J・K・ローリング「ハリー・ポッターと謎のプリンス」☆☆☆
ハリー・ポッター・シリーズの第6作目です。
ついに復活した最強の黒魔術師ヴォルデモートとの対決に備えて、ホグワーツ魔法魔術学校長ダンブルドアはハリー・ポッターに跡を託すように、ヴォルデモートの過去とその弱点に関して個人授業を行うが・・・。
訳者のあとがきにも有る通り、このシリーズは巻を重ねハリー・ポッター少年が成長するに従って微妙に暗くなっていきます。
しかしそれも又、主人公たちが大人になっていくが故の、いつまでも無邪気なままではいられない、という事を描いているのかもしれません。
ハリー・ポッター・シリーズは次の第7巻で大円団を迎えますが、今作はそれに合わせたような終わり方をします。
管理人は少々意外な感を受けましたが、次作で更に驚くような仕掛けが有るますか・・・。
基本は児童向けでしょうけど面白かったです。
忙しくてあまり読む時間を取れなかったにも関わらず、一気に読んでしまいました。