ボランジェ・エブリマン・ウッドハウス賞受賞作
ボランジェ・エブリマン・ウッドハウス賞(Bollinger Everyman Wodehouse Prize)は、コミカルな小説を対象としたイギリスの文学賞です。
ユーモア小説家として高名なイギリス生まれの作家P・G・ウッドハウスの精神で優れたユーモア小説を顕彰しようと2000年に創設されました。
以下は受賞作の一覧です。
年度 | 作品名 | 内容 |
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2022年
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2021年
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2020年
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2019年
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2018年 | 該当作なし | |
2017年
ヘレン・フィールディング | ||
2016年
ポール・マレイ | ||
2015年
アレグザンダー・マコール・スミス | ||
2014年
エドワード・セント・オービン | ||
2013年
ハワード・ヤコブソン | ||
2012年
テリー・プラチェット | ||
2011年 スーパー・サッド・トゥルー・ラブ・ストーリーSuper Sad True Love Story ゲイリー・シュタインガート |
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2010年 ソーラー イアン・マキューアン | マイケル・ビアードは、狡猾で好色なノーベル賞受賞科学者。受賞後は新しい研究に取り組むでもなく、研究所の名誉職を務めたり、金の集まりそうな催しで講演をしたりの日々。五番目の妻に別れを告げられた後は、同僚の発明した新しい太陽光発電のアイディアを横取りしてひと儲を狙っている。そんな彼を取り巻く、優しくも打算的な女たち。残酷で移り気なマスメディア。欺瞞に満ちた科学界とエネルギー業界―。一人の男の人生の悲哀とともに、現代社会の矛盾と滑稽さを容赦なく描き切る、イギリスの名匠による痛快でやがて悲しい最新長篇。 | |
2009年
ジェフ・ダイヤー | ||
2008年
ウィル・セルフ | ||
2007年 イエメンで鮭釣りを ポール・トーディ |
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2006年
クリストファー・ブルックマイア | ||
2005年 おっぱいとトラクター マリーナ・レヴィツカ | 母が亡くなって2年後、元エンジニアで変わり者の父が、ウクライナからやって来た豊満なバツイチ美女と結婚すると言い出した!父84歳、美女36歳。母親の遺産問題で仲の悪くなっていた2人の娘は一時休戦、財産とヴィザ目当てに違いないその女性から父を守るべくタッグを組み、追い出し作戦を開始するのだが…。ヨーロッパで話題騒然のイギリス発世界的ベストセラー、日本初上陸。 | |
2004年 文学刑事サーズデイ・ネクスト〈3〉だれがゴドーを殺したの? ジャスパー・フォード | わたしはサーズデイ・ネクスト。ついこのあいだまで、イングランドで暮らす一介の「文学刑事」だった。ジェイン・エアを誘拐した文学破壊凶悪犯ヘイディーズを倒し、ポーの『大鴉』の中で、卑劣な巨大企業ゴライアス社と対決したのはいいが、ひきかえに愛する人をうばわれてしまった。しかも記憶を操る怪女エイオーニスから、兄の仇と命を狙われる始末。そんなわたしに『大いなる遺産』の豪快なブックジャンパー、ミス・ハビシャムが助け舟を出してくれた。普通は現実世界の人間が入れない「ブックワールド」に匿ってくれるという。『ロビンソンクルーソー』の島で過ごすか『高慢と偏見』の中で優雅なドレスをまとうか迷ったが、怪しげな未完の小説のなかでしばらくのんびり身を隠すことにした。しかし運命はわたしに休息をゆるしてくれないらしい。小説世界でも刑事をやるんだよと、ミス・ハビシャムのしごきが始まった…。ヒースクリフから植物怪獣トリフィッドまで、文学オールスター勢揃いの「文学刑事シリーズ」第三弾。 | |
2003年 ヴァーノン・ゴッド・リトル―死をめぐる21世紀の喜劇 DBCピエール | 痛快無類な文体で、現代アメリカを黒い笑いの連打で駆け抜けるブッカー賞受賞の大問題作、ついに刊行。 | |
2002年 スパイたちの夏 マイケル・フレイン | 親友のたった一言が、運命の歯車を狂わせた…。第二次大戦下のロンドン郊外。「スパイごっこ」をする二人の少年の前に見え隠れする「ドイツのスパイ」、大人たちの秘密、最後に明かされる意外な真相とは?ウィットブレッド小説賞受賞。 | |
2001年
ジョナサン・コー | ||
2000年
ハワード・ヤコブソン |