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ミステリが読みたい!の国内篇ランキングです。

ミステリが読みたい! 国内篇

「ミステリが読みたい!」は早川書房がミステリのプロフェッショナルとした人たちに選出してもらった結果を集計したミステリー小説のブック・ランキングです。
奥付が前年の10月1日から本年9月30日までの作品を対象に、書評家、作家、翻訳家、書店員などが海外作品・国内作品のベスト20を選出し、その集計結果が「ミステリマガジン」誌に掲載されます。
国内篇と海外篇に分かれていますが、以下は国内篇でランキングされた1位から10位までの作品です。(年度は対象年度を表示しています。)

年度 作品名
(作品名をクリックするとアマゾンにリンクします。)

2024年

可燃物

米澤穂信

1位 可燃物(米澤穂信)

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。
(「内容紹介」より)

2位 君のクイズ(小川哲)
3位 ぬえ(書名は漢字表記)の碑(京極夏彦)
4位 木挽町のあだ討ち(永井紗耶子)
5位 あなたが誰かを殺した(東野圭吾)
6位 アリアドネの声(井上真偽)
7位 エレファントヘッド(白井智之)
8位 鈍色幻視行(恩田陸)
9位 11文字の檻 青崎有吾短編集成(青崎有吾)
10位 焔と雪 京都探偵物語(伊吹亜門)

2023年

爆弾

呉勝浩

1位 爆弾(呉勝浩)

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。警察は爆発を止めることができるのか。爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。
(「内容紹介」より)

2位 同志少女よ、敵を撃て(逢坂冬馬)
3位 大鞠家殺人事件(芦辺拓)
4位 名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件(白井智之)
5位 捜査線上の夕映え(有栖川有栖)
6位 爆発物処理班の遭遇したスピン(佐藤究)
6位 方舟(夕木春央)
8位 地図と拳(小川哲)
9位 #真相をお話しします(結城真一郎)
10位 かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖(宮内悠介)

2022年

黒牢城

米澤穂信

1位 黒牢城(米澤穂信)

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の到達点。『満願』『王とサーカス』の著者が挑む戦国×ミステリの新王道。
(「内容紹介」より)

2位 テスカトリポカ(佐藤究)
3位 機龍警察 白骨街道(月村了衛)
4位 蒼海館の殺人(阿津川辰海)
5位 兇人邸の殺人(今村昌弘)
6位 忌名の如き贄るもの(三津田信三)
7位 インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー(皆川博子)
8位 六人の嘘つきな大学生(浅倉秋成)
9位 invert 城塚翡翠倒叙集(相沢沙呼)
10位 蝶として死す 平家物語推理抄(羽生飛鳥)

2021年

たかが殺人じゃないか (昭和24年の推理小説)

辻真先

1位 たかが殺人じゃないか(辻真先)

昭和24年、去年までの旧制中学5年生の生活から一転、男女共学の新制高校3年生になった勝利少年。戸惑いの連続の高校生活を送る中、夏休みに不可解な二つの殺人事件に巻き込まれる――。勝利は、那珂一兵の助けを借りながら、その謎に挑む! 著者自らが経験した戦後日本の混乱期と、青春の日々をみずみずしく活写する、『深夜の博覧会 昭和12年の探偵小説』に続くシリーズ第2弾。
(「内容紹介」より)

2位 楽園とは探偵の不在なり(斜線堂有紀)
3位 透明人間は密室に潜む(阿津川辰海)
4位 法廷遊戯(五十嵐律人)
5位 Another 2001(綾辻行人)
6位 死神の棋譜(奥泉光)
7位 あの子の殺人計画(天祢涼)
8位 鶴屋南北の殺人(芦辺拓)
9位 蝉かえる(櫻田智也)
10位 巴里マカロンの謎(米澤穂信)

2020年

刀と傘 明治京洛推理帖

伊吹亜門

1位 刀と傘 明治京洛推理帖(伊吹亜門)

慶応三年、新政府と旧幕府の対立に揺れる幕末の京都で、若き尾張藩士・鹿野師光は一人の男と邂逅する。名は江藤新平――後に初代司法卿となり、近代日本の司法制度の礎を築く人物である。二人の前には、時代の転換点ゆえに起きる事件が次々に待ち受ける。維新志士の怪死、密室状況で発見される刺殺体、処刑直前に毒殺された囚人――動乱期の陰で生まれた不可解な謎から論理の糸が手繰り寄せる、名もなき人々の悲哀を活写した五つの物語。破格の評価をもって迎えられた第十二回ミステリーズ! 新人賞受賞作「監獄舎の殺人」に連なる時代本格推理、堂々登場。
(「内容紹介」より)

2位 ノースライト(横山秀夫)
3位 魔眼の匣の殺人(今村昌弘)
4位 罪の轍(奥田英朗)
5位 紅蓮館の殺人(阿津川辰海)
6位 マーダーズ(長浦京)
7位 いけない(道尾秀介央)
8位 むかしむかしあるところに、死体がありました。(青柳碧人)
9位 昨日がなければ明日もない(宮部みゆき)
10位 或るエジプト十字架の謎(柄刀 一)

2019年

それまでの明日

原尞

1位 それまでの明日(原尞)

11月初旬のある日、渡辺探偵事務所の沢崎のもとを望月皓一と名乗る紳士が訪れた。消費者金融で支店長を務める彼は、融資が内定している赤坂の料亭の女将の身辺調査を依頼し、内々のことなのでけっして会社や自宅へは連絡しないようにと言い残し去っていった。沢崎が調べると女将は六月に癌で亡くなっていた。顔立ちのよく似た妹が跡を継いでいるというが、調査の対象は女将なのか、それとも妹か?しかし、当の依頼人が忽然と姿を消し、いつしか沢崎は金融絡みの事件の渦中に。切れのいい文章と機知にとんだ会話。時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない。14年もの歳月を費やして遂に完成した、チャンドラーの『長いお別れ』に比肩する渾身の一作。(「BOOK」データベースより)

2位 屍人荘の殺人(今村昌弘)
3位 碆霊の如き祀るもの(三津田信三)
4位 ミステリークロック(貴志祐介)
5位 錆びた滑車(若竹七海)
6位 雪の階(奥泉光)
7位 火のないところに煙は(芦沢央)
8位 凍てつく太陽(葉真中顕)
9位 インド倶楽部の謎(有栖川有栖)
10位 ベルリンは晴れているか(深緑野分)

2018年

機龍警察 狼眼殺手

月村了衛

1位 機龍警察 狼眼殺手(月村了衛)

経産省とフォン・コーポレーションが進める日中合同プロジェクト『クイアコン』に絡む一大疑獄。特捜部は捜査一課、二課と合同で捜査に着手するが何者かによって関係者が次々と殺害されていく。謎の暗殺者に翻弄される警視庁。だが事態はさらに別の様相を呈し始める。追いつめられた沖津特捜部長の下した決断とは――生々しいまでに今という時代を反映する究極の警察小説シリーズ、激闘と悲哀の第5弾。(「内容紹介」より)

2位 いくさの底(古処誠二)
3位 紅城奇譚(鳥飼否宇)
4位 狩人の悪夢(有栖川有栖)
5位 開化鐵道探偵(山本巧次)
6位 AX アックス(伊坂幸太郎)
6位 義経号、北溟を疾る(辻真先)
8位 月と太陽の盤(宮内悠介)
8位 ホワイトラビット(伊坂幸太郎)
10位 悪魔を憐れむ(西澤保彦)

2017年

真実の10メートル手前

米澤穂信

1位 真実の10メートル手前(米澤穂信)

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの太刀洗と合流して取材を開始するが、徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める…。太刀洗はなにを考えているのか?滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執―己の身に痛みを引き受けながら、それらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。日本推理作家協会賞受賞後第一作「名を刻む死」、本書のために書き下ろされた「綱渡りの成功例」など。優れた技倆を示す粒揃いの六編。(「BOOK」データベースより)

2位 涙香迷宮(竹本健治)
3位 リボルバー・リリー(長浦京)
4位 彼女がエスパーだったころ(宮内悠介)
5位 静かな炎天(若竹七海)
6位 鍵の掛かった男(有栖川有栖)
7位 許されようとは思いません(芦沢央)
8位 挑戦者たち(法月綸太郎)
9位 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた(井上真偽)
10位 アメリカ最後の実験(宮内悠介)

2016年

王とサーカス

米澤穂信

1位 王とサーカス (米澤穂信) 

二〇〇一年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が勃発する。太刀洗はジャーナリストとして早速取材を開始したが、そんな彼女を嘲笑うかのように、彼女の前にはひとつの死体が転がり…。「この男は、わたしのために殺されたのか?あるいは―」疑問と苦悩の果てに、太刀洗が辿り着いた痛切な真実とは?『さよなら妖精』の出来事から十年の時を経て、太刀洗万智は異邦でふたたび、自らの人生をも左右するような大事件に遭遇する。二〇〇一年に実際に起きた王宮事件を取り込んで描いた壮大なフィクションにして、米澤ミステリの記念碑的傑作!(「BOOK」データベースより)

2位 戦場のコックたち (深緑野分) 
3位 ミステリー・アリーナ (深水黎一郎) 
4位 流 (東山彰良)
5位 その可能性はすでに考えた (井上真偽)
6位 オルゴーリェンヌ (北山猛邦)
7位 血の弔旗 (藤田宜永)
8位 キャプテンサンダーボルト (阿部和重、伊坂幸太郎)
9位 死と砂時計 (鳥飼否宇)
10位 さよならの手口 (若竹七海)

2015年

満願

米澤穂信

1位 満願 (米澤穂信) 

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、全六篇を収録。史上初めての三冠を達成したミステリー短篇集の金字塔。山本周五郎賞受賞。(「BOOK」データベースより)

2位 さよなら神様 (麻耶雄嵩)
3位 小さな異邦人 (連城三紀彦)
4位 アルモニカ・ディアボリカ (皆川博子)
5位 異次元の館の殺人 (芦辺拓)
6位 喝采 (藤田宜永)
7位 ○○○○○○○○殺人事件 (早坂吝)
8位 オーブランの少女 (深緑野分)
9位 東京自叙伝 (奥泉光)
10位 黒龍荘の惨劇 (岡田秀文)

2014年

ノックス・マシン

法月綸太郎

1位 ノックス・マシン (法月綸太郎) 

上海大学のユアンは国家科学技術局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容について確認したいというのだ。その論文のテーマとは、イギリスの作家ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール、「ノックスの十戒」だった。科学技術局に出頭したユアンは、想像を絶する任務を投げかけられる…。発表直後からSF&ミステリ界で絶賛された表題作「ノックス・マシン」、空前絶後の脱獄小説「バベルの牢獄」を含む、珠玉の中篇集。(「BOOK」データベースより)

2位 64(ロクヨン)(横山秀夫) 
3位 ヨハネスブルグの天使たち (宮内悠介) 
4位 教場 (長岡弘樹)
5位 ロスト・ケア (葉真中顕)
6位 リバーサイド・チルドレン (梓崎優)
7位 死神の浮力 (伊坂幸太郎)
8位 アリス殺し (小林泰三)
9位 代官山コールドケース (佐々木譲)
10位 わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (石持浅海)

2013年

幽女の如き怨むもの

三津田信三

1位 幽女の如き怨むもの(三津田信三)

十三歳で遊女となるべく売られた少女。“緋桜”と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は“幽女”の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した“刀城言耶”シリーズ第六長編、文庫降臨。(「BOOK」データベースより)

2位 キングを探せ(法月綸太郎)
3位 カラマーゾフの妹(高野史緒)
4位 機龍警察 暗黒市場(月村了衛)
5位 謎(リドル)の謎(ミステリ)その他の謎(リドル)(山口雅也)
5位 楽園のカンヴァス(原田マハ)
7位 屍者の帝国(伊藤計劃・円城塔)
8位 奇面館の殺人(綾辻行人)
9位 夜の国のクーパー(伊坂幸太郎)
10位 残穢(小野不由美)

2012年

折れた竜骨

米澤穂信

1位 

折れた竜骨(米澤穂信)

ロンドンから出帆し、北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナは、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、御身は恐るべき魔術の使い手である暗殺騎士に命を狙われている、と告げた…。いま最も注目を集める俊英が渾身の力で放ち絶賛を浴びた、魔術と剣と謎解きの巨編!第64回日本推理作家協会賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

2位 メルカトルかく語りき(麻耶雄嵩)
3位 開かせていただき光栄です(皆川博子)
4位 ジェノサイド(高野和明)
5位 絆回廊 新宿鮫X(大沢在昌)
6位 鍵のかかった部屋(貴志祐介)
7位 11 eleven(津原泰水)
7位 オーダーメイド殺人クラブ(辻村深月)
9位 ユリゴコロ(沼田まほかる)
10位 爛れた闇の帝国(飴村行)

2011年

Another

綾辻行人

1位 Another(綾辻行人)

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい何が起きているのか!?いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。(「BOOK」データベースより)

2位 悪の教典(貴志祐介)
3位 写楽 閉じた国の幻(島田荘司)
4位 犬なら普通のこと(矢作俊彦・司城志朗)
5位 叫びと祈り(梓崎優)
5位 水魑の如き沈むもの(三津田信三)
7位 隻眼の少女(麻耶雄嵩)
8位 シューマンの指(奥泉光)
9位 綺想宮殺人事件(芦辺拓)
10位 神の棘(須賀しのぶ)

2010年

造花の蜜

連城三紀彦

1位 造花の蜜(連城三紀彦)

歯科医の夫と離婚をし、実家に戻った香奈子は、その日息子の圭太を連れ、スーパーに出かけた。偶然再会した知人との話に気をとられ、圭太の姿を見失った香奈子は、咄嗟に“誘拐”の二文字を連想する。息子は無事に発見され安堵したのも束の間、後に息子から本当に誘拐されそうになった事実を聞かされる。―なんと犯人は「お父さん」を名乗ったというのだ。そして、平穏な日々が続いたひと月後、前代未聞の誘拐事件の幕が開く。各紙誌で絶賛を浴びたミステリの最高傑作がついに文庫化。(「BOOK」データベースより)

2位 ダブル・ジョーカー(柳広司)
3位 追想五断章(米澤穂信)
4位 黒百合(多島斗志之)
5位 新参者(東野圭吾)
6位 鷺と雪(北村薫)
7位 儚い羊たちの祝宴(米澤穂信)
8位 鬼の跫音(道尾秀介)
9位 粘膜蜥蜴(飴村行)
10位 福家警部補の再訪(大倉崇裕)

2009年

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎

1位 ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)

衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ?何が起こっているんだ?俺はやっていない―。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。(「BOOK」データベースより)

2位 山魔の如き嗤うもの(三津田信三)
3位 告白(湊かなえ)
4位 カラスの親指(道尾秀介)
5位 おそろし(宮部みゆき)
5位 ラットマン(道尾秀介)
7位 相棒(五十嵐貴久)
8位 ジョーカー・ゲーム(柳広司)
9位 もう誘拐なんてしない(東川篤哉)
10位 ディスコ探偵水曜日(舞城王太郎)

2008年

楽園

宮部みゆき

1位 楽園(宮部みゆき)

未曾有の連続誘拐殺人事件(「模倣犯」事件)から9年。取材者として肉薄した前畑滋子は、未だ事件のダメージから立ち直れずにいた。そこに舞い込んだ、女性からの奇妙な依頼。12歳で亡くした息子、等が“超能力”を有していたのか、真実を知りたい、というのだ。かくして滋子の眼前に、16年前の少女殺人事件の光景が立ち現れた。(「BOOK」データベースより)

2位 赤朽葉家の伝説(桜庭一樹)
3位 首無の如き祟るもの(三津田信三)
4位 離れた家(山沢晴雄)
5位 サクリファイス(近藤史恵)
6位 果断 隠蔽捜査2(今野敏)
7位 悪人(吉田修一)
7位 ノーフォールト(岡井崇)
9位 X橋付近(高城高)
10位 密室キングダム(柄刀一)