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アンソニー賞新人賞を受賞した作品の一覧です。

アンソニー賞新人賞受賞作

アンソニー賞(The Anthony Awards)は、年に一度開催されるミステリィの世界大会・バウチャーコンで、作家・出版関係者・書店員・読者など参加者の投票で受賞作を決めるミステリィの文学賞です。
長編賞、新人賞、短編賞、評論・ノンフィクション賞、ペイパーバック賞、特別賞の各賞がありますが、以下は新人賞(Best First Novel)の受賞作です。

2024年

(Nina Simon)

(Mother-Daughter Murder Night)

    2023年

    ニタ・プローズ(Nita Prose)

    メイドの秘密とホテルの死体(The Maid)

      社会性に乏しく、他人の意図を読みとることができないモーリー。彼女は9カ月前に亡くなった祖母の教えを頼りに、地元の高級ホテルで客室メイドとして働いていた。ところがある日、清掃に入った客室で悪名高い大富豪ブラックの死体を発見。警察の捜査が始まると、人づきあいが苦手で誤解を招きやすい性格が災いし、人々から疑惑の目を向けられる。さいわい、ずっと見守ってくれていた老ドアマンをはじめ、頼れる仲間が現われ、危機一髪を脱する作戦にでるが…予想もしない展開の奇妙な味のミステリー
      (「内容紹介」より)

      2022年

      (Mia P. Manansala)

      (Arsenic and Adobo)

        2021年

        デイヴィッド・ヘスカ・ワンブリ・ワイデン(David Heska Wanbli Weiden)

        喪失の冬を刻む(Winter Counts)

          先住民族の居留地で起こった麻薬密売事件に巻き込まれた甥を救うため、白人と先住民の血を引く"おれ"は巨悪に立ち向かうが――
          (「内容紹介」より)

          2020年

          (Tara Laskowski)

          (One Night Gone)

            2019年

            オインカン・ブレイスウェイト(Oyinkan Braithwaite)

            マイ・シスター、シリアルキラー(My Sister, the Serial Killer)

              真面目な看護師コレデはうんざりしていた。美貌の妹アヨオラが、今日もまたその彼氏を殺してしまったのだ。これで三人目。コレデは死体を処理するが、次第に警察の捜査が姉妹に迫り……。ナイジェリアの新星が描くブラックユーモアと切なさに満ちたサスペンス
              (「内容紹介」より)

              2018年

              (Kellye Garrett)

              (Hollywood Homicide)

                2017年

                ジョー・イデ(Joe Ide)

                IQ(IQ)

                  ロサンゼルスに住む黒人青年アイゼイアは‶IQ〟と呼ばれる探偵だ。ある事情から大金が必要になった彼は腐れ縁の元ギャング、ドッドソンからの口利きで大物ラッパーから仕事を請け負うことに。だがそれは「謎の巨犬を使う殺し屋を探し出せ」という異様なものだった! 奇妙な事件の謎を全力で追うIQ。そんな彼が探偵として生きる契機となった凄絶な過去とは――。新たなる‶シャーロック・ホームズ〟の誕生と活躍を描く、新人賞三冠受賞作!
                  (「内容紹介」より)

                  2016年

                  グレン・エリック・ハミルトン(Glen Erik Hamilton)

                  眠る狼(Past Crimes)

                    帰ってきてほしい――10年前に故郷を離れ陸軍で海外勤務についていたバンに、長い間音沙汰の無かった祖父から届いた手紙。ベテランのプロの泥棒である祖父の弱気な言葉に胸が騒いだ彼は、10日間の休暇をとって帰郷する。だが空港からなつかしき祖父の家に着くと、そこでは頭に銃撃を受けた祖父が倒れていた! 人事不省の祖父を問い詰めることも出来ないバンは、手掛かりを求め、旧知の仲である祖父の仕事仲間に協力を仰ぐ。どうやら祖父は最後の大仕事を行なっていたらしいが……ミステリ新人賞三冠を制した、昂奮と哀愁がクロスするサスペンス!
                    (「内容紹介」より)

                    2015年

                    ローリー・レーダー=デイ(Lori Rader-Day)

                    (The Black Hour)

                      2014年

                      (Matt Coyle)

                      (Yesterday's Echo)

                        2013年

                        クリス・パヴォーネ(Chris Pavone)

                        ルクセンブルクの迷路(The Expats)

                          ワシントンDCに住むケイトは、夫が新しい事業を始めるルクセンブルクに息子たちとともに移住した。やがて彼女はマクレーン夫妻と知り合うが、夫妻にはどこか怪しげなところがあった。何か犯罪を企んでいるのか?それとも以前ある組織に属していたケイトの過去を探っているのか?あるいは彼女の夫を狙っているのか?疑惑の迷路の中で、彼女は想像を絶する事実を知ることに。意想外の展開が連続するサスペンス巨篇。
                          (「内容紹介」より)

                          2012年

                          (Sara J. Henry)

                          (Learning to Swim)

                            2011年

                            (Hilary Davidson)

                            (The Damage Done)

                              2010年

                              ソフィー・リトルフィールド(Sophie Littlefield)

                              謝ったって許さない(A Bad Day for Sorry)

                                ミシンと手芸の店を営むステラおばさんの裏稼業、それは女性を苦しめるクズ男に過激な天誅を下すこと! ある日、以前助けた若妻クリッシーが子供を別居中の夫にさらわれたと泣きついてきた。どうやら徹底的なお仕置きが必要ね――だが、その夫は怪しげな犯罪組織と関わっているようで……ヤバい奴らを向こうに回し、ステラとクリッシーの熱い戦いが始まった!! タフな毎日を生き抜く女性たちへ、主婦作家が贈る応援歌!
                                (「内容紹介」より)

                                2009年

                                スティーグ・ラーソン(Stieg Larsson)

                                ミレニアム(The Girl with the Dragon Tattoo(Man som hatar kvinnor))

                                • 再読度 ☆☆☆:読後感 ☆☆☆

                                月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。およそ40年前、彼の一族が住む孤島で兄の孫娘ハリエットが失踪した事件を調査してほしいというのだ。解決すれば、大物実業家を破滅させる証拠を渡すという。ミカエルは受諾し、困難な調査を開始する。
                                (「内容紹介」より)

                                2008年

                                タナ・フレンチ(Tana French)

                                悪意の森(In the Woods)

                                  ダブリン郊外の森の中で少年と少女が姿を消してから20数年、同じ森の近くで少女の他殺死体が。刑事のロブとキャシーは、少女の家族が隠し事をしていると感じる。やがて少女の姉がロブに接近し…。
                                  (「内容紹介」より)

                                  2007年

                                  ルイーズ・ペニー(Louise Penny)

                                  スリー・パインズ村の不思議な事件(Still Life)

                                    家に鍵をかける習慣さえない、ケベック州の平和な小村スリー・パインズ。感謝祭の週末の朝、森の中で老婦人の死体が発見された。死因は矢を胸に受けたと見える傷。一見、ハンターの誤射による事故死に思えた。だが、凶器の矢がどこにも見当たらないことから、ガマシュ警部は顔見知りによる殺人事件として捜査を始めた・・・・。「ボアロとモース警部へのケベックからの回答!」と絶賛される本格ミステリの新シリーズ第1弾。
                                    (「内容紹介」より)

                                    2006年

                                    クリス・グラベンスタイン(Chris Grabenstein)

                                    殺人遊園地へいらっしゃい(Tilt-a-Whirl)

                                      海辺の保養地シーヘイヴンへようこそ。ここでは誰もがのんびりする。臨時警官のおれだって例外じゃない。制服も拳銃もないが、帽子に輝く警察マークが女の子に受けるのさ……そんな平和が消し飛んだ。大富豪のハートが遊園地で殺されたんだ。唯一の目撃者、娘のアシュリーにも犯人の魔手が迫る。おれの使命は、相棒の超カタブツ警官シーパクとともに事件を解決することなんだ! アンソニー賞を射止めた新鋭のデビュー作
                                      (「内容紹介」より)

                                      2005年

                                      ハーレイ・ジェーン・コザック(Harley Jane Kozak)

                                      誘惑は殺意の香り(Dating Dead Men)

                                        グリーティングカード・ショップの雇われ店長ウォリーの悲願は独立して自分の店を持つこと。そのためデートクラブのアルバイトもこなし、多忙な日々を過ごしている。ところが、予想外の事態が勃発した。偶然道端で射殺死体を発見。しかも現場で出会った怪しげながらも魅力的な男性に一目惚れしてしまったのだ。彼の正体は? 殺人事件の真相は? マカヴィティ、アンソニーの両新人賞に輝いた、ロマンティック・サスペンス
                                        (「内容紹介」より)

                                        2004年

                                        P・J・トレイシー(P. J. Tracy)

                                        天使が震える夜明け(Monkeewrench)

                                          ウィスコンシンの田舎町、肌寒い亜紀の夜明けに、教会で老夫婦の惨殺したいが見つかった。夫妻の周辺を調べると、彼らが身元を隠して各地を転々としていたことがわかる。一方、隣の州のミネアポリスの凍えるような早朝にも、あるPCゲームを性格に模した殺人事件が次々と発覚していた。そのゲームを作成したのは〈モンキーレンチ〉という個性的な5人のメンバーで運営されている会社で、彼らもまた過去を抹消して生きていた。一見まるで関係のない2カ所の事件が交差したとき、共通する驚愕の事実が明らかになってくる!4つの新人賞を受賞した話題の母娘作家、堂々のデビュー・サスペンス。
                                          (「内容紹介」より)

                                          2003年

                                          ジュリア・スペンサー=フレミング(Julia Spencer-Fleming)

                                          (In the Bleak Midwinter)

                                            2002年

                                            C・J・ボックス(C.J.Box)

                                            沈黙の森(Open Season)

                                              ワイオミング州猟区管理官ジョー・ピケット。気持ちは優しいが、州知事を偶然検挙してしまうような不器用な男。ある日裏庭で娘と見つけた死体は、かつて彼の銃を奪おうとした密猟者だった。次いでキャンプ場にも2人の死体が……。「新ヒーロー誕生」と全米で絶賛され、主要新人賞を独占した、大型新人登場!
                                              (「内容紹介」より)

                                              2001年

                                              ジョー・シャーロン(Qiu Xiaolong)

                                              上海の紅い死(Death of a Red Heroine)

                                                2000年

                                                ドナ・アンドリューズ(Donna Andrews)

                                                庭に孔雀、裏には死体(Murder with Peacocks)

                                                  1999年

                                                  ウィリアム・K・クルーガー(William Kent Krueger)

                                                  凍りつく心臓(Iron Lake)

                                                    ミネソタのアイアン湖畔の町オーロラ――吹き荒れる雪嵐の日、老判事の死体が発見された。自分の頭を拳銃で吹っとばしたのだ。明らかに自殺に見えたが、最後に判事と会ったはずの少年が失踪。不審を抱く元保安官コーク・オコナーの執念の捜査が始まった。アンソニー賞・バリー賞ダブル受賞の傑作ハードボイルド。
                                                    (「内容紹介」より)

                                                    1998年

                                                    リー・チャイルド(Lee Child)

                                                    キリング・フロアー(Killing Floor)

                                                      ジャック・リーチャー。元軍人。仕事も家族も、友人さえも持たずただ一人放浪する男。伝説のギター奏者の面影を求めて訪れたジョージアの田舎町で身に覚えのない殺人容疑をかけられ、刑務所で殺されかかった彼は、自分を狙う何者かの意志を察知する。刊行と同時に全米マスコミの絶賛を浴びたアクション巨編!
                                                      (「内容紹介」より)

                                                      1997年

                                                      テリス・マクマハン・グライムス(Terris McMahan Grimes)

                                                      (Somebody Else's Child)

                                                        1997年

                                                        デイル・フルタニ(Dale Furutani)

                                                        ミステリー・クラブ事件簿(Death in Little Tokyo)

                                                          素人探偵だが謎解きの能力は抜群!経験ゼロ、推理ゲームしかしたことのない探偵クラブの日系3世ケンが挑む奇妙な殺人事件。米国ミステリー界の新人賞・マキャヴィティ賞、アンソニー賞受賞作。
                                                          (「内容紹介」より)

                                                          1996年

                                                          ヴァージニア・ラニア(Virginia Lanier)

                                                          追跡犬ブラッドハウンド(Death in Bloodhound Red)

                                                            1995年

                                                            ケイレブ・カー(Caleb Carr)

                                                            エイリアニスト―精神科医(The Alienist)

                                                              1994年

                                                              ネヴァダ・バー(Nevada Barr)

                                                              山猫(Track of the Cat)

                                                                1993年

                                                                バーバラ・ニーリイ(Barbara Neely)

                                                                怯える屋敷(Blanche on the Lam)

                                                                  1992年

                                                                  スー・ヘンリー(Sue Henry)

                                                                  犬橇レースの殺人(Murder on the Iditarod Trail)

                                                                    1991年

                                                                    パトリシア・コーンウェル(Patricia Cornwell)

                                                                    検屍官(Postmortem)

                                                                    • 再読度 ☆☆:読後感 ☆☆

                                                                    襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。バージニア州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、全市が震え上がっていた。犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の手が――。
                                                                    (「内容紹介」より)

                                                                    1990年

                                                                    カレン・キエフスキー(Karen Kijewski)

                                                                    キャット・ウォーク 女性探偵に気をつけろ!(Katwalk)

                                                                      1989年

                                                                      エリザベス・ジョージ(Elizabeth George)

                                                                      大いなる救い(A Great Deliverance)

                                                                        1988年

                                                                        ギリアン・ロバーツ(Gillian Roberts)

                                                                        フィラデルフィアで殺されて(Caught Dead in Philadelphia)

                                                                          1987年

                                                                          ジョナサン・ケラーマン(Jonathan Kellerman)

                                                                          大きな枝が折れる時(When the Bough Breaks)

                                                                            1987年

                                                                            ビル・クライダー(Bill Crider)

                                                                            死ぬには遅すぎる(Too Late to Die)