渡辺淳一文学賞受賞作

渡辺淳一文学賞は、2014年(平成26年)に逝去された作家・渡辺淳一氏の功績をたたえて、純文学・大衆文学の枠を超え人間心理に深く迫る豊潤な物語性を持った小説を顕彰するため2015年に創設された文学賞で、集英社と一ツ橋綜合財団が主催しています。
前年の1月から12月に刊行された、日本語で書かれた小説の単行本および単行本未刊行の文庫本が対象となります。
以下は受賞作の一覧です。

年度 作品名 内容

第5回(2020年)

アタラクシア

金原ひとみ

擦り切れた愛。暴力の気配。果てのない仕事。そして、新たな恋。ままならない結婚生活に救いを求めてもがく男と女―。芥川賞から15年。危険で圧倒的な金原ひとみの最新長編。

(「BOOK」データベースより)

第4回(2019年)

芙蓉の干城

松井今朝子

歌舞伎の殿堂・木挽座の間近で男女の惨殺死体発見!難事件に挑むのは、江戸歌舞伎作者の末裔、桜木治郎。日中戦争の足音が忍び寄る昭和八年。さまざまな欲望がもつれ合う東京を舞台に、男女の不可解な行動と関係性が明らかになる時、人間の深奥に潜んだ哀しい真実が浮かびあがる。圧巻の劇場×時代ミステリー誕生!

(「BOOK」データベースより)

第3回(2018年)

僕が殺した人と僕を殺した人

東山彰良

選考会で絶賛された?直木賞??受賞作『流』を経て生まれた、圧倒的青春小説! 1984年?、台湾?。13歳だった。 夏休みが終わる?ほんの?2日前、ぼくたちの人生はここから大きく狂いはじめたんだ。 2015年冬、アメリカで連続殺人鬼「サックマン」が逮捕された。デトロイトの荒んだ街並みを見つめながら、「わたし」は、台湾で過ごした少年時代を想い出していく。三十年前、わたしはサックマンを知っていた――。 1984年夏、?台北?で、兄をなくしたばかりのユン、牛肉麺屋のアガンと弟のダーダー、喧嘩っ早くて正義感の強いジェイは友情を育んでいた。四人の少年たちは、ある計画を実行することに決めた……。 サックマンとは誰なのか? その謎をめぐる青春ミステリー。

(「内容紹介」より)

第2回(2017年)

マチネの終わりに

平野啓一郎

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

(「BOOK」データベースより)

第1回(2016年)

あこがれ

川上未映子

おかっぱ頭のやんちゃ娘ヘガティーと、絵が得意でやせっぽちの麦くん。クラスの人気者ではないけれど、悩みも寂しさもふたりで分けあうとなぜか笑顔に変わる、彼らは最強の友だちコンビだ。麦くんをくぎ付けにした、大きな目に水色まぶたのサンドイッチ売り場の女の人や、ヘガティーが偶然知ったもうひとりのきょうだい…。互いのあこがれを支えあい、大人への扉をさがす物語の幕が開く。

(「BOOK」データベースより)


このページの先頭へ