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ディーン・クーンツ「真夜中への鍵」の感想です。

ディーン・クーンツ「真夜中への鍵」☆

真夜中への鍵

京都で高級ナイトクラブを経営するジョアンナ・ランドは、何者かに深い暗示を植え付けられ、夜な夜な鋼鉄の手の男に襲われる悪夢に苦しんでいた。

そんなある日、ジョアンナは休暇で京都を訪れた探偵アレックス・ハンターと出会い、アレックスの力を借りて自分の謎を解明する旅に出る。


日本を舞台にして始まるサイコ・サスペンスです。

外人作家が描いたにしては、日本の描写に大きな違和感はありませんが、物語の設定には「う~ん」という感想です。

それなりに面白い作品ではありますが、やっぱり基本的な設定に無理を感じてしまうと感情移入するのは難しいですね。

クーンツ作品には時々こういう作品が有ります。

凡庸なロマンチック・サスペンスという印象です。