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国際スリラー作家協会賞新人賞を受賞した作品の一覧です。

国際スリラー作家協会賞新人賞受賞作

国際スリラー作家協会賞(International Thriller Writers Awards)は、国際スリラー作家協会(International Thriller Writers)がその年の最も優れたスリラー小説やスリラー作家に対して授与するミステリィの文学賞です。
作家に対して贈られるスリラーマスター(Thrillermaster)の他、最優秀長編賞(ハードカバー賞)、新人賞、脚本賞など、いくつかの部門に分かれています。
以下は新人賞(Best First Novel)の受賞作です。

2025年

(Marie Tierney)

(Deadly Animals)

    2024年

    I・S・ベリー(I.S. Berry)

    孔雀と雀 ―アラブに消えゆくスパイ―(The Peacock and the Sparrow)

      CIA職員シェーンの最後の任務は中東バーレーンの反政府運動を探ること。だが、爆破テロが国王の自作自演である疑惑が浮上し……

      2023年

      (Lauren Nossett)

      (The Resemblance)

        2022年

        (Amanda Jayatissa)

        (My Sweet Girl)

          2021年

          デイヴィッド・ヘスカ・ワンブリ・ワイデン(David Heska Wanbli Weiden)

          喪失の冬を刻む(Winter Counts)

            先住民族の居留地で起こった麻薬密売事件に巻き込まれた甥を救うため、白人と先住民の血を引く"おれ"は巨悪に立ち向かうが――
            (「内容紹介」より)

            2020年

            アンジー・キム(Angie Kim)

            ミラクル・クリーク(Miracle Creek)

              郊外の町ミラクル・クリークの治療施設で火災が発生し、二名が命を落とした。1年後、はじまった裁判は、施設の経営者一家、その患者、関係者たちの秘密を明らかにする……。エドガー賞最優秀新人賞&国際スリラー作家協会最優秀新人賞二冠、心揺さぶる傑作。
              (「内容紹介」より)

              2019年

              C・J・チューダー(C. J. Tudor)

              白墨人形(The Chalk Man)

                あの夏。僕には四人の友達がいた。太り気味のギャヴ、不良を兄に持つミッキー、シングルマザーの息子ホッポ、そして牧師の娘ニッキー。不良たちに襲撃されることも、僕がニッキーへの恋に胸を焦がすこともあったが、この日々が終わるなんて考えもしなかった。 でも町では悲劇に至る不和が広がりはじめていたのだ。僕の母の診療所への反対運動をニッキーの父が煽り、ミッキーの兄に悲劇が降りかかり、少女の妊娠騒ぎが起こる。大人たちのあいだにも、僕たちのあいだにもヒビが入りはじめた。そして、あの事件が起きた。あの子が殺された。森で。バラバラになって。見つけたのは僕たちだった。でも、頭部は見つからないままだ。30年が経った現在。白墨人形の絵とともに、あの事件が甦る。あの人が死んだことで、事件は解決したはずなのに。20年ぶりに帰郷したミッキーは言った。「おれは真犯人を知ってる」。僕はかつての友人たちとともに、あの夏の秘密を探りはじめる……。
                (「内容紹介」より)

                2018年

                (K. J. Howe)

                (The Freedom Broker)

                  2017年

                  ニコラス・ペトリ(Nicholas Petri)

                  帰郷戦線―爆走―(The Drifter)

                    自殺した元部下の家から40万ドルもの大金とプラスチック爆薬が見つかった。未亡人を助けようとやってきた、自身も深刻なPTSDを抱える元海兵隊員のピーター・アッシュは、事の真相を探りはじめる。やがて家のまわりに怪しい人物が現われるようになり、ピーターは否応なしに事件の渦中へ……戦争で帰る場所を失った男たちを描くハード・サスペンス!
                    (「内容紹介」より)

                    2016年

                    (Brian Panowich)

                    (Bull Mountain)

                      2015年

                      ローラ・マクヒュー(Laura McHugh)

                      (The Weight of Blood)

                        2014年

                        ジェイソン・マシューズ(Jason Matthews)

                        レッド・スパロー(Red Sparrow)

                          たぐい稀な美女ドミニカはバレリーナを志すが、足を骨折して夢を絶たれた。父が急死すると、彼女はSVR(ロシア対外情報庁)の高官である伯父ワーニャによって、その美貌を利用した企みに加担させられる。その後ドミニカはSVRに入り、標的を誘惑するハニートラップ要員となった。やがて彼女は、命を受けCIA局員のネイトに接近する――ロシア国内に潜み、彼に機密情報を流し続けるCIAのスパイを探り出すために! 元CIA局員の著者が予断を許さぬ展開で描く大型スパイ小説。
                          (「内容紹介」より)

                          2013年

                          マシュー・クワーク(Matthew Quirk)

                          The 500(The 500)

                            ワシントンDCで最高のロビイストであるデイヴィス・グループ。そのカリスマ的総帥が、服役中の父をもつ貧乏学生のわたしをスカウトしたのは、犯罪社会で成長し軍隊でも訓練を受けた、わたしの現実世界での経験を買ったからだ。世界を動かす人々を意のままに操ろうというロビイスト活動は、綺麗事だけでは通用しないのだ。すぐに頭角を現わしたわたしは、高額の報酬、華麗な社交生活、そして夢の恋人までを手にするが、その行く手には意外な陥穽が……謀略の都の裏側をスタイリッシュに描きだす出色のサスペンス
                            (「内容紹介」より)

                            2012年

                            (Paul McEuen)

                            (Spiral)

                              2011年

                              シェヴィー・スティーヴンス(Chevy Stevens)

                              扉は今も閉ざされて(Still Missing)

                                八月のある日、わたしは誘拐された。独立した不動産業者として仕事も充実し、順調だった人生は、一変する。見知らぬ男によって山小屋に監禁され、暴力と歪んだ欲望にさらされる日々。しかし永遠に続くと思われた地獄から、奇跡的にわたしは生還した、はずだった……。極限の監禁生活を逃れてなお、主人公を襲う終わらぬ悪夢と新たな危険、そして衝撃の真相とは!? 怒涛の展開で読む者を震撼させる驚異の処女作スリラー。
                                (「内容紹介」より)

                                2010年

                                (Jamie Freveletti)

                                (Running from the Devil)

                                  2009年

                                  トム・ロブ・スミス(Tom Rob Smith)

                                  チャイルド44(Child 44)

                                    スターリン体制下のソ連。国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミドフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故と遺族を説得した少年の遺体に酷似していた……。ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て、世界を震撼させた超新星の鮮烈なデビュー作!
                                    (「内容紹介」より)

                                    2008年

                                    ジョー・ヒル(Joe Hill)

                                    ハートシェイプト・ボックス(Heart-Shaped Box)

                                      アメリカン・モダンホラーに新星誕生! 「幽霊の取り憑いたスーツ」――ネット・オークションのこの惹句に、ロック界の大スター、ジュード・コインは飛びついた。だがその幽霊は、彼がかつて捨てた女の義父だった…。ブラム・ストーカー賞ほかを受賞し、各国で絶賛された長編デビュー作!
                                      (「内容紹介」より)

                                      2007年

                                      ニック・ストーン(Nick Stone)

                                      ミスター・クラリネット(Mr. Clarinet)

                                        生きて連れ帰れば1000万ドル、死体でも500万ドル。それが、2年前に忽然と姿を消した3歳の少年チャーリーの発見にかけられた報償金だった。依頼人は、ハイチの実業界を牛耳るグスタヴ・カーヴァーの息子で、チャーリーの父親アラン。7年前、幼女を惨殺した少年少女3人を殺して服役、ようやく出所した元私立探偵マックス・ミンガスにとっては喉から手が出るほど欲しい金だ。だが、調査の舞台は警察組織などなきに等しく、いまだにヴードゥーの呪術や占いが力をふるうハイチ。しかも、マックスの前に雇われた3人の探偵は1人が惨殺され、1人は行方不明、1人は精神錯乱となっていた。さらに、マックスに深い恨みを持つ連続殺人者ブークマンが米国から強制送還され、首都ポルトープランスにいるという。それだけの危険と報酬を秤にかけ、ためらっていたマックスだったが、服役中に事故死した妻が夢まくらに立って依頼を受けるよう訴えてきたし、また下調べで訪れたマイアミの教会の司祭から、子どもをさらうハイチ版ハーメルンの笛吹き「ミスター・クラリネット」の伝説を教えられ、やはり失踪したという司祭の姪の行方を捜すよう頼まれたこともあって、ポルトープランスへ向かうことを決意する。だが、そこでマックスを待っていたのは、まさに悪夢としか言いようのない世界だった……!
                                        (「内容紹介」より)

                                        2006年

                                        アダム・ファウアー(Adam Fawer)

                                        数学的にありえない(Improbable)

                                          未来を予見する力を持った天才数学者を追う、政府の秘密機関。次々に繰り出される謎が驚愕の真実にたどり着く、傑作サスペンス
                                          (「内容紹介」より)