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シェイマス賞長編賞を受賞した作品の一覧です。

シェイマス賞長編賞受賞作

シェイマス賞(The Shamus Award)はアメリカ私立探偵作家クラブ(Private Eye Writers of America:PWA)が運営する、警察等の公的な機関に所属しない私立探偵を主人公とするミステリィ小説を対象とした文学賞です。
シェイマスとは、私立探偵や刑事を意味する俗称だそうです。
長編賞、新人賞、短編賞、ペーパーバック賞などいくつかの賞に分かれていますが、以下は長編賞(Best P. I. Hardcover Novel)の受賞作です。

2024年

(Will Thomas)

(Heart of the Nile)

    2023年

    (Jonathan Ames)

    (The Wheel of Doll)

      2022年

      S・J・ローザン(S. J. Rozan)

      (Family Business)

        2021年

        (Matt Coyle)

        (Blind Vigil)

          2020年

          (Matt Coyle)

          (Lost Tomorrows)

            2019年

            クリステン・レピオンカ(Kristen Lepionka)

            (What You Want to See)

              2018年

              T・ジェファーソン・パーカー(T.Jefferson Parker)

              (The Room of White Fire)

                2017年

                リード・ファレル・コールマン(Reed Farrel Coleman)

                (Where It Hurts)

                  2016年

                  (Ingrid Thoft)

                  (Brutality)

                    2015年

                    デーヴィッド・ローゼンフェルト(David Rosenfelt)

                    (Hounded)

                      2014年

                      ブラッド・パークス(Brad Parks)

                      (The Good Cop)

                        2013年

                        ロバート・クレイス(Robert Crais)

                        (Taken)

                          2012年

                          マイクル・ワイリー(Michael Wiley)

                          (A Bad Night's Sleep)

                            2011年

                            ロリ・アームストロング(Lori Armstrong)

                            (No Mercy)

                              2010年

                              マーシャ・マラー(Marcia Muller)

                              (Locked In)

                                2009年

                                リード・ファレル・コールマン(Reed Farrel Coleman)

                                (Empty Ever After)

                                  2008年

                                  リード・ファレル・コールマン(Reed Farrel Coleman)

                                  (Soul Patch)

                                    2007年

                                    ケン・ブルーウン(Ken Bruen)

                                    (The Dramatist)

                                      2006年

                                      マイクル・コナリー(Michael Connelly)

                                      リンカーン弁護士(The Lincoln Lawyer)

                                        高級車の後部座席を事務所代わりにロサンジェルスを駆け巡り、細かく報酬を稼ぐ刑事弁護士ミッキー・ハラー。収入は苦しく誇れる地位もない。そんな彼に暴行容疑で逮捕された資産家の息子から弁護依頼が舞い込んだ。久々の儲け話に意気込むハラーだが……警察小説の名手が挑む迫真のリーガル・サスペンス。
                                        (「内容紹介」より)

                                        2005年

                                        エド・ライト(Ed Wright)

                                        (While I Disappear)

                                          2004年

                                          ケン・ブルーウン(Ken Bruen)

                                          酔いどれに悪人なし(The Guards)

                                            酒のせいで警察を辞職する羽目になったジャックは日々行きつけの店で飲んだくれ、飲まないときは読書をするか、前職を活かした探偵業にいそしんでいた。ある日、いつものように飲んでいると、美しい女が自殺した娘の死の真相を調べてほしいと頼んできた。望みの薄そうな調査に始めはいやいやだったジャックだが、ある事件をきっかけに負けじ魂に火がつく!酒と本を愛するすべての人に捧げる、新しいかたちの探偵物語登場。
                                            (「BOOK」データベースより)

                                            2003年

                                            ジェイムズ・W・ホール(James W. Hall)

                                            (Blackwater Sound)

                                              2002年

                                              S・J・ローザン(S. J. Rozan)

                                              天を映す早瀬(Reflecting the Sky)

                                                ニューヨークの私立探偵リディアと相棒のビルは、仕事で香港を訪れていた。依頼されたのは、形見の宝石を故人の孫である少年に渡すだけの簡単な仕事。初めての海外に、リディアは興奮を隠せない。だが、たどり着いた少年の家は何者かに荒らされ、少年は誘拐されていた。銃も持てず、探偵免許も通用しない異国の地で、ふたりが巻きこまれた事件の結末は?人気シリーズ第7弾。
                                                (「BOOK」データベースより)

                                                2001年

                                                C・ガルシア=アギレーラ(Carolina Garcia-Aguilera)

                                                (Havana Heat)

                                                  2000年

                                                  ドン・ウィンズロウ(Don Winslow)

                                                  カリフォルニアの炎(California Fire and Life)

                                                    カリフォルニア火災生命の火災査定人ジャック・ウェイドは炎の言葉を知っている。寸暇を惜しんでは波の上にいる筋金入りのサーファーが、ひとたび焼け跡を歩けば失火元と原因をピタリと当てる。彼は今、太平洋を見下ろす豪邸の火災現場で確信している。これは単なる保険金詐欺ではない。殺人だ、と。ジャックは愛するカリフォルニアの太陽の下に蔓延る犯罪と悪徳の世界へ挑戦状を叩きつける。炎の言葉に導かれて―。鬼才ウィンズロウ入魂の最新作。
                                                    (「BOOK」データベースより)

                                                    1999年

                                                    ビル・プロンジーニ(Bill Pronzini)

                                                    (Boobytrap)

                                                      1998年

                                                      テレンス・ファハティ(Terence Faherty)

                                                      輝ける日々へ(Come Back Dead)

                                                        元俳優の警備員スコット・エリオットは、映画監督ドルリーから、撮影現場の警備の依頼を受けた。再起をかけて、自作のリメイクを撮影中だったドルリーだが、その現場で謎の事故が相次いでいるのだという。彼の才能に嫉妬したものの仕業なのだろうか?エリオットは、犯人探しに乗りだすのだが…1950年代の古き良き時代のアメリカを舞台にした、傑作ハードボイルド。アメリカ私立探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。
                                                        (「BOOK」データベースより)

                                                        1997年

                                                        ロバート・クレイス(Robert Crais)

                                                        サンセット大通りの疑惑(Sunset Express)

                                                          崖下の変死体は大富豪夫人だった―ロサンゼルスの私立探偵エルヴィス・コールは、妻殺しの嫌疑をかけられた実業家テディ・マーティン側の辣腕弁護士ジョナサン・グリーンから依頼を受けた。テディの無実を証明するため、凶器を発見した刑事が過去に不正逮捕をしていることを立証したいというのだ。だが弁護士側のあまりに強引なやり方に疑念を抱いたコールが発見したものとは…。『死者の河を渉る』に続き、軽快な展開とポップな語り口が冴える、〈探偵エルヴィス・コール〉の会心作。
                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                          1996年

                                                          S・J・ローザン(S. J. Rozan)

                                                          ピアノ・ソナタ(Concourse)

                                                            深夜ブロンクスの老人ホームで警備員が殴り殺された。手口から地元の不良グループの仕業と判断されたが、納得がいかない被害者のおじは探偵ビルに調査を依頼。かつて探偵の手ほどきをしてくれた老兵の頼みに、ビルは危険な潜入捜査を展開するが…?無鉄砲で繊細な中年探偵が、相棒リディアの存在を胸に、卑しき街を行く。シェイマス賞最優秀長編賞に輝いた、爽やかな第二弾。
                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                            1995年

                                                            スー・グラフトン(Sue Grafton)

                                                            殺害者のK("K" Is for Killer)

                                                              十カ月前に腐乱死体となって発見された若い女性の母親が、事件の再調査を依頼してきた。最近になって、何者かから娘が出ているポルノ・ヴィデオが送られてきたという。調査を始めると、娘の謎の多い生活が明らかになってきた。しかも密かに売春までしており、何らかの事件に巻きこまれた可能性が出てきた。だがその頃、わたしの身にも卑劣な罠が迫っていた…キンジーが人の心の暗闇を鋭くえぐりだす人気シリーズ第11弾。
                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                              1994年

                                                              ローレンス・ブロック(Lawrence Block)

                                                              死者との誓い(The Devil Knows You're Dead)

                                                                弁護士のグレン・ホルツマンがマンハッタンの路上で殺害された。その直後にホームレスの男が逮捕され、事件は公式には解決する。だが、容疑者の弟がスカダーのもとを訪れ、ほんとうに兄が殺人を犯したのか捜査を依頼してきた。ホルツマン殺害の真相を追うスカダーのまえに、被害者の意外な素顔が浮かびあがってくる…。シリーズ中、最高峰と評されるPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長編賞受賞作。
                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                1993年

                                                                ハロルド・アダムズ(Harold Adams)

                                                                (The Man Who was Taller Than God)

                                                                  1992年

                                                                  マックス・アラン・コリンズ(Max Allan Collins)

                                                                  リンドバーグ・デッドライン(Stolen Away)

                                                                    リンドバーグ二世誘拐。やがてアメリカ史上最大の冤罪疑惑を残した謎の事件に挑む私立探偵の苦闘を描く正統派ハードボイルド大作
                                                                    (「内容紹介」より)

                                                                    1991年

                                                                    スー・グラフトン(Sue Grafton)

                                                                    探偵のG("G" Is for Gumshoe)

                                                                      わたしは33歳になり、新しくできた住居に引っ越した。そして、モハーヴェ砂漠にいるはずの母親を探し出してほしいとの女性からの依頼を引き受けた。ほどなく今度は、わたしに恨みを抱く男が殺し屋を雇ったとの知らせが入った。わたしは砂漠の中で、殺し屋に命を狙われ、愛車はポンコツとなった。死の恐怖に怯えるまま、わたしはタフガイの私立探偵をボディーガードとして雇う。新展開を迎える全米ベストセラーの最新作。
                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                      1990年

                                                                      ジョナサン・ヴェイリン(Jonathan Valin)

                                                                      (Extenuating Circumstances)

                                                                        1989年

                                                                        ジョン・ラッツ(John Lutz)

                                                                        別れのキス(Kiss)

                                                                          私立探偵カーヴァーは親友の警部補デソトの依頼で、サンヘヴン老人ホームへ赴く。そこに入居中のこの世を去ったデソトの叔父が、サンヘヴンには不審な点があると生前洩らしていたからだ。初め半信半疑だったカーヴァーだが、なぜか彼の調査は凶悪な犯罪者の妨害を受ける。果たしてサンヘヴンに潜む秘密とは?アメリカ私立探偵作家クラブ最優秀長篇賞に輝く入魂のハードボイルド。
                                                                          (「BOOK」データベースより)

                                                                          1988年

                                                                          ベンジャミン・シュッツ(Benjamin Schutz)

                                                                          癒えない傷(A Tax in Blood)

                                                                            ワシントンD.C.のホテルで一人の男が死んだ。男の名はマルコム・ドネリー。一通の遺書らしき書き置きを残していた。離婚係争中だった妻は、生命保険金を受け取るために、夫の死が自殺でないことを証明しなければならない。その調査を私立探偵レオ・ハガティーに依頼した。マルコムの行動を洗っていく内に、メンタル・ヘルス・センターの医師による医療事故の疑いが出てきた。一方、アメリカ全土ではテロリストの動きが激化していた。ヴェトナム戦没者記念碑が爆破され、ロサンゼルスのフリーウェイが気化爆弾でふっ飛ばされた。そんな中、ハガティーは遂にマルコムの死の真相の一端に辿り着くことができた。ところがさらに調査を進める彼の前に、驚くべき事実が浮かび上がって来た。
                                                                            (「BOOK」データベースより)

                                                                            1987年

                                                                            ジェレマイア・ヒーリイ(Jeremiah Healy)

                                                                            つながれた山羊(The Staked Goat)

                                                                              全身に煙草の火を押しつけられ、性器を切られた無惨な死体―警察はホモの猟奇殺人と考えていたが、死体の左手の小指が折れているのを見た私立探偵ジョン・カディは、戦友アルは拷問されて殺されたのだと確信した。ガディは友の仇を討つべく調査を始めた。アルの“敵”は何者なのか?彼がわざわざボストンまで来ていたのはなぜなのか?カディは手掛りを求め、アルの故郷ピッツバーグへ飛んだ。精力的に調査を続けるその行手にやがて差すベトナム戦争の影―カディは自らの過去をも振り返りながら、さらにペンタゴンまで探り始めた。だが、危険がすでに背後に忍び寄っていようとは、彼には知る由もなかった。やさしくもタフなボストンの探偵カディの、命をかけた復讐行を描く待望の第二弾。私立探偵小説大賞受賞。
                                                                              (「BOOK」データベースより)

                                                                              1986年

                                                                              スー・グラフトン(Sue Grafton)

                                                                              泥棒のB("B" Is for Burglar)

                                                                                なんとも奇妙な展開の事件だった。遺産相続のため、居場所のわからぬ姉を探してもらいたいとの依頼。その女性はサンタ・テレサとフロリダにコンドミニアムがあったが、行方は杳として知れなかった。だが、聞き込みの調査を進めるうちに、一方の管理人室に強盗が押し入るという不穏な事態が発生し、また近所でも数カ月前、無残な強盗放火事件が起こっていたことが判明した。さほど複雑とも思わなかった事件は意外な様相を呈してきた。アメリカ私立探偵作家クラブ賞、アンソニー賞両賞受賞作。注目の女流のキンジー・ミルホーン・シリーズ第2弾。
                                                                                (「BOOK」データベースより)

                                                                                1985年

                                                                                ローレン・D・エスルマン(Loren D. Estleman)

                                                                                シュガータウン(Loren D. Estleman)

                                                                                  デトロイトの街の喧噪を耳に、ぼんやり時を過す私立探偵エイモス・ウォーカーに、久々に仕事が舞い込んだ。マーサと名乗るポーランド移民の老女の頼みは、孫の行方探し。19年前、この街で働いていた彼女の長男ジョセフは、精神錯乱からか家族を射殺し、息子マイケルだけが難を逃れた。マーサはその報を故国で聞いたが出国できず、やっとアメリカの土を踏んだのが2年前。孫会いたさに手を尽し、ついに行き詰まったらしい。エイモスは難なく、マイケルがカリフォルニア湾で溺死していた事を突き止めた。仕事もある時には続くものだ。次の依頼主はある編集者で、亡命ロシア人作家の執筆をKGBが妨害している事実を確認して欲しいという。そんな時、マーサから、昔ジョセフに渡した家宝の十字架を探してくれとたのまれた。が、それが殺人の引金になろうとは…被害者は宗教美術品の故買屋。エイモスが会いに行った直前に何者かが口を封じたらしい。彼の再調査を快く思わないものがいるのか?二件の調査が進むにつれ謎はますます深まり、エイモスの身に危険が迫る!やがて、事件は過去の中から思いがけない真の姿を見せるのだった…私立探偵エイモス・ウォーカー登場!自動車と移民の街デトロイトにチャンドラーの心を甦らせた、人気上昇中のシリーズ第一弾。私立探偵小説大賞受賞。
                                                                                  (「BOOK」データベースより)

                                                                                  1984年

                                                                                  マックス・アラン・コリンズ(Max Allan Collins)

                                                                                  シカゴ探偵物語―悪徳の街1933(True Detective)

                                                                                    1983年

                                                                                    ローレンス・ブロック(Lawrence Block)

                                                                                    八百万の死にざま(Eight Million Ways to Die)

                                                                                      アームストロングの店に彼女が入ってきた。キムというコールガールで、足を洗いたいので、代わりにヒモと話をつけてくれないかというのだった。わたしが会ってみると、その男は意外にも優雅な物腰の教養もある黒人で、あっさりとキムの願いを受け入れてくれた。だが、その直後、キムがめった切りにされて殺されているのが見つかった。容疑のかかるヒモの男から、わたしは真犯人探しを依頼されるが…。マンハッタンのアル中探偵マット・スカダー登場。大都会の感傷と虚無を鮮やかな筆致で浮かび上がらせ、私立探偵小説大賞を受賞した話題の大作。
                                                                                      (「BOOK」データベースより)

                                                                                      1982年

                                                                                      ビル・プロンジーニ(Bill Pronzini)

                                                                                      脅迫(Hoodwink)