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A・J・クィネル「血の絆」の感想です。

A・J・クィネル「血の絆」☆☆☆

血の絆

アメリカ・ニューヨーク、仲違いの末に家を出た一人息子ギャレットが海難事故死したと聞かされ、その事が信じられない未亡人のカースティは、周囲の反対を押し切ってアフリカまで出向いた。

片やインドの税関で書記をしていた内気な独身中年男のラメッシュは、母が亡くなると持ち物を処分し、おんぼろのヨットを購入して憧れだった冒険の旅に出る。

カースティと出会い彼女に協力するラメッシュに、カナダ人の石油掘削人ケイディとスマトラの美少女ラニーが加わり、国籍も人種も年齢も異なる4人は、ギャレットを探す冒険の旅に乗り出す。


これこそがエンターティメント小説だ!という感じがする、様々な出会いと冒険が描かれたワクワク感いっぱいの作品です。

夢と冒険心が刺激されて、心が休まるというかストレスが癒されるような気がします。

特に管理人がこの作品を読んだときは、この作品の主人公の一人ラメッシュと同年輩でしたので、内気で孤独で満たされない日々をおくる中年男が、突然おんぼろヨットを買って冒険に出るというシチュエーションだけで、訳もなくうれしくなってしまいました。

とても面白い冒険小説です。