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電撃小説大賞を受賞した作品の一覧です。

電撃小説大賞受賞作

電撃小説大賞は1994年に電撃ゲーム小説大賞として創設された公募の新人文学賞です。
第1回から第10回までは電撃ゲーム小説大賞という名称でしたが、第11回から電撃小説大賞と名称を変更しました。
主催は出版・映像・WEB事業などを運営するKADOKAWAの社内カンパニーであるアスキー・メディアワークスで、主にライトノベルを対象とし、受賞作品は電撃文庫やメディアワークス文庫などから出版されます。
大賞・金賞・銀賞などいくつかの賞があり、大賞以外にも出版された作品は多くありますが、以下は大賞の受賞作です。

第31回(2024年)

電磁幽体 : 妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―

    「たった今、世界の法則を再定義しよう」2032年に提唱された前代未聞の物理学理論により、世界の在り方は大きく変わった。特定の物理現象が少女の姿で具現化した存在――『現象妖精』は、人類に多大なる恩恵と、未曽有の大災害をもたらした。七年前、『現象妖精災害』により一度崩壊し――復興した街・神戸。そこに暮らす少年・カナエは平穏な日々を過ごしていた――はずだった。あの日、助けを求める彼女の声を聴くまでは。「1500万もの人間を、この手で一度に、――殺しました」世界の秘密と、犯した罪。少年と妖精の逃避行が今、始まる。大賞受賞作家が遺した感動の大作が堂々刊行!
    (「内容紹介」より)

    第30回(2023年)

    fudaraku : 竜胆の乙女 わたしの中で永久に光る

      明治も終わりの頃である。病死した父が商っていた家業を継ぐため、東京から金沢にやってきた十七歳の菖子。どうやら父は「竜胆」という名の下で、夜の訪れと共にやってくる「おかととき」という怪異をもてなしていたようだ。かくして二代目竜胆を襲名した菖子は、初めての宴の夜を迎える。おかとときを悦ばせるために行われる悪夢のような「遊び」の数々。何故、父はこのような商売を始めたのだろう? 怖いけど目を逸らせない魅惑的な地獄遊戯と、驚くべき物語の真実――。
      (「内容紹介」より)

      第30回(2023年)

      夢見夕利 : 魔女に首輪は付けられない

      ( 受賞時 / 夢見大蛇之介 )

        貴族階級が独占していた魔術が大衆化するとともに、犯罪率が急増。対策として皇国には魔術犯罪捜査局が設立された。捜査官であるローグは上司ヴェラドンナの策略により〈第六分署〉へと転属。そこは、かつて皇国に災いをもたらした魔女と共に魔術事件を捜査する曰くつきの部署だった。厄災をもたらすまでの力を有するが故に囚われ、〈首輪〉によって魔力を制限された魔女たち。だが、〈人形鬼〉ミゼリアをはじめ、魔女たちはお構いなしにローグを振り回し――!?
        (「内容紹介」より)

        第29回(2022年)

        榛名丼 : レプリカだって、恋をする。

        ( 受賞時 / ドッペルゲンガーは恋をする )

          具合が悪い日、面倒な日直の仕事がある日、定期テストの日……。彼女が学校に行くのが億劫な日に、私は呼び出される。愛川素直という少女の分身体、便利な身代わり、それが私。姿形は全く同じでも、性格はちょっと違うんだけど。自由に出歩くことはできない、明日の予定だって立てられない、オリジナルのために働くのが使命のレプリカ。だったはずなのに、恋をしてしまったんだ。好きになった彼に私のことを見分けてもらうために、髪型をハーフアップにした。学校をサボって、内緒で二人きりの遠足をした。そして、明日も、明後日も、その先も会う約束をした。名前も、体も、ぜんぶ借り物で、空っぽだったはずの私だけど――この恋心は、私だけのもの。海沿いの街で巻き起こる、とっても純粋で、ちょっぴり不思議な“はじめて”の青春ラブストーリー。
          (「内容紹介」より)

          第28回(2021年)

          白金透 : 姫騎士様のヒモ

            灰と混沌の迷宮都市。数多のモンスターと財宝を孕むダンジョンの鮮烈な灯り。その影には、必ず害虫が潜む。そんな掃き溜めに咲く汚れなき深紅の花が姫騎士アルウィン。王国再興を志し秘宝を求めるダンジョン攻略の最先鋒――そして彼女に集る元冒険者・マシューは、数いる害虫の一人だ。仕事もせず喧嘩も弱い腰抜け、もらった小遣いを酒と博打で浪費するクズ、そう人は罵る――しかし、彼の本当の姿を知る者は少ない。「お前は俺の飼い主(おひめさま)の害になる。だから殺す。彼女には内緒だぜ。これでも俺は無能でかわいい床上手の『ヒモ』ってことでやらせてもらってるんだ」選考会騒然、衝撃の異世界ノワール!
            (「内容紹介」より)

            第27回(2020年)

            菊石まれほ : ユア・フォルマ 電索官エチカと機械仕掛けの相棒

            ( 受賞時 / ユア・フォルマ 電子犯罪捜査局 )

              脳の縫い糸――通称〈ユア・フォルマ〉ウイルス性脳炎の流行から人々を救った医療技術は、日常に不可欠な情報端末へと進化をとげた。縫い糸は全てを記録する。見たもの、聴いたこと、そして感情までも。そんな記録にダイブし、重大事件解決の糸口を探るのが、電索官・エチカの仕事だ。電索能力が釣り合わない同僚の脳を焼き切っては、病院送りにしてばかりのエチカにあてがわれた新しい相棒ハロルドは、ヒト型ロボット〈アミクス〉だった。過去のトラウマからアミクスを嫌うエチカと、構わず距離を詰めるハロルド。稀代の凸凹バディが、世界を襲う電子犯罪に挑む!第27回電撃大賞《大賞》受賞のバディクライムドラマ、堂々開幕!!
              (「内容紹介」より)

              第26回(2019年)

              二月公 : 声優ラジオのウラオモテ

                「夕陽と~」「やすみの! せーのっ!」 「「コーコーセーラジオ~!」」偶然にも同じ高校に通う仲良し声優コンビが教室の空気をそのままお届けしちゃう、ほんわかラジオ番組がスタート!でもパーソナリティふたりの素顔は、アイドル声優とは真逆も真逆、相性最悪なギャル×根暗地味子で!?「……何その眩しさ。本当びっくりするぐらい普段とキャラ違うな『夕暮夕陽』、いつもの根暗はどうしたよ?」「……あなたこそ、その頭わるそうな見た目で『歌種やすみ』の可愛い声を出すのはやめてほしいわ」オモテは仲良し、ウラでは修羅場、収録が終われば罵倒の嵐!こんなやつとコンビなんて絶対無理、でもオンエアは待ってくれない…!プロ根性で世界をダマせ! バレたら終わりの青春声優エンタテインメント、NOW ON AIR!!
                (「内容紹介」より)

                第24回(2017年)

                こがらし輪音 : この空の上で、いつまでも君を待っている

                ( 受賞時 / 凩輪音 : ガラクタの王 )

                  “将来の夢”なんてバカらしい。現実を生きる高校生の美鈴は、ある夏の日、叶うはずのない夢を追い続ける少年と出会う。東屋智弘。自分とは正反対に、夢へ向かって一心不乱な彼に、呆れながらも惹かれていく美鈴。しかし、生き急ぐような彼の懸命さの裏には、ある秘密があって――。「死んででも見たい何かって、あるんじゃないかと思うんだ」少年が守り抜いた約束と、奇跡の結末に触れたとき、再びページをめくりたくなる。夏の日を鮮やかに駆け抜けた、一つの命の物語。
                  (「内容紹介」より)

                  第24回(2017年)

                  うーぱー : タタの魔法使い

                    2015年7月22日12時20分。弘橋高校1年A組の教室に異世界の魔法使いを名乗る謎の女性、タタが突如出現した。後に童話になぞらえ「ハメルンの笛吹事件」と呼ばれるようになった公立高校消失事件の発端である。「私は、この学校にいる全ての人の願いを叶えることにしました」タタの宣言により、中学校の卒業文集に書かれた全校生徒および教職員の「将来の夢」が全て実現。そして、あらゆる夢が叶った世界が現れる。だがそれは、ある生徒の『異世界を旅したい』という願いが実現したことによる異郷の地だった――。現実から隔絶された世界での彼らの武器は、かつての夢。日本へ帰還するため、全校生徒による過酷な異世界サバイバルの幕が上がる。
                    (「内容紹介」より)

                    第23回(2016年)

                    佐野徹夜 : 君は月夜に光り輝く

                      大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。高校生になった僕のクラスには、「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなるらしい。彼女の名前は、渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り…「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」この約束から、止まっていた僕の時間がふたたび動きはじめた――。
                      (「内容紹介」より)

                      第23回(2016年)

                      安里アサト : 86―エイティシックス―

                      ( 受賞時 / 麻里アサト )

                        第22回(2015年)

                        角埜杞真 : トーキョー下町ゴールドクラッシュ!

                          第22回(2015年)

                          松村涼哉 : ただ、それだけでよかったんです

                            第21回(2014年)

                            新田周右 : φの方石 ―白幽堂魔石奇譚―

                              第21回(2014年)

                              鳩見すた : ひとつ海のパラスアテナ

                                第20回(2013年)

                                木崎ちあき : 博多豚骨ラーメンズ

                                  人口3%が殺し屋の街・博多で紡がれる、市長お抱えの殺し屋、崖っぷち新人社員、博多を愛する私立探偵、天才ハッカーの情報屋、美しすぎる復讐屋、組織に囚われた殺し屋たちの物語――。
                                  (「内容紹介」より)

                                  第20回(2013年)

                                  虎走かける : ゼロから始める魔法の書

                                    第19回(2012年)

                                    桜井美奈 : きじかくしの庭

                                      第19回(2012年)

                                      茜屋まつり : アリス・リローデッド ハロー、ミスター・マグナム

                                        第18回(2011年)

                                        九岡望 : エスケヱプ・スピヰド

                                          第17回(2010年)

                                          多宇部貞人 : シロクロネクロ

                                            第16回(2009年)

                                            田名部宗司 : 幕末魔法士 -Mage Revolution-

                                              第15回(2008年)

                                              川原礫 : アクセル・ワールド1 -黒雪姫の帰還-

                                                どんなに時代が進んでも、この世から「いじめられっ子」は無くならない。デブな中学生・ハルユキもその一人だった。 彼が唯一心を安らげる時間は、学内ローカルネットに設置されたスカッシュゲームをプレイしているときだけ。仮想の自分(アバター)を使って≪速さ≫を競うその地味なゲームが、ハルユキは好きだった。 季節は秋。相変わらずの日常を過ごしていたハルユキだが、校内一の美貌と気品を持つ少女≪黒雪姫≫との出会いによって、彼の人生は一変する。 少女が転送してきた謎のソフトウェアを介し、ハルユキは≪加速世界≫の存在を知る。それは、中学内格差(スクールカースト)の最底辺である彼が、姫を護る騎士≪バーストリンカー≫となった瞬間だった――。 ウェブ上でカリスマ的人気を誇る作家の、第15回電撃大賞<大賞>受賞作!実力派が描く未来系青春エンタテイメント! 巻末には、気鋭の作家・川上稔による超豪華な短編小説 & ビジュアル解説企画付き!!
                                                (「内容紹介」より)

                                                第14回(2007年)

                                                峰守ひろかず : ほうかご百物語

                                                  第13回(2006年)

                                                  紅玉いづき : ミミズクと夜の王

                                                    第12回(2005年)

                                                    小河正岳 : お留守バンシー

                                                      第11回(2004年)

                                                      七飯宏隆 : ルカ -楽園の囚われ人たち-

                                                        第10回(2003年)

                                                        有川浩 : 塩の街 wish on my precious

                                                          塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。 第10回電撃大賞<大賞>受賞作にて有川浩のデビュー作でもある『塩の街』が、本編大幅改稿、番外編短編四篇を加えた大ボリュームでハードカバー単行本として刊行される。
                                                          (「内容紹介」より)

                                                          第9回(2002年)

                                                          壁井ユカコ : キーリ 死者たちは荒野に眠る

                                                            第8回(2001年)

                                                            田村登正 : 大唐風雲記 洛陽の少女

                                                              第7回(2000年)

                                                              該当作なし

                                                                第6回(1999年)

                                                                円山夢久 : リングテイル 勝ち戦の君

                                                                  第5回(1998年)

                                                                  該当作なし

                                                                    第4回(1997年)

                                                                    上遠野浩平 : ブギーポップは笑わない

                                                                      第3回(1996年)

                                                                      該当作なし

                                                                        第2回(1995年)

                                                                        古橋秀之 : ブラックロッド

                                                                          第1回(1994年)

                                                                          土門弘幸 : 五霊闘士オーキ伝 五霊闘士現臨!