エドガー賞 処女長編賞(Edgar Award for Best First Novel)受賞作

エドガー賞はアメリカ探偵作家クラブ (Mystery Writers of America)が前年にアメリカで発表されたミステリ作品から選ぶ文学賞で、長編賞(Best Novel)や処女長編賞(Best First Novel)、短編賞、テレビ・映画の部門賞などがあります。
以下はエドガー賞・処女長編賞の受賞作です。
長編賞の授与が1954年からなのに対して、処女長編賞は1946年から始まっています。

年度 作品名 内容

2020年


Miracle Creek


Angie Kim

2019年

熊の皮
Bearskin

ジェイムズ・A. マクラフリン
James A. McLaughlin

地元から遠いアパラチア山脈の自然保護地区で職を得たライス・ムーア。ある日、胆嚢を切り取られた熊の死体が発見される。熊の臓器は闇市場で高額で取引されている。密猟犯を追うライスは、そのせいで過去に逃れてきた因縁の相手に所在を気付かれてしまい……

(「内容紹介」より)

2018年

拳銃使いの娘
She Rides Shotgun

ジョーダン・ハーパー
Jordan Harper

11歳のポリーの前に、刑務所帰りの実の父親ネイトが突然現われた。獄中で凶悪なギャング組織を敵に回したネイトには、妻子ともども処刑命令が出ており、家族を救うため釈放されるや駆けつけたのだった。だが時すでに遅くポリーの母親は殺されてしまった。自らと娘の命を救うため、ネイトはポリーを連れて逃亡の旅に出る。処刑命令を出した組織に損害を与えるため、道々で強盗をくりかえす父子。暴力と犯罪に満ち危険と隣りあわせの旅の中で、ポリーは徐々に生き延びる術を身に着けていく。迫る追っ手と警察をかわして、父子は生き残れるか? 人気TVシリーズのクリエイターが放つ鮮烈なデビュー作!

(「内容紹介」より)

2017年

レイチェルが死んでから
Under the Harrow

フリン・ベリー
Flynn Berry

姉の家を訪れたノーラが最初に目にしたのは吊された番犬の死骸だった。そして血まみれで横たわる姉レイチェル。誰かが姉を殺したのだ。残酷な現実をまえに深い喪失感に苛まれたノーラは、犯人捜しに執着していく。彼女は十五年前にレイチェルが襲われたある事件との関連を疑い始め……。姉の死に囚われた妹の鬼気迫る思考と感情を、新人離れした文章力で表現してみせた傑作心理スリラー。エドガー賞最優秀新人賞受賞作。

(「内容紹介」より)

2016年

シンパサイザー
The Sympathizer

ヴィエト・タン・ウェン
Viet Thanh Nguyen

「私はスパイです。冬眠中の諜報員であり、秘密工作員。二つの顔を持つ男――」捕らえられた北ベトナムのスパイは、独房で告白をつづる。息もつかせぬスパイ小説にして皮肉に満ちた文芸長篇。ピュリッツァー賞、エドガー賞最優秀新人賞など六冠に輝いた傑作!

(「内容紹介」より)

2015年

ドライ・ボーンズ
Dry Bones in the Valley

トム・ボウマン
Tom Bouman

厳しい自然に囲まれた田舎町ワイルド・タイム。雪解けの季節のある日、銃痕があるうえ野生動物に荒らされた青年の死体が発見された。町で唯一の警察官ファレルは被害者の身元を洗うが、開拓時代から自分の身は自分で守ってきた住人たちは協力的ではなく、シェールガス利権や薬物の蔓延も捜査の行く手を阻む。やがて、法を信じない人々の暗い過去にたどりついたファレルは…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2014年

レッド・スパロー
Red Sparrow

ジェイソン・マシューズ
Jason Matthews

たぐい稀な美女ドミニカはバレリーナを志すが、足を骨折して夢を絶たれた。父が急死すると、彼女はSVR(ロシア対外情報庁)の高官である伯父ワーニャによって、その美貌を利用した企みに加担させられる。その後ドミニカはSVRに入り、標的を誘惑するハニートラップ要員となった。やがて彼女は、命を受けCIA局員のネイトに接近する―ロシア国内に潜み、彼に機密情報を流し続けるCIAのスパイを探り出すために!

(「BOOK」データベースより)

2013年

ルクセンブルクの迷路
The Expats

クリス・パヴォーネ
Chris Pavone

ワシントンDCに住むケイトは、夫が新しい事業を始めるルクセンブルクに息子たちとともに移住した。やがて彼女はマクレーン夫妻と知り合うが、夫妻にはどこか怪しげなところがあった。何か犯罪を企んでいるのか?それとも以前ある組織に属していたケイトの過去を探っているのか?あるいは彼女の夫を狙っているのか?疑惑の迷路の中で、彼女は想像を絶する事実を知ることに。意想外の展開が連続するサスペンス巨篇。

(「BOOK」データベースより)

2012年

ベント・ロード
Bent Road

ローリー・ロイ
Lori Roy

1960年代後半、アメリカ。デトロイトに住んでいたアーサーは治安の悪化に不安を覚え、妻子を連れて故郷のカンザス州へ帰る。そこは25年前、姉のイヴが不審な死をとげて以来、足が遠ざかっていた場所だった。一家が戻るやいなや、亡くなった当時のイヴに似た少女が失踪する事件が起こる。犯人は同一人物なのか?小さな町の緊密な人間関係が絡み合う中に謎は隠されていた…。エドガー賞処女長編賞受賞ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

2011年

記者魂
Rogue Island

ブルース・ダシルヴァ
Bruce DeSilva

マリガンはしがない地方紙記者。生まれ育った町で起こる事件を、自分流を貫きながら追いつづけてきた。ある日、古い住宅ひしめく一画で連続放火事件が発生。子どもたちや、幼馴染の消防士も命を落とした。絶対に犯人を捕まえてやると意気込み、取材に奔走するマリガン。しかし、ただの放火魔の犯行とは思えぬ状況になってきた。この故郷で、いったい何が起きているのか?身の危険を感じつつもマリガンは執念の取材を続けるが……。エド・マクベインが見出した新鋭の話題作! アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞。

(「内容紹介」より)

2010年

邪悪
In the Shadow of Gotham

ステファニー・ピントフ
Stefanie Pintoff

1905年、ニューヨーク郊外で猟奇殺人が発生。被害者の女性は刃物で切り裂かれたうえ、鈍器でめった打ちにされており、現場は筆舌に尽くし難い惨状だった。捜査を開始した刑事のジールは、犯罪者の行動と心理を研究するシンクレア教授なる人物から連絡を受ける。事件前に今回の手口と酷似した妄想を語っていた男がいるというのだが…サイコ・サスペンスと歴史ミステリを見事に融合させた、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2009年

台北の夜
The Foreigner

フランシー・リン
Francie Lin

急死した母の遺灰を抱いて、エマーソン・チャンは生れて初めて台北の街に降り立った。母の遺言に従い、家出した後ここに来たまま音信不通だった弟のリトルPを探すためだ。アメリカ生まれの彼にとって、言葉もわからず、地理にも不案内な台北は、完全な異郷だった。しかも、ようやく探し当てた弟の背後には無気味な闇が…異様なムードと迫力で迫る力作サスペンス。アメリカ探偵作家クラブ賞を射止めた注目のデビュー作。

(「BOOK」データベースより)

2008年

悪意の森
In the Woods

タナ・フレンチ
Tana French

うだるような夏のある日。ダブリン郊外の森の中で、少年と少女が忽然と姿を消した。あの日から20年。同じ森の近くの遺跡発掘現場で少女の他殺体が発見される。捜査にあたった刑事のロブとキャシーは、少女の家族が隠し事をしていると感じる。一方、発掘隊の中にも疑わしい言動を取る者がいた。やがて少女の姉がロブに接近し、虐待を匂わす証言をするのだが…。数々の賞に輝く傑作登場。

(「BOOK」データベースより)

2007年

フェイスフル・スパイ
The Faithful Spy

アレックス・ベレンスン
Alex Berenson

アルカイダに潜入していた唯一のCIA工作員ウェルズは、大規模テロ作戦のため本国アメリカに送り込まれる。作戦の詳細を探るべく努力を続けるが、CIA上層部からは9・11同時多発テロを警告しなかったことなどを理由に、二重スパイの嫌疑をかけられてしまう。信じてくれるのはかつて連絡担当だった女性局員ただ一人。一方、信頼を得ていたはずのアルカイダからも疑惑の眼を向けられて…。テロはいつ発生するのか、標的はどこか、その方法は?自らの矜持を賭けて職務を遂行しようとする男の孤高の闘いを描く、二〇〇七年度MWA最優秀処女長編賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2006年

オフィサー・ダウン
Officer Down

テリーザ・シュヴィーゲル
Theresa Schwegel

応援を待つべきだった。状況を判断すべきだった。だが相棒のフレディとわたしは暗闇の現場へ踏みこんでしまった。混乱、銃声、衝撃。気がつくとフレディは射殺されていた―わたしの銃で!第三の人物がいたという主張は認められず、事件はわたしの誤射と断定される。その背後には…わたしは単独の調査を開始する!困難に立ち向かう女性警官の姿を描きアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を射止めた傑作警察小説。

(「BOOK」データベースより)

2005年

出生地
Country of Origin

ドン・リー
Don Lee

1980年、東京で一人の女性が失踪した。名前はリサ・カントリーマン。日本人と黒人の間に生まれたアメリカの大学院生で、博士論文のリサーチのため母国の日本を訪れていた。姉から失踪の知らせを受けたアメリカ大使館の職員は調査をするが、行方は知れず、麻布警察暑の刑事・太田が捜査を始める。やがてリサが日本に来た本当の目的が明らかになるが…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞した胸を打つサンペンス。

(「BOOK」データベースより)

2004年

青と赤の死
Death of a Nationalist

レベッカ・パウェル
Rebecca Pawel

スペイン市民戦争が終結し、ようやく平和を得たマドリードの裏町で、内戦に勝利した国民軍の治安警備隊員が殺害された。駆けつけたテハダ軍曹は、たまたま現場に居合わせた女性を容疑者として射殺する。だが、被害者がなぜ殺されたのかは謎として残り、彼は独自に事件の背景を探りはじめる。いっぽう、射殺された女性の恋人で、内戦に敗れた共和側の元兵士ゴンサロも事件を追っていた。恋人の復讐を成し遂げるために…戦争の爪痕の残る街に交錯するふたつの捜査線。その交点に浮かび上がる事件の真相とは?25歳の新鋭が放つ秀作サスペンス。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2003年

真夜中の青い彼方
The Blue Edge of Midnight

ジョナサン・キング
Jonathon King

静かな夜の川で私が発見したのは、連続幼児誘拐殺人の新たな被害者だった。事件への関与を疑われた私が単身で調査を始めた矢先、またも子供が消えた。その子の命を救い、深い森に潜む悪鬼を狩るべく、私は捨て身の戦いを挑む―。自責の念を抱えて森に隠棲する元刑事の苦闘。端整な文体の底に熱い血の脈打つ正統ハードボイルド。

(「BOOK」データベースより)

2002年

覗く。
Line of Vision

デイヴィッド・エリス
David Ellis

毎週木曜日の夜。外科医夫人レイチェルは、おれだけのために素人ストリップ・ショーを演じることになっている。しかし、いつものように庭に潜み、お楽しみを待つおれの眼前で、彼女が夫に暴行され始めた。レイチェルを救わなければ!おれは夢中で飛び出した。どんでん返しの連続、衝撃のMWA賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

2001年

紙の迷宮
A Conspiracy of Paper

デイヴィッド・リス
David Liss

警察もなく、盗賊が跋扈していた1719年のロンドン。元ボクサーの調査員ウィーヴァーのもとに、バルフアという男が訪ねてきた。彼の父は破産した末に自殺したとされるが、殺された疑いが強いというのだ。しかも事故死したウィーヴァーの父も実は殺害され、二つの死には関連があるという。ウィーヴァーは、親友の外科医の力を借りて調査を始めるが…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞した話題の歴史ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

2000年

頭蓋骨のマントラ
The Skull Mantra

エリオット・パティスン
Eliot Pattison

中国経済部の主任監察官だった単道雲は、大物が絡んだ汚職事件を追及したことから北京を追われ、今はチベットの奥地、ラドゥン州の強制労働収容所で苛酷な日々を送っていた。ある日、作業現場で男の首なし死体が発見された。折悪しく州の検察官は不在、しかも司法部の監査が入る予定になっていた。困惑した州の軍最高責任者は単に事件の解決を命じるが…アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞を受賞した話題の大作。

(「BOOK」データベースより)

1999年

氷の闇を越えて
A Cold Day in Paradise

スティーヴ・ハミルトン
Steve Hamilton

わたしの心臓のすぐそばには、一発の銃弾が眠っている。わたしが警官だった時代にローズという男に撃たれたものだ。あれから14年が過ぎた今、私立探偵となったわたしのもとにローズの署名のある手紙が届く。手紙は、最近わたしの身辺で起きた連続殺人はローズ自身の犯行だと告げていた。彼は逮捕され、刑務所で服役中なのだが……アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞他を受賞した、『解錠師』の著者の、記念すべきデビュー作! 著者より日本の読者へのメッセージを収録。

(「BOOK」データベースより)

1998年

ロス・アラモス 運命の閃光
Los Alamos

ジョゼフ・キャノン
Joseph Kanon

奇怪な死体、潜むスパイ―原爆開発を揺るがせる事件の幕がいま上がる。人類史上最大の秘密計画の全貌。

(「BOOK」データベースより)

1997年

夜の片隅で
Simple Justice

ジョン・モーガン・ウィルスン
John Morgan Wilson

エイズ患者のルポでピューリッツァー賞を獲った新聞記者ジャスティスは、記事が捏造と発覚し職を追われた。失意の日々を送る彼のもとに元上司が現われ、資産家の息子が殺された事件を取材しろという。記者の火は消えてないんだろ、と。自らの再生をかけて調査に打ちこむジャスティスは、差別や偏見、家族の悲劇に彩られたハリウッドの闇に踏み込んでいく。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞の情感溢れるハードボイルドの傑作。

(「BOOK」データベースより)

1996年

ツイン・シティに死す
Penance

デイヴィッド・ハウスライト
David Housewright

あなたの力をぜひとも貸していただきたいの―セント・ポールの私立探偵ホランド・テイラーは、美貌の州知事候補C.C.モンロー下院議員から驚くべき秘密を打ち明けられた。かつて遊び半分で撮影したポルノ・ビデオをネタに、元恋人が一万ドルを要求してきているという。知事選も終盤の今、このスキャンダルが暴露されれば彼女にとって致命的な打撃になる。テイラーはビデオを取り戻すべく元恋人のもとを訪ねるが、男はすでに何者かの手で射殺されていた。はたしてモンローを陥れようとする政敵の仕業なのか?事件の背後関係を探り始めたテイラーは、やがてモンローの身辺で不可解な死が相次いでいることを知る…。スポーツをこよなく愛し、コンピューターを自在に操る探偵テイラーが政界を覆う黒い霧に挑む。ハードボイルド新時代の到来を予感させる、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1995年

ケイヴマン
The Caveman's Valentine

ジョージ・ドーズ・グリーン
George Dawes Green

ニューヨークの公園内の洞窟で暮らしていることから、“ケイヴマン”と呼ばれるホームレスのロミュルス。彼はかねて、悪の首領がクライスラー・ビルを根城にしているとの妄想を抱いている。ある二月の朝、洞窟の前で美青年の死体が発見された。警察は凍死と断定するが、その事件に悪の首領が関わっていると感じたロミュルスは、再調査に乗り出す。期待の新鋭が斬新な人物造形と文体で描くアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1994年

捜査官ケイト
A Grave Talent

ローリー・R・キング
Laurie R. King

新任の女性捜査官ケイトを見て、ベテラン捜査官のアルは、不満げだった。だが事件は待ってはくれない。サンフランシスコ郊外のコミュニティで次々と発見された女児三人の殺害死体。二人はお互いを意職しながら、住民の聞き込みを始める。容疑者とした浮かびあがったのは、美しく才能豊かな女流画家。彼女には17年前、女児殺害で刑に服した過去があった…1994年度エドガー・アラン・ポー賞受賞の傑作ミステリー。

(「BOOK」データベースより)

1993年

ナイトホークス
The Black Echo

マイクル・コナリー
Michael Connelly

ブラック・エコー。地下に張り巡るトンネルの暗闇の中、湿った空虚さの中にこだまする自分の息を兵士たちはこう呼んだ…。パイプの中で死体で発見された、かつての戦友メドーズ。未だヴェトナム戦争の悪夢に悩まされ、眠れぬ夜を過ごす刑事ボッシュにとっては、20年前の悪夢が蘇る。事故死の処理に割り切れなさを感じ捜査を強行したボッシュ。だが、意外にもFBIが介入。メドーズは、未解決の銀行強盗事件の有力容疑者だった。孤独でタフな刑事の孤立無援の捜査と、哀しく意外な真相をクールに描く長編ハードボイルド。

(「BOOK」データベースより)

1992年

欲望の街
Slow Motion Riot

ピーター・ブローナー
Peter Blauner

麻薬汚染、犯罪、貧困、汚職―つねに複雑な問題をかかえる巨大都市ニューヨーク。そのスラム街で若い保護観察官スティーヴン・ボームが、あらたに担当することになったのが、欲望のままに殺人、強盗をくりかえす筋金入りのワル、ダリル・キングだった。法律の網をかいくぐって警察や保護観察官に対して不敵な態度でのぞむキングに、ボームは正義感から憎悪すら感じはじめていた―。アメリカ大都市の現在を生々しく描いて話題を呼ぶ、’91年度アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1991年

検屍官
Postmortem

パトリシア・コーンウェル
Patricia Cornwell

襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。バージニアの州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、全市が震え上がっていた。犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の手が―。MWA処女作大賞受賞の傑作長編。

(「BOOK」データベースより)

1990年

相棒は女刑事
The Last Billable Hour

スーザン・ウルフ
Susan Wolfe

ハワードはカリフォルニアの弁護士事務所に勤める見習い弁護士。バレエ鑑賞と料理が趣味という気の優しい男だ。そんな彼の事務所で腕利きの弁護士が刺殺された。捜査にやって来たのは、料理が苦手でアウトドア派の女刑事サラ。ハワードは内部の協力者が必要だというサラの求めに、探偵役を引き受ける。かくて奇妙な二人組の謎解きゲームが始まった。おしどり探偵物に新境地をひらくアメリカ探偵作家クラブ賞新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1989年

カロライナの殺人者
Carolina Skeletons

デヴィッド・スタウト
David Stout

1944年、アメリカ南部。ある黒人の少年が、白人の少女を殺した罪で史上最年少の14歳で死刑になった。数十年後、少年の甥で元記者のウィロップは、叔父が本当に殺人を犯したのかどうか真相を探り始める。やがて彼が接触した人々が謎の死を遂げ、ウィロップに殺人の疑いが!史実に基づく衝撃のサスペンス。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1988年

冷たい眼が見ている
Death Among Strangers

デイドラ・S・ライケン
Deidre S. Laiken

無惨に顔を潰された身許不明の少女の死体が発見され、不安と疑惑の渦巻く田舎町に謎の男が現われた。バイクで風を受けてなびくセクシーな黒髪、冷たい緑の瞳―偶然男と知り合った少女殺害事件担当官の恋人エリザベスは、その危険な魅力にひかれていくが…戦慄と官能とが交錯する、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞の傑作サイコ・サスペンス。

(「BOOK」データベースより)

1987年

ただでは乗れない
No One Rides for Free

ラリー・バインハート
Larry Beinhart

私の追っていた弁護士は、レストランの駐車場で撲殺されていた。800万ドルにも及ぶ横領が発覚し有罪となったが、証券取引委員会にすべてをぶちまけると宣言し、ある場所に隔離されていた男だ。こうなると、不利益を被った法律事務所からの依頼も水の泡だ。誰が何を目的として、彼を葬ったのか。私はいつのまにか事件に深入りし、気づいたときはのっぴきならない状況に追い込まれていた。ウォール・ストリートに巣くう巨大な悪にただ1人立ち向かう元ジャンキーの私立探偵の苦闘。アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞の傑作ハードボイルド。

(「BOOK」データベースより)

1986年

大きな枝が折れる時
When the Bough Breaks

ジョナサン・ケラーマン
Jonathan Kellerman

陽光と退廃が交錯する南カリフォルニア、ロスアンジェルス。激務からリタイアした33歳の小児専門精神医の「ぼく」、アレックスのもとに殺人事件の捜査協力が持ちこまれた。サンセット・ブルヴァードの高級アパートメントで精神科医と女が惨殺されたのだ。目撃者の少女は怯えて証言しようとしない。アレックスと刑事マイロが探りあてた、ある男の暗い過去…。ロス・マクドナルドの伝統をつぐ大型新人ケラーマンの86年MWA最優秀処女長編賞受賞作!!

(「BOOK」データベースより)

1985年

ストライク・スリーで殺される
Strike Three, You're Dead

リチャード・ローゼン
R. D. Rosen

30を過ぎた外野手ハーヴェイは突如レット・ソックスをおはらい箱になり、新設チーム、ジューエルズの支配下選手となった。その上、このうすのろチームの成績にさらにダメージを与えるかのような事件が持ち上がった。よりにもよって試合前のロッカー・ルームで、3000ドルの大金とともにリリーフ・エースの他殺体が見つかったのだ。事件に首を突っ込んでいくハーヴェイは、何者かに脅迫を受ける―今度はおまえの番だ!発表と同時に全米各紙誌が驚き絶賛した大型新人の本格スポーツ・ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ最優秀処女長篇賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1984年

殺人詩篇
The Bay Psalm Book Murder

ウィル・ハリス
Will Harriss

ガレージで殺されていた図書館員の死体の側には、時価30万ドルといわれる稀覯本が・・・図書館秘蔵、門外不出のはずの書物が、なぜそんな場所に?被害者の親友で書誌学者のクリフは不審を抱き、素人探偵となって事件の核心へ踏みこむが、そこには意外な陰謀が・・・!アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞作

(「ハヤカワ文庫解説目録」より)

1983年

逃げる殺し屋
The Butcher's Boy

トマス・ペリー
Thomas Perry

1982年

警察署長
Chiefs

スチュアート・ウッズ
Stuart Woods

1920年冬、ジョージア州の田舎町デラノの郊外で若者の全裸死体が発見された。就任間もない初代警察署長ウィル・ヘンリー・リーは、秘密結社K・K・Kの犯行と見て捜査を開始する。だが、検視の結果判明したのは、死体が警察関係者の手によって尋問された形跡があるという事実だった。一体、犯人は何者なのか?調査の末、やがて意外な人物が浮かびあがるが、そのときウィル・ヘンリーを思わぬ事件が襲った!南部の小都市を舞台に、40数年に及ぶ殺人事件を多彩な登場人物を配して描く大河警察小説。アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞作。

(「BOOK」データベースより)

1981年

第三の眼
The Watcher

ケイ・ノルティ・スミス
K. Nolte Smith

大統領候補のブレーンも務める著名な社会科学者が謎の転落死を遂げた。直前に彼と口論していた女性記者のアーストリッドに殺人の容疑がかかるが、彼女は事故を主張するばかりか、逆に驚くべき告発をする。死んだ社会科学者は、悪魔的な第2の顔を持っていたというのだ。アーストリッドの無実を信じ、かつての恋人であるデイモン刑事は捜査を開始するが…。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞受賞の緊迫のサスペンス。

(「BOOK」データベースより)

1980年

ラスコの死角
The Lasko Tangent

リチャード・ノース・パタースン
Richard North Patterson

1979年

視聴率の殺人
Killed in the Ratings

ウィリアム・L・デアンドリア
William L. DeAndrea

前任の社長の隠された真実を知りたくないか?テレビ局のトラブルシューター、コブが受けた電話の主は死体となって見つかった。テレビ局のために彼は事件究明に乗り出したが・・・現代本格派の旗手がテレビ業界を舞台に描くシリーズ第一弾。アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞

(「ハヤカワ文庫解説目録」より)

1978年


A French Finish

ロバート・ロス
Robert Ross

1977年

ナッシュビルの殺し屋
The Thomas Berryman Number

ジェイムズ・パタースン
James Patterson

1976年

白の捜査線
The Alvarez Journal

レックス・バーンズ
Rex Burns

1975年

フレッチ 殺人方程式
Fletch

グレゴリー・マクドナルド
Gregory Mcdonald

1974年

十億ドルの賭け
The Billion Dollar Sure Thing

ポール・アードマン
Paul Erdman

1973年

密殺の氷海
Squaw Point

R・H・シャイマー
R. H. Shimer

1972年

妖術師の島
Finding Maubee

A・H・Z・カー
A. H. Z. Carr

1971年

盗聴
The Anderson Tapes

ローレンス・サンダーズ
Lawrence Sanders

犯罪のプロが案出したマンハッタンの高級マンション一軒の全室を一斉に襲う奇想天外で完璧な強奪計画!一匹狼とマフィアが組んだ、完全無欠な二十万ドルのプランは果たして成功するか?全篇盗聴テープで構成した特異な文章で描く迫真の犯罪小説。アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞受賞作。

(「ハヤカワ文庫解説目録」より)

1970年

野獣の血
A Time of Predators

ジョー・ゴアズ
Joe Gores

1969年

おとり
The Bait

ドロシイ・ユーナック
Dorothy Uhnak

1969年

シルヴァー・ストリート
Tie: Silver Street

E・R・ジョンソン
E. Richard Johnson

1968年

恐怖の掟
Act of Fear

マイクル・コリンズ
Michael Collins (Dennis Lynds)

1967年

冷戦交換ゲーム
The Cold War Swap

ロス・トーマス
Ross Thomas

1966年

夜の熱気の中で
In the Heat of the Night

ジョン・ボール
John Ball

1965年

金曜日ラビは寝坊した
Friday the Rabbi Slept Late

ハリイ・ケメルマン
Harry Kemelman

新任の若いラビ、スモールの型破りな行動は教会の信者達の顰蹙を買っていた。そんな時、ラビの車のそばで若い女の死体が発見され、車内には彼女のハンドバッグが・・・苦境に立ちながら、ラビは驚くべき論理性に貫かれた推理を駆使して反撃を開始した!アメリカ探偵作家クラブ賞に輝く、シリーズ第一弾!

([ハヤカワ文庫解説目録]より)

1964年

殺しはフィレンツェ仕上げで
Florentine Finish

コーネリアス・ハーシュバーグ
Cornelius Hirschberg

1963年

亡命者
The Fugitive

ロバート・L・フィッシュ
Robert L. Fish

1962年

緑の死
The Green Stone

スーザン・ブランク
Suzanne Blanc

1961年

檻の中の人間
The Man in the Cage

ジョン・ホルブルック・ヴァンス
John Holbrooke Vance

1960年

グレイ・フラノの屍衣
The Grey Flannel Shroud

ヘンリー・スレッサー
Henry Slesar

1959年

恐怖への明るい道
The Bright Road to Fear

リチャード・マーティン・スターン
Richard Martin Stern

1958年


Knock and Wait a While

ウィリアム・ラウル・ウィークス
William Rawle Weeks

1957年

レベッカの誇り
Rebecca's Pride

ドナルド・M・ダグラス
Donald McNutt Douglass

1956年

完全主義者
The Perfectionist

レイン・カウフマン
Lane Kauffman

1955年

さらばいとしのローズ
Go, Lovely Rose

ジーン・ポッツ
Jean Potts

1954年

死の接吻
A Kiss Before Dying

アイラ・レヴィン
Ira Levin

二人は学生同士の恋人だった。女は妊娠しており、男は結婚を迫られていた。彼女をなんとかしなければならない。おれには野心があるのだ――冷酷非情のアプレゲール青年の練りあげた戦慄すべき完全犯罪。当時弱冠二十三歳の天才作家の手になる恐るべき傑作! アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞受賞作。

(「内容紹介」より)

1953年


Don't Cry for Me

ウィリアム・キャンベル・ゴールト
William Campbell Gault

1952年


Strangle Hold

メリー・マクマレン
Mary McMullen

1951年

マンハッタンの悪夢
Nightmare in Manhattan

トマス・ウォルシュ
Thomas Walsh

1950年

くたばれ健康法!(ボディを見てから驚け!を改題)
What A Body

アラン・グリーン
Alan Green

全米に五千万人の信者をもつ健康法の教祖様が、鍵のかかった部屋のなかで死んでいた。背中を撃たれ、それからパジャマを着せられたらしい。この風変わりな密室殺人をキリキリ舞いしながら捜査するのは、頭はあまりよくないが、正直者で強情な警部殿――!?アメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞に輝く、型破りなユーモア本格ミステリの名作。

(「内容紹介」より)

1949年


The Room Upstairs

ミルドレッド・B・デイヴィス
Mildred B. Davis

1948年

シカゴ・ブルース
The Fabulous Clipjoint

フレドリック・ブラウン
Fredric Brown

父親を殺された印刷見習工のエドは、伯父のアムの手をかりて、セックスと狂騒と哀愁の渦巻く街、シカゴを舞台に殺人犯を追った。人生の表裏を知りつくした伯父と、父親の死を契機に人生の辛酸をなめるエドとの交情。ミステリを書かせては当代随一の名手といわれる著者の、エド・ハンター・シリーズ第一作。MWA最優秀処女長編賞受賞作。

(「内容紹介」より)

1947年

水平線の男
The Horizontal Man

ヘレン・ユースティス
Helen Eustis

1946年

夜の監視
Watchful at Night

ジュリアス・ファスト
Julius Fast


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