宮部みゆき「ドリームバスター」の感想です。
別世界の犯罪者が精神体となってこの世界に逃げ込み、夢を通してその夢の持ち主を乗っ取ろうとする。
そうした夢の中に潜り込む犯罪者を追跡し、夢の中で捕まえるのがドリームバスター。
そのドリームバスターを主人公にした物語です。
結構シンプルで楽しいSF冒険ジュブナイル小説という感じで、宮部みゆきらしい「ひねり」はあまり感じませんけど、作者が楽しんで書いているような雰囲気があります。
深く考えずに楽しめました。