/ロシアから愛をこめて(From Russia With Love)

                                                                                                                                      ソ連情報部は、このところの失策続きをなんとか挽回しようとしていた。そこで槍玉に挙げられたのが、英国秘密情報部の腕利きスパイ、007ことジェームズ・ボンドだった。陰謀の舞台は、トルコのイスタンブール。ソ連情報部の美女との、豪華なオリエント急行での逃避行。二重三重に仕かけられた罠に、さしものジェームズ・ボンドも次第に搦めとられていく。シリーズ最高峰の傑作。
                                                                                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                    • 79位

                                                                                                                                      マーガレット・ミラー(Margaret Millar)

                                                                                                                                      狙った獣(Beast in View)

                                                                                                                                        莫大な遺産を継いだヘレンに、友人を名乗る謎めいた女から突然電話がかかってきた。最初は穏やかだった口調は徐々に狂気を帯び、ついには無惨な遺体となったヘレンの姿を予見したと告げる。母とも弟とも断絶した孤独なヘレンは、亡父の相談役だったコンサルタントに助けを求めるが……米国随一の心理ミステリの書き手による、古典的名作の呼び名も高いMWA最優秀長編賞受賞作。
                                                                                                                                        (「内容紹介」より)

                                                                                                                                      • 80位

                                                                                                                                        マイケル・ギルバート(Michael Gilbert)

                                                                                                                                        スモールボーン氏は不在(Smallbone Deceased)

                                                                                                                                          ロンドンの法律事務所の書類金庫の中からある日、外遊中のはずだった顧客スモールボーン氏の遺体が発見された。事務所で煙たがられる存在だった共同管財人の彼を、なぜ、いつ、誰が、ただでさえ人目に付く事務所の中で、それも開閉に多くの鍵を必要とする面倒きわまりない金庫に、どうやって詰め込んだのか?チャンドラーの法律顧問でもあった英国の弁護士作家が、さりげないユーモアを込めて描き出した人間パズル。二十世紀ミステリの黄金時代を代表する正統的本格派ミステリの本邦初訳登場。
                                                                                                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                        • 81位

                                                                                                                                          ジョセフィン・テイ(Josephine Tey)

                                                                                                                                          フランチャイズ事件(The Franchise Affair)

                                                                                                                                            「フランチャイズ家」と呼ばれる邸に住むマリオン・シャープと母親はある娘に誘拐暴行犯として訴えられていた。娘は邸につれこまれ、殴る蹴るの目にあいながら、一ヵ月ものあいだ下女働きをさせられたというのだ。確かに暴行の跡は娘の体に無数の傷となって残っている。しかしシャープ母娘にとって、それは全く身に覚えのないことだった。
                                                                                                                                            (「内容紹介」より)

                                                                                                                                          • 82位

                                                                                                                                            エリザベス・ピーターズ(Elizabeth Peters)

                                                                                                                                            砂洲にひそむワニ(Crocodile on the Sandbank)

                                                                                                                                              父の莫大な遺産を相続したアメリア・ピーバディーは、古代都市をめぐる旅に出立した。ローマで行き倒れていた美貌の貴婦人イヴリンを救い、彼女をお供に冒険旅行に乗り出すが、カイロで待ち受けていたのは、次々に襲いかかる不可解な出来事だった。ヴィクトリア朝を舞台にした歴史ミステリの傑作。
                                                                                                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                            • 83位

                                                                                                                                              P・D・ジェイムズ(P. D. James)

                                                                                                                                              ナイチンゲールの屍衣(Shroud for a Nightingale)

                                                                                                                                                看護婦養成所ナイチンゲール・ハウスで、胃に栄養剤を送りこむ実習訓練中、患者役の看護学生が突然苦しみだし、息絶えた。数日後今度は別の学生が毒入りウイスキーを飲んで変死を遂げた。捜査を開始したダルグリッシュ警視は、所内の複雑な人間関係の襞に分けいっていく…。白衣の天使の殿堂に渦巻く醜悪な愛憎関係を重厚な筆致で描き出し、英国推理作家協会賞シルヴァー・ダガー賞を受賞したミステリの新女王の代表傑作。
                                                                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                              • 84位

                                                                                                                                                トム・クランシー(Tom Clancy)

                                                                                                                                                レッド・オクトーバーを追え(The Hunt for Red October)

                                                                                                                                                • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                                                                                                                処女航海で乗っ取られ、亡命の途についたソ連新型原潜をめぐり大西洋上に展開される米英ソの争奪戦!現代戦のハイ・テクのすべてを盛りこんだ海洋軍事冒険小説
                                                                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                              • 85位

                                                                                                                                                ロス・トーマス(Ross Thomas)

                                                                                                                                                大博奕(Chinaman's Chance)

                                                                                                                                                • 86位

                                                                                                                                                  ジョゼフ・コンラッド(Joseph Conrad)

                                                                                                                                                  密偵(The Secret Agent)

                                                                                                                                                    某大使館に傭われてアナーキスト・グループにまじり内情を流す密偵ヴァーロック。上司は彼にグリニッジ天文台爆破を命ずるが、事態は思惑をはずれて意外な方向に…。巨大で陰欝な都市ロンドンにうごめく孤独で卑小な人物たちのドラマを、コンラッド(1857‐1924)は皮肉たっぷりの筆致で描きだす。近年再評価の声高い傑作長篇。
                                                                                                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                  • 87位

                                                                                                                                                    ジョン・D. マクドナルド(John D. MacDonald)

                                                                                                                                                    レモン色の戦慄(The Dreadful Lemon Sky)

                                                                                                                                                    • 88位

                                                                                                                                                      ダシール・ハメット(Dashiell Hammett)

                                                                                                                                                      ガラスの鍵(The Glass Key)

                                                                                                                                                        賭博師ボーモントは友人の実業家であり市政の黒幕・マドヴィッグに、次の選挙で地元の上院議員を後押しすると打ち明けられる。その矢先、上院議員の息子が殺され、マドヴィッグの犯行を匂わせる手紙が関係者に届けられる。友人を窮地から救うためボーモントは事件の解明に乗り出す。
                                                                                                                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                      • 89位

                                                                                                                                                        ルース・レンデル(Ruth Rendell)

                                                                                                                                                        ロウフィールド館の惨劇(A Judgement in Stone)

                                                                                                                                                          ユーニスは怯えていた。自分の秘密が暴露されることを。ついにその秘密があばかれたとき、すべての歯車が惨劇に向けて回転をはじめた! 犯罪者の異常な心理を描く名手、レンデルの会心作。
                                                                                                                                                          (「内容紹介」より)

                                                                                                                                                        • 90位

                                                                                                                                                          ジョセフィン・テイ(Josephine Tey)

                                                                                                                                                          魔性の馬(Brat Farrar)

                                                                                                                                                            「あんた、あいつに瓜二つだ」飲んだくれの役者ロディングがロンドンの街頭で出逢った孤児のファラー。彼はロディングが彼の親戚アシュビー家の行方不明の長男パトリックと間違えたほど、そっくりだった。金に困っていたロディングは、彼を説得して家督相続者である行方不明の兄が戻ってきたという触れ込みで、アシュビー家に彼を送り込んだが…。『時の娘』で世界的な評価を受けた実力派女流作家が、それに先だって発表した異色作。物語の面白さを満喫させる、意外性とサスペンスに満ちたミステリ・ロマン。
                                                                                                                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                          • 91位

                                                                                                                                                            ロス・マクドナルド(Ross Macdonald)

                                                                                                                                                            さむけ(The Chill)

                                                                                                                                                              新婚旅行の第一日目に新妻のドリーは失踪した。夫に同情し彼女の行方を探すこととなったアーチャーは、失踪の背後に彼女の過去の影が尾を引いているとにらんだ。数日後、彼は手掛かりをつかめぬまま夫の家を訪れた。と、そこには血にまみれ、狂乱するドリーの姿が・・・!新境地をひらく巨匠畢生の大作。
                                                                                                                                                              (「出版社の解説目録」より)

                                                                                                                                                            • 92位

                                                                                                                                                              ウォルター・モズリイ(Walter Mosley)

                                                                                                                                                              ブルー・ドレスの女(Devil in a Blue Dress)

                                                                                                                                                                1948年、ロサンゼルス。失業中の黒人労働者イージーは、家のローンを返済するため、美貌の白人女性ダフネを捜しだす仕事を引き受けた。調査を始めたイージーは、ダフネが出入りしていたもぐり酒場を訪れ、彼女の知人の黒人女性を見つけ出した。が、数日後、その女性が殺され、事件は思わぬ方向へ―アメリカ私立探偵作家クラブ賞、英国推理作家協会賞新人賞を受賞し、ミステリ界に旋風を巻き起こした衝撃のデビュー作。
                                                                                                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                              • 93位

                                                                                                                                                                ジョゼフ・ウォンボー(Joseph Wambaugh)

                                                                                                                                                                クワイヤボーイズ(The Choirboys)

                                                                                                                                                                • 94位

                                                                                                                                                                  ドナルド・E.ウエストレーク(Donald E. Westlake)

                                                                                                                                                                  我輩はカモである(God Save the Mark)

                                                                                                                                                                    フレッド・フィッチは詐欺にあっていつも騙されてばかり。うだつもあがらず、女性にももてない。そんな彼のもとに叔父の遺産が転がりこんできた。そのとたん、見も知らぬ親戚に金をせびられ、小悪魔的な女や荒くれ女にいいよられる。さらには遺産を狙う暗殺者に命まで狙われるはめに!歩けば不幸にぶちあたる、カモられ男フレッドの運命は?アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞したお墨付きのお笑いミステリ。
                                                                                                                                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                                  • 95位

                                                                                                                                                                    クレイグ・ライス(Craig Rice)

                                                                                                                                                                    スイート・ホーム殺人事件(Home Sweet Homicide)

                                                                                                                                                                      カーステアズ家の子どもたち、14歳のダイナ、12歳のエイプリル、10歳のアーチーは、勇んで探偵に乗り出した。お隣りのサンフォード家の奥さんが射殺されたのだ。でもおかしい。銃声は二発聞こえたのに、被害者が撃たれたのは一発だけ。そしてサンフォードさんの旦那さんも姿を消して…ミステリ作家のお母さんを有名にするために、子どもたちの大活躍が始まった!ほのぼのユーモアたっぷりの本格ミステリ、新訳で登場。
                                                                                                                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                                    • 96位

                                                                                                                                                                      ディクスン・カー(John Dickson Carr)

                                                                                                                                                                      三つの棺(The Hollow Man)

                                                                                                                                                                        ロンドンの町に静かに雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを、コートと冒子に身を包み、仮面をつけた長身の謎の男が訪れた。やがて二人が入った書斎から、銃声が響く。居合わせたフェル博士たちがドアを破ると、絨毯の上には胸を撃たれて瀕死の教授が倒れていた!しかも密室状態の部屋から謎の男の姿は完全に消え失せていたのだ!名高い“密室講義”を含み、数ある密室ミステリの中でも最高峰と評される不朽の名作。
                                                                                                                                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                                      • 97位

                                                                                                                                                                        リチャード・コンドン(Richard Condon)

                                                                                                                                                                        女と男の名誉(Prizzi's Honor)

                                                                                                                                                                        • 98位

                                                                                                                                                                          ジェイムズ・マクルーア(James McClure)

                                                                                                                                                                          スティーム・ピッグ(The Steam Pig)

                                                                                                                                                                          • 99位

                                                                                                                                                                            ジャック・フィニィ(Jack Finney)

                                                                                                                                                                            ふりだしに戻る(Time and Again)

                                                                                                                                                                            • 再読度 ☆:読後感 ☆☆

                                                                                                                                                                            ニューヨーク暮らしにうんざりしていたサイモン・モーリーは、九〇年前に投函された青い手紙に秘められた謎を解くため「過去」‐一八八二年のニューヨークへ旅立つ。鬼才の幻のファンタジー・ロマン。
                                                                                                                                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                                                                                                                                          • 100位

                                                                                                                                                                            エリス・ピーターズ(Ellis Peters)

                                                                                                                                                                            聖女の遺骨求む(A Morbid Taste for Bones)

                                                                                                                                                                              12世紀、イングランドはシュロップシャ、シュルーズベリ大修道院の修道士達は、副院長・ロバートを先頭にウェールズに向かった。教会の権威を高めるために、寒村の教会に残された聖女の遺骨を引き取るためだった。ところが拙速に進めようとする修道士達と、村人達は一触即発の状態。そんななか、反対派の急先鋒で地主のリシャートが殺害されて……。
                                                                                                                                                                              (「内容紹介」より)

                                                                                                                                                                            • 100位

                                                                                                                                                                              アイラ・レヴィン(Ira Levin)

                                                                                                                                                                              ローズマリーの赤ちゃん(Rosemary's Baby)

                                                                                                                                                                              • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆☆

                                                                                                                                                                              マンハッタンの古アパートに移り住んだ若い妻ローズマリーの身に次々と起る奇怪な事件。傑作「死の接吻」でデビューした異色作家が、十年ぶりに沈黙を破って描いた恐怖とサスペンスの異常世界。いまや新しいゴシック・ロマンの古典とされている。本書は神経過敏の方、および妊産婦にはおすすめできません。
                                                                                                                                                                              (「BOOK」データベースより)